アカリクで12名の理系採用に成功!ダイレクトリクルーティング&人材紹介で、高い承諾率を実現!
課題
- 親和性の高い人材とのマッチング
- 優秀な学生を取りこぼさない採用
- 数と質の両面を強化したい
導入の決め手
- 何か一つを突き詰めてきた学生が登録
- スカウトや人材紹介など様々な施策が利用可能
- 営業担当が細かく伴走するサービス設計
効果
- 自社が求める理系学生12名の採用に成功
- スカウトでも人材紹介でも、高い承諾率を実現
- イベントや採用動画など幅広い施策の打ち出し
インターネットイニシアティブ社は、「日本で初めて商用インターネット接続サービスを始めた会社」として、日本最大規模のバックボーンネットワークの構築・運用や幅広い事業領域にてサービスの開発・インテグレーションの事業を運営しています。特に技術職ポジションにおいて採用に注力する中、アカリクの様々なサービスを利用し、24年卒は12名の採用に成功しました。導入の経緯や、どのような効果があったか等、人事担当の田中様にお伺いしました。
ITの先駆者として、求めるのは主体性・ITへの興味・学びを深める姿勢。
ーー新卒採用において、どのポジションで募集を行っていますか?
新卒は、総合職採用とビジネスサポート職採用を行っておりますが、総合職採用では営業職・技術職・コーポレートスタッフ職の採用を行っております。技術職は大きく二種類に分けられまして、一つ目はサービス開発エンジニア(自社サービスの企画/開発/運用)のポジション、もう一つはシステムエンジニア/プロジェクトマネージャー(システムインテグレーション)のポジションになります。
ーー職種別や、学部生・院生の比率について教えてください。
現在の職種別の割合は、技術職が約7割、営業が約2割、その他約1割という構成です。
営業や、スタッフはほぼ学部生ですが、技術職では約3割程度が院生(修士・博士)となっています。どの職種においても学部生・院生に関わらず採用を行っており、募集の段階ではITのスキルがない方でも応募が可能です。
ーーどのような学生がターゲットになりますか?
学生とのマッチングにおいて重視しているのが次の3点になります。
まず、弊社は自由で裁量権のある会社なのでチャレンジしようとする主体性があること。次に、IT業界は変化が激しく、常に学び続けることが必要になるので、スキル面に関係なく、IT領域に対する強い興味関心があること。最後に、ITに限らず興味のある分野に対して、学びを深められるかどうか。これは、他分野でも突き詰めた学習ができる方ならITにも応用できると考えているためです。
ーー直近の新卒採用の実績についてはいかがでしょうか。
直近の採用実績は、23卒は目標150名に対して153名採用、24卒は目標171名に対して215名採用と大幅に達成できています。弊社では、優秀な人材を取りこぼさず採用しようというスタンスで採用活動を行っています。
スカウト、イベント、人材紹介、採用動画… アカリクの様々なサービスを通して、理系採用を活性化。
ーーアカリク導入後、どのようにサービスを利用されていますか?
IIJでは、技術職にマッチしている人材として、何か一つを突き詰めてきた優秀な学生を採用したいと考えております。そのような学生にスカウトでピンポイントにアプローチできるダイレクトリクルーティングは有効な施策として、継続して利用しています。
また、アカリクではダイレクトリクルーティングに加えて、イベント出展や人材紹介など、様々なサービスを利用しています。
ーー各サービスについて、導入した理由や利用後の所感など教えてください。
■アカリクイベントについて
スカウトを通してアカリクの登録学生との親和性が高いと感じる中、取りこぼしなく認知してもらうことが重要だと考えていました。そのため、多くの学生に対して広く周知し、母集団を集める目的でイベントサービスを定期的に利用しています。
イベントではIIJを知って、覚えてもらうことが重要だと考え、全国高校野球のネット配信をしている会社である点や、他国の通信インフラの改善など大規模なプロジェクトに携わっている点など、「IIJはこんな会社」とエピソードからイメージしてもらえることを意識しています。
■アカリク就職エージェント(人材紹介)について
RA(企業担当)・CA(人材担当)からの情報共有・意向のキャッチアップ、承諾率を上げるための対策などを教えてくださる姿勢から、人材紹介の質の高さを感じ、24卒採用から利用を開始しました。
私自身が人材エージェントをしていた経験があり、RA/CAの視点で連携を深めることができると感じています。
成果としても、初年度から4名の採用も実現できており、非常に助かっています。
■採用動画制作サービスについて
弊社の課題として、説明会でざっくりとした仕事内容は伝えられるものの、1日の具体的な過ごし方が不明確なため、辞退に繋がってしまうことがありました。そこで採用動画であれば、分かりやすく伝えられるのではと思い、導入に至りました。アカリクの媒体に掲載できる点や、制作から運用/効果測定までできる点も非常に良かったです。
リリースしたばかりですが、社内での評判は良く、学生からも良い反応を得られています。
アカリクならスカウトでも人材紹介でも、承諾率の高い採用が実現可能。
ーーアカリクを導入して良かった点について教えてください。
承諾率が非常に高かった点です。ダイレクトリクルーティングも人材紹介も、面談を挟んで選考に進むため、本人の意向が高い印象でした。実際に、通常の流入よりも承諾に関わるまでの各係数が高かったと思います。
ーー人材紹介を利用しての所感やエピソードはございますか?
人材紹介においては、自然流入だけでは絞りきれないターゲットを捉えられたと実感しています。また、アカリク側がIIJの事を考えた上で、目標数と提案後のFBを行ってくださったことで、紹介いただく人材の精度を高めていく流れが構築できたと思います。これを実現するにあたって、担当営業と週4日、ほぼ毎日電話で人材のFBや紹介の精度などすり合わせを行いましたが、やりとりが非常にスムーズだったのでとてもやりやすかったです。電話を通して都度コミュニケーションを取れたので、微妙なニュアンスや温度感が伝わりやすかったです。
アカリクで12名の採用に成功。研究にまっすぐ向き合ってきた、個性ある理系学生と出会えた。
ーーアカリクからの採用実績を教えてください。
ダイレクトリクルーティングでの採用は8名です。
24卒からは人材紹介サービスも利用しておりまして、技術職で4名の実績があります。
ーーアカリクで採用・接触できた学生とのエピソードなどはございますか。
採用できた物理系の学生は、初回面談からIIJのファンとして選考に参加してくれました。内定後に弊社から教授に御礼訪問をしたいという依頼もスムーズに受けてくれるなど、良好な関係を築きやすい方でした。
その他、スカウト経由で採用できた学生で、初回面談時は本格的に就活を始めていなかったところから、最終的に他社選考を受けずにIIJ一本で臨んでくれた方がいました。このような学生は面談をしていなかったら、弊社を受けてくれることもなかったと思いますので、印象に残っています。
また、紹介経由での面談時に「IIJを受けるか迷った」と正直に話してくれた、情報系の学生がいました。その後の選考を丁寧にフォローしたところ「なんでそんなに丁寧にしてくれるのか」という感想をもらい、温度感が低いところから最終的には採用に至ったので、とても印象深かったです。
ーー大学院生を採用する理由、採用後の印象を教えてください。
大学院生には、良い意味で個性が強い方が多い印象を受けました。特に自分の研究にまっすぐ向き合ってきた方が多く、そういった方はIIJとの親和性が高いと感じています。
また、実際に採用した学生は専門分野がIT系ではない方も多く、異なる学問・研究でひたむきに頑張ってきた経験を、今後のキャリアで活かしたいという強い意志を感じました。
25卒採用は「数」も「質」も意識した採用施策で目標達成を目指す。
ーー今後の採用について教えていただけますか。
まずは25卒採用の目標である200名の獲得を目指し、「数」を達成するという点はコミットし続けたいと思っています。一方で、「質」の面では、ITのことが大好きな学生・何か一つを突き詰めてきた学生を採用したいです。弊社が求める、IIJらしい学生をどう増やすかがポイントだと思っています。スカウトやイベントで流入した学生に選考参加まで進んでもらうため、制作した採用動画を活用する等、様々な施策で母集団の「数」も「質」も高めていきたいと考えています。