院卒の初任給はいくら?生涯年収とともに学歴別に比較した結果を紹介

アカリクコラム
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「大学院に行こうか悩んでいるけど、院卒でも給料は低い?」

「学部卒は2年分多く働くし生涯年収は学部卒の方が多そう」

と思っていませんか?

学部卒の方が2年間多く働いている分、院卒(修士課程修了)の生涯もらえる給料は低いように感じます。

しかしながら、現在院卒で就職した方が、給料が高く、生涯年収も学部卒よりも大幅に多いです。

そこで今回は、大学院に入学しようか悩んでいるあなたのために、

・院卒と学部卒の初任給の違い

・院卒と学部卒の生涯年収の違い

・大学院の学費

について紹介していきますので最後までお読みください。

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院卒の初任給は?

院卒(修士課程修了)の初任給について紹介します。厚生労働省による「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況」によると、令和元年の大学院修士課程修了者の初任給は、23万8900円ということがわかりました。なお、「大学院修士課程修了」というのは院卒のことを表します。

男女別で比較すると、男性が23万9000円、女性が23万8300円とほぼ同じです。

また、平成29年の院卒生の初任給が平成29年23万3400円、平成30年が23万8700円と過去と比較して増えているということがわかりました。

なお、初任給から雇用保険と所得税が差し引かれる額が手取りとなります。初任給の場合、年金や健康保険を払う必要がないため、控除額が1万円満たないでしょう。ただし、社宅や寮に住んでいる場合、住宅手当が差し引かれるため、控除額が1万円以上超える可能性もあります。

院卒の初任給は学部卒よりも約3万円高い

先ほどの厚生労働省の調査によると、学部卒の初任給が20万6100円で、院卒の23万8900円と比べて約3万円の差があるということがわかりました。初任給だけを比較すると大学院に入った方がいいと感じますよね。

院卒の方が初任給の高い理由は2つあります。

1つ目は院卒の場合、専門的な知識やスキルを持っているからです。院生は2年間研究を行う過程で、特定の分野に関して専門的な能力や研究スキルが得られます。そのため、専門的な仕事において貴重な存在として扱われることから、学部卒の人よりも給料が高くなります。

2つ目はほとんどの企業が学歴で給料を決めているからです。求人情報を見ると院卒と学部卒の給料が分かれており、院卒の方が必ず高いですよね。多くの企業で院卒というだけで優秀な人材としてみなされているため、給料が高くなります。

企業によっては、学部卒と院卒で最初から階級が違う場合も少なくありません。

院卒の生涯年収を解説

初任給では院卒の方が学部卒より高いですが、生涯年収はどれくらい違うのでしょうか?2年分多く働いている学部卒の方が高く感じる印象がありますが、実際のところどちらが高いか詳しく見ていきましょう。

院卒と学部卒では生涯年収に差あり

生涯年収を比較すると院卒の方が学部卒より高い収入を得ています。内閣府経済社会総合研究所が2014年に出している論文「大学院卒の賃金プレミアム」では、男性の学部卒の生涯年収が 2億9163万円に対し、男性の院卒が3億4009万円と院卒の方が4000万円以上高いことがわかりました。

論文によると院卒が就職した24歳の時年収が309万円で、学部卒は325万円と2年間仕事をしてきた学部卒の方が年収は多いです。しかしながら、25歳で院卒の方が高くなり、年齢が増えるごとに年収の差が大きくなります。52歳まで差が開き、最大215万円も年収の差が生じます。その後徐々に差が縮みますが、院卒の方が高給であることは変わりません。

院卒でも生涯年収に男女差はある?

同じ院卒でも男女での差はどれくらいあるのでしょうか?先ほどの論文によると、男性の院卒が 3億4009万円、女性が3億1019万円で、男性の方が約3000万円高いことがわかりました。

男性と女性の年齢ごとの年収の推移を比較すると、

20代後半:

男性 約400万円

女性 約400万円

30代前半:

男性 約600万円

女性 約600万円

30代後半:

男性 約800万円

女性 約700万円

40代前半:

男性 約900~1000万円

女性 約800万円

40代後半:

男性 約1000万円

女性 約800万円

50代:

男性 約1000万円

女性 約800万円

となり、30代後半から大きく差が開きます。このように男女で差が出てしまうのが現状です。

大学院の学費はどのくらい必要?

大学院の学費はどのくらい必要なのかを見ていきましょう。学費は国立大学と私立大学で異なります。

国立大学の場合、入学料が約28.2万円、年間の授業料が約53.6万円で、2年間の学費が約135万円となります。どの学科においても学費が同じです。

一方私立は文部科学省の私立大学等の平成29年度入学者に係る学生納付金等調査結果によると、入学料が21万円、年間の授業料が74.3万円、施設設備費が7.3万円で2年間の学費が約177万円となります。ただし、私立の場合は学科によって授業料が異なるため大学のホームページを見て学費を確認してみてください。

私立の大学院でも学費が177万円のため、学部卒と院卒の生涯年収4000万の差を考慮すると、大学院に進学した方がいいであることがわかります。

まとめ

院卒の初任給と生涯年収について詳しく紹介しました。

まとめると、

・初任給は23万8900円で学部卒よりも3万円高い

・院卒は学部卒よりも学歴が高く、専門的な知識を持っているため高給になる

・生涯年収は学部卒よりも院卒の方が4000万円高くなる

・院卒でも男女で生涯年収の差が3000万円ある

・学費は国立が135万円、私立が177万円のため、生涯年収を考慮すると大学院に進学したほうがいい

ということがわかりました。

もし進路で悩んでいるのであれば、生涯年収が高くなる大学院の進学を検討してみましょう。

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