アカリクで4名の理系院生を採用!
「待ちの採用」からスカウトによる「攻めの採用」へ
課題
- ナビサイトなど「待ちの採用」での母集団形成
- ターゲット学生に自社・業界の魅力を伝えられない
導入の決め手
- メインターゲットである理系学生に強い
- 機能・費用など総合的に見て導入ハードルが低い
効果
- アカリク経由の内定者が全体の80%を占める
- ミスマッチの改善により、内定承諾率が65%に
弁理士法人オンダ国際特許事務所は、特許や実用新案、デザインを保護する意匠、ブランド名を保護する商標などの知的財産権の出願代理業務をはじめ、お客様の知財活動を幅広くサポートしています。特許技術者というニッチなポジションでの採用に苦戦する中、アカリクを導入したことで、24年卒は5名の採用に成功しました。なぜアカリクを導入し、どのような効果があったのかについて、人事担当の加瀬様にお伺いしました。
コロナウイルスの影響もあり、従来の「待ちの採用」では限界に。
ーー24年卒の新卒採用における募集ポジションについて教えてください。
新卒は、特許技術者という理系の技術系ポジションと、国際事務、一般事務といった事務系ポジションがあります。アカリク経由で採用をしているポジションは特許技術者です。
ーーアカリク導入前は、新卒採用にどのような課題がございましたか?
長年、ガイダンスやナビサイトをメインに採用活動をしていました。しかし、コロナウィルスの流行で対面のガイダンスは集客が難しくなり、ナビサイトでの「待ちの採用」では大手企業との競争に勝てず、母集団形成ができないという課題がありました。
また、特許業界自体がニッチな業界であるため、学生の方々に知られていない中での受け身な採用施策に限界を感じていました。
「待ちの採用」からの脱却。スカウトを使った積極的なアプローチへ
ーー母集団形成の課題に対し、どのような施策を検討されていたのでしょうか。
弊社が採用したい特許技術者のポジションは理系学生をターゲットとしています。東京、大阪採用では学生数は多いものの、本社の岐阜採用では立地的に学生数が少ないという課題がありました。また、特許業界は学生の認知度が低いという課題もありました。そのような状況の中で、「待ちの採用」ではターゲット学生に自社の魅力を伝えるための接点を創出できないと考えていました。そこで、ターゲット学生を見つけ、特許業界のことを直接伝えられる「スカウトサービス」での積極的なアプローチを検討していました。
ーーアカリク導入の決め手がありましたら教えてください。
数あるスカウトサービスの中から、アカリクを選んだ理由は2つあります。
1つは弊社のメインターゲットである理系学生に特化したサービスであるためです。他媒体では出会えないような、優秀な理系学生との接点創出ができる点に魅力を感じていました。
2つ目は他媒体と比べての費用面の優位性です。効果があるかわからない状態で高い予算を割くことが難しい中、導入のハードルが低く、まずやってみようというアクションを起こしやすかったです。
内定者の8割がアカリク経由。ミスマッチを減らし、高い承諾率を実現!
ーーアカリク導入後、採用活動にどのような効果がございましたか?
23卒の内定者の55%24卒の内定者の80%がアカリク経由で、非常に高い効果が出ています。現状アカリクさん無しでは弊社の新卒採用は成り立たないという状態です!
スカウトで一人ひとりの学生との接点を創出でき、学生に向き合う思いがより一層強くなっていると思います。また、学生にとっても社員との交流が増えたことで、弊社のことをよく理解した上で志望してくれるので、ミスマッチが減っていると実感しています。
ーーアカリク導入後の所感や、利用中のエピソード等がありましたら教えてください。
アカリクは、スカウトを送るターゲット学生を詳細に絞り込みできるため、非常に有効だったと感じています。また、学生の自己PRや研究内容など細かく記載があるため、一つ一つ読み込んだ上で、プロフィール内容を引用し、この業界で学生の持つ能力をどう活かせるかという視点で訴求ができました。
ーーアカリクの営業担当者との印象に残っているエピソードはございましたか?
弊社の人事社員は全員文系出身で、理系学生の志向性やスケジュールなど、分からない点が多かったのですが、あらゆる質問に丁寧に教えていただきました。アカリク担当者のサポートなしには、成り立たないくらい絶大な信頼をおいています。今後もぜひともフォローいただきたいです!
アカリクで「好奇心旺盛」で「考える力」がある優秀な人材に出会えた。
ーー採用したいターゲットとなる学生像について教えてください。
分野としては、電気・電子系や情報系の学生がベストです。ただ、専門分野を活かしたいという理系学生は多いと思うのですが、弊社の場合、どの分野の仕事をお願いするかはその時の受任状況等によるため、、採用段階ではお約束ができません。そのため、分野に対する強いこだわりではなく、好奇心旺盛で様々な分野や新しい技術に興味を持てる人材が良いと考えています。
ーーアカリク経由で内定承諾した方々の印象はいかがでしょうか?
今回アカリク経由で内定承諾された方は、バイオ系専攻の博士が3名、電気・電子系専攻の修士が1名で、合計4名です。4名とも直接お話する中で、特許という領域でチャレンジすることに非常に興味を持っていただいている印象でした。また、高い英語力をお持ちであることや、安心してお客様対応を任せられるコミュニケーションスキル、人物面の良さの部分なども含めて、マッチ度の高い人材を採用することができたと実感しています。
ーー理系院生を積極的に採用しているとのことですが、学部生と比べどのような違いがありますか?
院生を条件にしているわけではないですが、結果的に内定に至っている人材の多くが院生という状況です。特許事務所の仕事は要件定義が難しく、なるべくシンプルに発明の本質や本懐を突き詰めて「考える力」が必要となってきます。日々研究を行っている院生は、既にレベルの高い「考える力」を備えている印象で、弊社が求める人材に適していると思います。
圧倒的な内定率のアカリクで、今後も結果の出る採用を。
ーー今後の採用について教えてください。
機電情系の学生の更なる母集団形成が最も強化したいポイントですが、ピンポイントな分野だけを狙った集客は難しいと感じています。既にアカリク担当者とも連携しておりますが、プログラミング経験のある学生や、研究内容のマッチ度が高い学生など、今後は少し幅を広げながら、アプローチしていきたいと思っています。
ーー今後アカリクをどのように活用していきたいですか?
アカリクは弊社が求めるターゲット層との親和性が高く、登録学生の質が高い印象です。また、他媒体と比べて、内定率が圧倒的に高いです。今後も結果にこだわり、学生の質の高さにウェイトを置いた採用を進めたいので、引き続きアカリクを最大限活用していきたいと思います。