研究・大学生活

博士の日常

非常勤講師の試行錯誤  一コマの授業時間の多様化をめぐって

 大学の授業は、以前は一コマ(1時限)90分が一般的でしたが、クオーター制の導入や学事暦に合わせ、100分や105分の授業を行う大学も増えている印象があります。  小学校から高校までは、授業時間は45分~50分であるのに...
博士の日常

研究者のショッピングカートには何が入っている?

 あっというまに11月になり、街中でもインターネット上でもクリスマスとお正月に向けた年末商戦が動き出します。研究者にとっても、これは買い物リストを消化するチャンスになります。今回はブラック・フライデー・セールを例に、研究者が年末商戦でどん...
博士の日常

海外でポスドクをしよう—滞在編(9) お金についての話 (1)

 今回からは海外で生きる上で避けて通れないお金の話について、紹介していきたいと思います。今回は、海外で生活することによって直面する経済的リスクの話をします。  まず一つ明確に述べたいのは、筆者は「リスクが...
研究・大学生活

LaTeXで論文原稿を作成できる国内学会誌まとめ

みなさんは論文執筆にLaTeXを使っているでしょうか。 LaTeXは論文執筆の標準ツールで章番号や箇条書き、文献番号などを自動的に振ってくれたり、書式を簡単に統一し、あとから一括で変更することができたり、複雑な数式を美しく出力するこ...
博士の日常

海外でポスドクをしよう—滞在編(8)

今日は、海外で生活・仕事をする上で避けては通れない「政治的な話題」に関連したことに少し触れます。 「政治的ななにか」に向き合う準備 こちらのシリーズ第2編では、海外ポスドクとして着任した直後に、いかに周囲と打ち解け...
博士の日常

研究者にも衣裳? 研究者の服事情

10月が近づいてくると、街中はハロウィン一色になり、さまざまな仮装コスチューム・道具が店頭を賑わせます。アニメや映画の〇〇博士の役など、研究者も時には仮装の対象になりますが、そのコスチュームは決まって長めの白衣、それも前のボタンが開いてい...
博士の日常

あのときの一言(12)「つまらんかったらまずは自分で変える。それでもつまらんかったら戻っておいで」

挨拶 こんにちは、みっつです。工学部、化学系の研究室にて博士号を取得したのちに、現在は国内の消費財メーカーで働いています。 この連載では、これまで大学院生活や社会人として過ごす中で出会った方からかけてもらっ...
博士の日常

あのときの一言(11)「この一報なんかよりも価値があること」

挨拶 こんにちは、みっつです。工学部、化学系の研究室にて博士号を取得したのちに、現在は国内の消費財メーカーで働いています。 この連載では、これまで大学院生活や社会人として過ごす中で出会った方からかけてもらった印象的...
博士の日常

非常勤講師の試行錯誤 その5 「大学の授業とマスク着用」

 新型コロナウイルス感染症の流行と収束の間で、大学の授業は対面式とオンライン式との併用が定着しつつあります。オンラインによる授業は、対面の授業を行えない状況下における一時しのぎのものではなくなり、対面の授業とは別の利点もある方法と...
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