大学院生が英語で自己紹介する時のポイントとお役立ちフレーズ

アカリクコラム
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大学院に進むと国際学会などに参加する機会が増えたり、短期・中期・長期など期間はさまざまですが海外留学をすることもあります。
海外に出かけて、初めて会った人と最初の会話を始めるのは、やはり「自己紹介」から。
自己紹介の基本は、自分の情報を伝えることに尽きます。

でも、実際にやろうとすると、ぶっつけ本番ではなかなかうまく言葉が出てこないもの。

今回は、どのように英語で自己紹介をすればいいのか知りたい人のために、国際学会や留学で役立つ自己紹介のポイントや例文を紹介しましょう。
ぜひ、自分でアレンジして、自分の言いたい自己紹介のフレーズを増やしてください。

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英語での自己紹介、4つの秘訣

相手に伝わる英語での自己紹介はどのように準備し、どのように話せばいいのか、4つのポイントをお伝えします。

ポイント1 あらかじめ伝える内容を状況別に複数考えておく

自己紹介は定型的な表現が多いので、まずはそうした定形表現を覚えてしまうことが一番です。
それに加えて、例えば国際学会なら、プレゼンをする場合、同じ研究分野の人と話す場合、違う研究分野の人と話す場合など、複数の状況を想定し、それぞれの場合に使える自己紹介フレーズを作り、状況に合わせて引き出せるようにしておきましょう。

ポイント2 作った自己紹介フレーズは、しっかりとチェック

でき上がった自己紹介の英文は、文法的な間違いがないかなど、しっかりチェックしましょう。
では、どのようにしてチェックすればいいのか?
以下のような方法が考えられます。

 ・英語ネイティブスピーカーに確認。
 ・有料で英文校正をしてくれる企業などに依頼。
 ・無料もしくは有料の英文チェックサイトを利用する。
   Grammaly:簡単な文法のチェックができます。
   Wordtune Editor:英文を10通りに書き換えてくれます。

文法的な正しさに加えて、英語で自己紹介の原稿を作る時に気をつけたいのは、簡潔であることや、感じのよい印象を相手に与えるようにすることです。
また自分の研究内容は、できれば分野外の人にもわかるような説明を心がけると伝わりやすくなります。

ポイント3 「度胸」「愛嬌」「大きな声」で話す

自己紹介に限りませんが、日本人が英語を相手に伝わるように話すには、以下の3点を強く意識するといいでしょう。

・度胸:臆せず話しましょう。
・愛嬌:にこやかな表情を保ち、身振り手振り豊かに話しましょう。
・大きな声でゆっくり:声が小さいと正しい英語も全く伝わりません。

加えてゆっくりと話すといいでしょう。

ポイント4 状況を想像しながら練習をする

たかが自己紹介とあなどらず、しっかりと練習しておくのが大事。
自分の言葉として覚えるには、何度も音読し、情景を思い浮かべながら練習するのがお勧めです。

オンライン英会話教室などを利用して、自分の書いた自己紹介文をネイティブにチェックしてもらい、その際、練習相手になってもらうのもいいでしょう。

国際学会でプレゼンする時に注意すべきこと

学会は「座長(Chair)」と呼ばれる司会進行役が仕切ることが多くあります。
進行は定型的に進むことが多いですので、他の人の発表を見て、どのような形でプレゼンが進むのかをまず把握するといいでしょう。

以下は多くの学会に共通する、自分がプレゼンする際に自己紹介に関して注意すべき2つのポイントです。

ポイント1 座長へお礼を一言添える

例:Thank you for the introduction.

  (ご紹介いただき、ありがとうございます)

解説:紹介してくれた座長にまずお礼を言います。

他にも、招待されて学会に来ているのなら、「It’s a great pleasure to be here. Thank you for having me today. (ここに来られて嬉しいです。本日はお招きいただきありがとうございます)」などと表現するといいでしょう。

ポイント2 自分の名前は「My name is 名・姓」と言うのが無難

例:My name is Taro Akariku. I am in the second year of my master’s in sociology.

  (私の名前は赤陸太郎です。私は今、社会学の修士課程2年生です)

解説:名前に続けて、所属(修士課程/博士課程等)と研究している内容を伝えます。

自分の名前は、海外では「名・姓」の順で言うのが無難です。
日本政府は、公文書などで日本人の名前をローマ字で書く際、2020年から「姓・名」の順とすることを決め、NHKなどの英語ニュースや語学講座では、登場する人物は「姓・名」の順となっていますが、海外でこの順番で名前を言うと、誤解されることが少なくありません。

また、国際学会のプレゼンのようなフォーマルな場では「My name is 名前」と言うのが「I’m 名前」よりも好まれるとする意見が多いようです。
参考:文化庁「外来語の取扱い、姓名のローマ字表記について

留学した時にすぐに使える自己紹介フレーズ

ここでは留学した時に、教室で他の学生の前で自己紹介する場合、また、教員に一対一で自己紹介をする場合に使えるフレーズの例を挙げます。

教室で学生や教員皆の前での自己紹介フレーズ

例:(1) Hi, everyone! It’s nice to meet you. 

  (2) I’m Taro Akariku. Taro is my given name and Akariku is my family name.

  (3) I don’t have an English name.

  (4) Just call me Hina!

  (5) I’m originally from Japan.

  (6) I’ve got an MA in Linguistics.

  (7) I’d like to have a good time with you all. 

  (8) Thank you!

  (1) みなさん、はじめまして。よろしくお願いいたします。

  (2) 赤陸太郎です。赤陸が苗字で、太郎が名前です。

  (3) 英語名はありません。

  (4)「タロウ」と呼んでください。

  (5) 出身は日本です。

  (6) 言語学の修士号を持っています。

  (7) これから皆さんと一緒に楽しい時間を過ごしたいと思います。

  (8) よろしくお願いします。

解説:
(2)のようにどちらが姓でどちらが名かを説明すれば、日本語の名前に馴染みがない海外の人にもわかりやすく伝わります。
(3)の「English name」は、自分で考えた「英語名」です。
韓国や中国などアジア圏の学生の中には自分で考えた英語の名前を持っている人が多くいます。
(4)のように自分をどう呼んでほしいのか、伝えるといいでしょう。
(7)のような「会えて嬉しいこと」などを最後に加えると、好印象が残ります。
(8)最後に「Thank you」をつけるのが普通です。

研究室の教員に対する自己紹介例  

例:(1) It’s an honor to meet you, Professor Smith.

  (2) My name is Hanako Akariku from Japan.

  (3) I am grateful to have been accepted into your lab.

  (4) You can count on me to deliver good results.

  (1) Smith教授、お会いできて光栄です。

  (2) 私の名前は、赤陸花子です。

  (3) 教授の研究室に受け入れていただいたことに感謝いたします。

  (4) よい結果を期待してください。

解説:
教員は忙しい場合が多いと思いますので、短く簡潔に、(1)のように礼儀正しく、丁寧に述べることを心がけます。
(3)のように研究室に受け入れてくれたことにお礼を言います。
つい謙遜してしまいがちですが、(4)のように自分のやる気を自信を持って伝えるといいでしょう。
なお、しばらく話をして別れる場合には、最後に「It was nice meeting you.」(お会いできて嬉しかったです)などと言うといいでしょう。

まとめ

今回は、大学院生が国際学会へ出席したり海外留学することを想定し、「英語での自己紹介、4つの秘訣」「国際学会でプレゼンする時に注意すべきこと」「留学した時にすぐに使える自己紹介フレーズ」について解説しました。

ここに紹介したのはほんの一例です。
ほかにもいろいろな言い方がありますので、前述のように、状況ごとに自己紹介フレーズを複数準備し、その場に合わせて引き出せるように頭の中に置いておくことをお勧めします。
そして、元気に大きな声で堂々と話せるよう、しっかりと練習しましょう。
鏡に向かって練習するのも効果的です。
慣れと場数も大切なので、積極的に英語で自己紹介をする機会を見つけましょう。

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