スカウト40通 → 応募10名 → 6名決定。
現場エンジニアが驚くほど優秀なインターン生の採用に成功!
課題
- 初めての新卒採用
- リソースを割けない
- 母集団形成
導入の決め手
- 規模感
- 質の高いデータベース
効果
- 期待以上の人材と出会えた
- 少ないリソースで6名のインターン採用
SRE技術支援事業を柱に、データ統合プラットフォーム事業やセキュリティサービスなどを展開している株式会社スリーシェイク。
2024年卒から本格的に新卒採用を始め、約40通のスカウトから6名のインターン採用に成功しました。初めての新卒採用であることに加え、市場に少ないインフラ系エンジニアの採用となる中、なぜアカリクを導入し、どのようにして成果を上げることができたのか。採用担当の小澤様に伺いました。
初めての新卒採用となる中、市場に少ないインフラ系エンジニアの母集団形成が課題だった
ーーアカリク導入前の採用活動について教えてください。
実は、アカリクを導入した2024年新卒の募集が、初めての新卒採用でした。
今まで、インターンシップから正社員になった方はいましたが、正式な新卒採用を開始したのは、2024年卒が初めてになります。
ーー新卒採用のターゲット層について教えてください。
弊社はプログラミング経験があり、インフラ系の技術に興味のある方をターゲットとしています。例えば、AmazonWebService(アマゾンウェブサービス)や、GoogleCloudPlatform(グーグルクラウドプラットフォーム)、あとはKubernetes、Docker等を触ったことがあるか、そして面談を通して、コミュニケーションが問題なくとれるか、大きくこの二点を採用要件として見させていただいております。
ーー採用開始にあたり、課題などはありましたでしょうか。
やはり、インフラ系の人材は市場にいる母数が圧倒的に少ないという印象を感じていました。弊社が求める人材はレベルが高めだということもあり、市場でそういった方々を探そうとしても、これまではなかなか出会えておりませんでした。
加えて、弊社は中途採用がメインでしたので、採用イベントに参加したり、大学訪問したりと、新卒採用にも大きくリソースを割くことは物理的に難しいというのが実情でした。コスト面、時間面に制限がある中で、どのように母集団を確保していくかというのが課題になり、最終的に、スカウトにより工数少なく採用に繋がればベストだという結論に至りました。
期待していたのは「質の高いエンジニア学生」との出会い
ーーアカリクを知ったきっかけや、導入の経緯について教えてください。
実は、前職の同僚がアカリク出身で、他媒体との比較や、アカリクという媒体の特徴について教わっていた内容をずっと覚えていました。そのため、新卒採用をスタートするにあたり、弊社の規模感に合い、弊社にマッチした思考を持つ質の良い学生のデータベースを持っているという点から、アカリクに決めました。
ーーどういった点に特に期待されていたのでしょうか。
端的にいうと学生の「質」です。
弊社の場合、面談をする際にエンジニアに同席してもらうため、関係者のリソースを割くのも結構困難でして、時間を頂くからには百発百中で採用に繋げたいという想いがありました。
スカウトを送って面談した方すべてが採用の検討に乗るくらいの質であることを目指して進めていたので、エンジニアの質の高さに定評があるアカリクが一番期待できるのではないかと思いました。
ーーアカリクを選んだ決め手について教えてください。
正直、私の中ではほぼ決めていたのですが、比較をするという意味でも、大手の媒体のお話を聞いたり、エンジニアに強い媒体や、エージェントにも集客についてのお話を伺いました。私自身がすでに信頼していたということもありますが、他社と比べてもアカリクがコスト面でも、質の部分でも非常に優れていることを改めて認識できましたので、最終的にアカリクに決めさせていただきました。
約40通のスカウトから10名の応募。面談した学生全員が期待以上の人材だった
ーー導入後の効果や、実績、所感についていかがでしょうか。
結論、使って非常によかったというのが一番の感想です!
これは面談に同席したエンジニアからも声が挙がってまして、面談を通して、学生の地頭の良さ、インフラへの興味の高さなど伺うことができ、お会いした学生の方すべてが、弊社の期待していた以上の人材でした。実際、スカウトは3〜40通送りましたが、そのうち約10名から応募を頂き、6名が決定となりました。数字的にも満足のいく結果になったのは、アカリクのお陰だと思います。元々、まずは短期インターンに参加いただき、その中で特によかった方を対象に長期インターンへ招待するという流れを想定していましたが、今回は短期インターン参加の6名のうち3名が長期インターンへも参加いただけております。
ーー大学院生と学部生の違いなどはありましたでしょうか。
実は、面談した方は皆さん大学院生の方でしたので、学部生との比較ができないのが正直なところです。面談をした人数は全体で8名ほどでしたが、そのうち最初に面談をした6名で、すぐに満場一致で採用が決まりました。理由としては、やはり皆さんがインフラ系に何かしらの興味を持っていたり、将来的にSREを学びたいという意欲のある方々だったということが大きかったと思います。コミュニケーションの部分も全く問題なく、エンジニアとのロジカルな会話もできていましたし、その他の弊社の要件を満たしていましたので、ギャップを感じることなく採用を決めることができました。
アカリクだからこそできた優秀な人材を取りこぼさないアプローチ手法
ーーアカリクご利用中に印象に残ったエピソードがありましたら教えてください。
・アカリク担当者とのエピソード
正直、かなりスムーズに進んでいたため、担当者の方ともお互いに喜び半分、驚き半分な状態での採用活動でした。振り返ると、定期MTGの際に、担当者の方とエンジニア採用の実情や、エンジニアの技術みたいな話をしたことが良い思い出として記憶に残っています。
また、スカウトの送り方についても、「あしあと」や「気になる!」などの効果的な使い方を教えていただけたことで、マッチしそうな方にアプローチする選択肢が広がり、母集団を確保できました。優秀な人材を取りこぼさない採用活動ができたのは、色々と教えていただいた担当者の方のお陰だと思っています。
・スカウト機能についてのエピソード
まず、登録されている学生一人一人がきちんとレジュメを書いている点は感心しましたし、スカウトを送る上で非常に良い点だと思いました。ご自身の研究内容について皆さんかなり細かく書かれていたので、こちらも想像しやすく明確に理解することができました。一人一人の内容を丁寧に見させていただくので時間はかかるのですが、学生の想いや、やりたいこと、やってきたことがちゃんと伝わるので非常に良かったと印象に残っています。
アカリクの学生は質が高く、研究内容や将来像が明確化されている
ーー今回インターン採用が決まった6名の方の専攻や研究内容について教えてください。
研究内容は多岐に渡り、皆さん割とバラバラです。弊社では特段、研究内容で絞っているわけではないので、理系文系問わず見ていました。
採用活動中に印象に残っているエピソードとして、コンテナ技術を勉強している学生がおり、本人としては「個人の活動の一環として研鑽を積んでいます」とのことだったのですが、学生が触るにはかなりレベルの高い分野になるので、これを自身で研鑽してやっているというのは、どれだけの興味を持ってやっているんだろうとエンジニアと一緒に「すごい学生だね」と驚いたのを覚えています。
また、学生全体を通して、それぞれの想いや考えが明確化されていて、その上でしっかりと研究を積み重ね、今後やりたいことのビジョンがしっかりしている学生の方々が多いと感じています。
積極的に「インターンでこんなことを学びたい」、「こういうエンジニアになりたい」というお話をしてくださったので、しっかりと自身の方向性を定めてインターンに応募されていることが伝わりました。
現場エンジニアも驚く、インターン生のレベルの高さ
ーーその他、インターン時のエピソードなどがありましたらお願いいたします。
実は、今回のインターンでは、最後に成果を発表する場を設け、その内容を全社員向けに公開しました。その内容を見た社員から、今の学生のレベルの高さや、内容に対してかなりの反響をいただきました。それだけ参加いただいた学生が優秀だったということもありますが、社内の評価が非常に高かったこともあり、来年以降も継続して開催することになりました。
今後はスカウト以外のアプローチも含め、アカリクを活用していきたい
ーー新卒採用における今後の採用計画について教えてください。
2025卒以降も新卒採用を行う予定です。弊社は中途採用がメインではあるので、新卒採用のウエイトとしてはそこまで大きくないかと思いますが、将来的にスリーシェイクという会社の文化をきちんと継承していきたいと思っているので、何名かずつは毎年採用していきたいと考えています。
ーー継続してアカリクを利用する理由について教えてください。
ずばり、実績が非常に良かったという点が挙げられます。今年は2回ほどインターンを行う予定でいますので、2回ともアカリクにて集客の部分をお願いしたいと考えています。運用についても、スカウトを中心に前回同様に進める予定ですが、今年は準備に余裕があるので、新たに弊社のエンジニアを含めてイベントに参加する等のアプローチも検討していきたいと思っています。