初めての新卒採用でアカリクのスカウトを活用。工数を削減しつつ、優秀な人材の採用に成功!
課題
- 新卒採用を開始したばかりのため、ノウハウが少ない
- 応募者数は多いが、次の選考に進む学生が少ない
導入の決め手
- 理系採用に強く、大学院生に特化している
- 費用面でのチャレンジのしやすさ
効果
- 少ない母集団からでも確実に採用できた
- 意欲が高い優秀な人材を採用できた
代表取締役の小西様、採用担当の渡邊様、システムマネジメント部の布施様にお話を伺いました。
エントリーから次の選考に進む学生が少ないことが課題
―――アカリクのサービスを導入する前の課題や、導入したきっかけを教えてください。
布施:他社の採用支援サービスを利用して、学部生の方々をターゲットに採用を試みたこともありましたが、この時は残念ながら採用に至る方がいませんでした。エントリーは40~50名ほどいらっしゃいましたが、ちょうどコロナの時期だったこともあり、説明会に来られた方はたったの2~3名しかいらっしゃらなくて。そこから面接に進んだ方はいらっしゃいませんでした。
渡邊:当時は、30代の社員が多かったので、すごく若い人を入れてしまうと年齢のギャップが大きいのではないかと思い、その中間ぐらいの院卒の方も良いのではと思っていました。
アカリクは、社長のご友人からの紹介で知りました。大学院生の採用支援を行っており、費用面でもチャレンジしやすく、実績もしっかりお聞きした上で使用することに決めました。
目的意識や論理的思考力のある院生との出会いを期待
―――アカリクではどのような学生と出会えることを期待していたのでしょうか?
小西:物事に対し目的を意識して取り組める方や、論理的思考力の高い方と出会うことを期待していましたね。
布施:逆に専門的な技術は入社してから勉強してもらうことになるので、高い専門性やスキルが際立っている人を採用したい、という気持ちは強くなかったです。
アカリクは小さな母集団から確実に採用できる
―――実際にアカリクを導入して、どのような効果がありましたか?
2020年度:応募 10名、内定 2名、採用 2名
2021年度:応募 20名、内定 3名、採用 2名
渡邊:アカリクの学生プロフィールは、研究内容の記載がしっかりされているところが特徴的ですよね。人材のデータも見やすくて、ITスキルなども細かく分類分けされているので、スカウトする際に使いやすいです。100名や200名も応募者がいると管理が大変で、さばくために工数もかかりますが、その点アカリクは小さな母集団の中から確実に採用できているので工数もかからずとても良いです。
布施:現在コロナの影響もあり、会社説明会はWebで一対一の個別形式で行っています。社長が学生さんの顔を見ながら資料を説明したあと、会社の事をさらに詳しく1時間、など時間をかけて説明し、「よければ後日また面接させてください」みたいな感じで行っています。多くの方が弊社に興味を持っていただき、次の選考に進みます。一次面接ではいろんな話を聞かせてもらって、「後はもう1回最終面接を対面でやりましょう。オフィスも見学していただいて」という感じで行うことで、少ない母集団からでも採用に至っているイメージです。
―――スカウトの内容やペルソナはどのように設定されていますか?
布施:「理系の方」というくらいであまり絞ってはいません。ITスキルなど優先順位をつけることもありますが、専門的な技術は結局のところ入社してから勉強してもらうことになるので、すごくできる人とかそういう探し方はあまりしてないイメージですね。
小西:スカウトのメールを送る時には、研究内容やプロフィールをしっかりと拝見しています。自分の研究テーマに対してしっかりとした目的意識をもって取り組まれてる方などに対して、意識的にスカウトメールを送らせていただいています。
渡邊:弊社は最新技術や今話題の技術を取り入れた開発をしていて、そこに興味がある学生さんが多いんじゃないかと考えています。そのため、スカウトメールを送る際は、トレンドの最新技術を取り入れて開発していることや、他社様に負けない自社内開発100%であることを記載しています。以前オフィス見学された学生さんに「静かで集中しやすく、研究室に似ている」と好評いただいたこともあり、社内の環境などについても記載していてます。
院生は意欲が高く、就活後半の時期にも優秀な学生に出会える
―――大学院生を採用した感想をお聞かせください
渡邊:面接の日程を調整する段階からすでに院生は学部生と違っていて、すごくしっかりしている印象を受けました。
布施:大人っぽいというか、就職活動に対してしっかりやろうという意欲を感じます。あとは、ご自身がされてきた研究や経験をこういう風に活かしたいとか、こういうところを見てもらいたいとか、その辺の意識が高いなと思います。
院生の方と話した後に学部生の方と話すと、より違いを感じますね。
アカリクを継続する理由
―――他にも同じようなスカウトサービスだったり、理系に特化した採用支援の会社様はあると思いますが、アカリクを継続していただいている最大の理由は何ですか?
渡邊:繰り返しになりますが、工数の面での利点が大きいですね。応募が100人だったらそれをさばくために工数がかかりますが、小さな母集団の中から確実に採用できていることがアカリクを利用している特に大きな理由です。ちゃんと結果が出ているので、他社様のサービスを見たり、比較検討したりはほとんどしていません。たまに社長から「この会社見てみて」とか言われることはありますが、これからもアカリクさんがいいなと思っています。
布施:チラ見くらいはしても、ほかのスカウトサービスや採用支援会社様を検討することは、今後も含めてないかもしれないですね。