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日産自動車株式会社

スカウト・イベントで4名の採用に成功!ニッチな部門でも、アカリクなら優秀な学生が見つかる。

日産自動車株式会社

業 種

メーカー(機械・電気)

従業員数

23,525名(単独)

1933年設立。神奈川県横浜市西区に本社を置き、2023年に創立90周年を迎えた、日本有数の多国籍自動車メーカー。
同社の筆頭株主であるルノー、三菱自動車工業の3社で「ルノー・日産・三菱アライアンス」を形成している。

課題

  • 部門間で応募の偏りがあった
  • 幅広い理系の母集団形成
  • 様々な採用施策を実施したい

導入の決め手

  • ピンポイントなアプローチが可能
  • 募集に合わせてターゲットを絞り込める
  • スピーディーで柔軟な対応

効果

  • 優秀な理系学生4名の採用に成功
  • スカウト、イベントそれぞれで採用
  • 1対1の対面型イベント開催を実現

日産自動車社は、国産自動車メーカーの中でも特にグローバルプレゼンスが高く、電気自動車や自動運転といった最先端技術に強みがある企業。同社は新卒採用において職種別採用を実施しており、生産技術開発ポジションで理系採用に注力する中、アカリクのスカウト・イベントサービスを利用し、24年卒は4名の採用に成功しました。導入の経緯や、どのような効果があったか等、人事担当の畠山様にお伺いしました。

職種別採用を取り入れる日産。事業の根幹となるポジションで理系採用

ーー現在の新卒採用の体制、畠山様のミッションについて教えてください。

新卒採用の体制としては4名で、技術系と事務系に分かれています。弊社では職種別採用を取り入れており、私自身は2018年に新卒で人事として入社しました。現在は生産技術開発部の人事として新卒・中途採用業務を担当しています。

ーー「生産技術開発」はどのような部門になるのでしょうか。

生産技術開発は、ものづくりの部門に属しており、R&Dが研究開発し、生み出された製品を、具体的に量産し、販売できる商品にどう作り上げていくか考えることが生産技術開発の役割です。また日本市場だけでなく、海外市場に展開するといった部分も領域となります。

ーー直近の新卒採用のご状況についてお聞かせください。

生産技術開発部では、これまで新卒採用を継続して行ってきました。22・23年の実績としては、大体60名規模の採用となっており、24年は80名規模の採用を目指しておりました。採用の母集団は着実に増えており、全社的にも同様の傾向となっています。

アカリクならニッチな部門でもピンポイントな理系採用を実現!

ーー採用ターゲットとなる学生について教えてください。

自動車会社だと、機械工学系に絞られるのではと思われがちなのですが、化学や生物など幅広い理系学生をターゲットにしております。昨今、EVの波もあり、技術も多様化しているため、色々な分野の知見を持つ学生を幅広く募集したいと思っています。全社的には文系・理系問わず募集していますが、生産技術開発は、理系に絞って募集しています。

ーーアカリク導入前にはどのような採用課題がございましたか。

生産技術開発の中でも、車両生産技術開発、パワートレイン、サプライチェーンマネジメント、インドストリアルエンジニアの4つの部門に分かれております。この4つの分野で学生を集めなければならない中で、人気度で集客にばらつきが起きていることが課題でした。

学生からすると、車両生産技術開発が一番イメージがしやすく、応募が入りやすい傾向でした。一方でパワートレインやサプライチェーンなど、外から見えないものは仕事内容やキャリアのイメージがつかないケースが多く集まりきらなかったんです。

そのため、部門毎にピンポイントで募集をかけたいと考えていた中で、アカリクなら柔軟にターゲットを絞り、かつスピーディーに集客に繋げられると思い、導入を決定しました。

スカウト・単独&合同イベントで、4名の採用に成功!

ーーアカリクの導入時期、利用サービスについて教えてください。

各ポジションでの採用に向けて、裾野を広げるために様々なサービスを利用しました。
まず、2023年5月の合同イベントから導入しました。利用開始時は手詰まり感があったので、できることをやっていこうという意向で、開催タイミングが良かった合同イベントのサービスから開始しました。
その後、取れていないところを補うためスカウトを利用しながら、更なる母集団形成のため、単独イベントのサービスも利用しました。当日は現場社員を呼び、学生との接点を増やしつつ、志望度UPを図りました。

ーーアカリクのスカウト・イベントは、どのように活用されましたか?

アカリクの活用方法としては、単独・合同イベントや、スカウトは全て「個別面談に繋げる」をゴールに利用しました。単独イベントも生産技術に興味がある方を集め、学生が応募しやすくなるよう個別相談会を実施し、1対1で接点を取るようにしておりました。
スカウトでは、パワートレインとサプライチェーンの学生を集めたかったため、それぞれ粉体や化学に精通している学生、情報系やAIを専攻している学生を中心に送付しました。

ーーアカリク経由の採用実績について教えてください。

アカリク経由で4名の内定承諾を獲得することができました。合同イベント経由で1名、単独イベント経由が2名、スカウト経由で1名の採用ができました。

アカリクの柔軟性ある対応で、1対1の対面式イベントを実現!研究を突き詰めた優秀な理系院生に出会える

ーーアカリクで出会った理系院生の印象についてお聞かせください。

アカリクで出会った理系院生は、研究を突き詰めてきた経験から、面接でも自分のやってきたことをしっかりと話せる学生が多く、評価の高い方が多かった印象です。
また、2023年7月に単独のイベントを利用しましたが、学生視点では、この時期だと少し出遅れている印象があるかもしれません。しかし、弊社としては逆にこの時期の学生は研究に取り組み切り、真面目で誠実な学生が多く、人事面談でも真摯な受け答えなどがとても印象的だったことをよく覚えております。

ーーアカリクのサービス、担当者への印象はいかがでしたか?

他社と比べて、柔軟性が非常に高い印象を持ちました。他媒体も検討したのですが、自社の要望をピンポイントで抑えてくれていたのはアカリクでした。

特に、単独イベントでは、弊社が実現したかったことをスピーディーに叶えてもらえたのでとても助かりました。去年の単独イベントの時期は、まだオンラインが主流の中、学生と社員が1対1で直接触れ合うイベントを実施したいと考えておりました。そんな要望をスムーズに実現いただき、採用に繋がる貴重な機会・経験になったと思っています。

アカリクの担当者には、MTG後すぐにアクションプランを提示してもらえたり、スカウトのサポートも非常にスムーズだったりと、スピーディーな対応がとても良かったです。

今後は「理系女性」の採用もアカリクで強化

ーーアカリクに今後期待していることはございますでしょうか。

スピーディなアクションや柔軟性が高く、色々と始められた一方で、学生への細かいフォロー対応が課題となってしまったと振り返っております。今後より一層アカリクの担当者と連携させていただき、体制の整備・フォローも見据えた設計をしたいと思っています。
また合同イベントで更に盛り上げる工夫があれば、積極的にご提案いただけると嬉しいです。

ーー最後に、今後の理系採用、アカリクの利用について教えてください。

今まさにアカリクの担当者と連携している部分ですが、弊社の採用課題として理系女性が減少傾向にあるので、25年卒は理系女性の採用強化に向けて注力していきたいと思います。