既卒でも新卒枠で就職できる?既卒の就活の実態とポイントを解説

アカリクコラム
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就職を考えている既卒の方は「新卒枠で就職できるのだろうか?」「就職浪人にならないか不安だ」と悩むことがあるのではないでしょうか。

中には大学院を中退したけれど、既卒枠で就職できるのか気になる人もいると思います。

そこで今回は大学院の既卒で就職はできるのか、実際の状況や内定獲得率を高めるためのポイントをまとめました。

既卒で就職先を探している人は参考にしていただき、希望の職種に就くためのノウハウとしてお役立てください。

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既卒とは

一般的に既卒とは「高校・大学院・大学院を卒業済みで、かつ正社員としての就職経験がない人」のことを指します。

就活市場で浸透した言葉であり「新卒枠」「既卒枠」など、卒業してそのまま就職する「新卒」と区別するために使われることが多いようです。

仮に就職がうまく行かなかった場合、卒業後にアルバイトをして生計を立てる人もいますが、このようなケースは「正社員の経験」がないため「既卒」扱いとなる可能性があります。

ただし「既卒」の定義は企業によって異なることもあるので、就職活動をする際は募集要項をよく読み込みましょう。

既卒でも就職は可能

既卒の方にとって「実際のところ就職できるのか?」という点が一番気になるところでしょう。

新卒に比べると既卒はやや不利ではありますが、既卒の募集枠を増やしている企業があることも事実です。

既卒の就職事情について詳しく見てみましょう。

新卒と比べると厳しい

結論からいうと、新卒と比べると既卒の就職は不利な状況です。なぜなら、既卒は新卒と同じ枠で募集されることが多く、新卒と比べられてしまうからです。

新卒は卒業後にそのまま就職に進みますが、既卒の場合「正社員として働いていない期間」があり、なぜブランクが生まれたのか聞かれることになります。

やむを得ない事情があったとしても「正社員として就職しなかったのは、本人に何かしら問題があるからではないか」という目で見られてしまいます。

そのため、既卒の人が就職に挑む際は、そうしたネガティブな先入観を払拭してスキルややる気をアピールしなくてはいけません。

新卒と比べると「最初からネガティブに見られる可能性がある」ということを理解したうえで、書類作成や面接対策に挑む必要があるでしょう。

企業の採用難により既卒枠は増えている

既卒は新卒と比べると就職には不利ですが、近年では企業の既卒募集枠が増えています。

厚生労働省の調査によると、既卒でも新卒の枠に応募できる企業の割合は少しずつ増えているのです。

実際に平成27年の調査では42%でしたが、平成30年には46%となっており、その割合は増加していることがわかります。

この数字の要因は、新型コロナウイルス感染症の影響で就職難が続いているため、と考えられます。

新卒で就職活動を行い、内定を得たにもかかわらず、内定取り消しに遭い、そのまま既卒扱いになってしまった人もいるため、今後も引き続き既卒枠の数は増加すると予想できます。

参考:労働経済動向調査(平成30年)労働経済動向調査(平成27年)|厚生労働省

既卒の採用ルート

では、既卒で採用されるためにはどのような道筋をたどればいいのでしょうか。

簡単に紹介すると、卒業後数年しか経過していなければ新卒枠で応募できるケースが多く、さらに中途採用枠の選択肢もあります。

それぞれのポイントを見てみましょう。

卒業後3年以内は新卒枠で応募できる可能性あり

まず、既卒であっても新卒枠として応募できる可能性があります。

平成22年には新卒の就活状況が厳しくなったことから「青少年雇用機会確保指針」が改正され、既卒であっても卒業から3年以内であれば「新卒」と同様に扱うよう、厚生労働省が企業に呼びかけを開始しました。

この呼びかけを受けて、既卒者を新卒枠で募集する企業は増え続けています。

大学や大学院を卒業・修了して間もない場合は、新卒として正社員の職に就ける可能性が高い、と知っておきましょう。

参考:3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!厚生労働省・都道府県労働局・公共職業安定所

中途採用枠での採用

既卒者は中途採用枠に応募することも可能です。中途採用は、それまでの職務経験やスキルが求められるケースがありますが、「未経験者歓迎」「経歴不問」と書かれた案件なら、既卒が応募しても問題ありません。

特にサービス業や営業職などは、専門的な知識よりもコミュニケーションスキルが重視されるので、比較的応募しやすい職種です。

もし就活を進めるうえで不安があるのなら、人材会社のエージェントサービスを使ってサポートを受けるのも一つの手です。

就活のプロにアドバイスをもらいながら就職活動を進められるので、自分の強みをうまく企業にアピールできるでしょう。

大学及び大学院の中退者も「既卒」扱い

「大学や大学院を中退した場合は既卒扱いになるの?就職浪人になりそうで怖い…」と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。

結論からいうと、大学・大学院を中退した場合「既卒」として扱われます。さらに「途中でやめた」というイメージを持たれるため「仕事もやめてしまうのではないか?」と相手にマイナスの印象を持たれる可能性は否めません。

しかし、先ほど述べたとおり厚生労働省の働きかけにより、大学・大学院を卒業して3年以内であれば新卒として扱う企業が増えています。

企業によっては新卒と同様に就職できる可能性がありますので、中退者だからといって肩を落とす必要はありません。

既卒が内定を得るためには

1つ目の方法は、既卒向けのリクルートサイトを活用することです。

新卒の就活でも同様にリクルートサイトを使いますが、一般的なサイトは既卒者向けの案件数が少なく活動しにくい可能性があります。

既卒が応募しやすい案件を扱っているサイトに登録すれば、自分では見つけられない企業に出会えたり、条件に合致する案件に巡り合えるでしょう。

また、既卒者向けにエントリーシートの添削や面接対策を行っているリクルートサイトもあるため、積極的に活用すれば内定獲得の可能性を高められます。

アカリクは既卒者向けの案件を豊富に扱っており、無料で企業の募集案件を閲覧したり、スカウトを受けたりできます。この機会にぜひ利用してくださいね。

キャリアプランを明確化する

2つ目のポイントはキャリアプランを明確にすることです。自分がどんな職種についてどうなりたいのか、細かく考えて逆算してみましょう。

既卒者で特別なスキルや専門性がなくても、ビジョンが明確で筋が通っていれば就活では高評価につながります。

キャリアプランを練れば「10年後にこのような目標を達成したいから、そのために今は御社に就職して〇〇のスキルを得たい」と、論理的な志望理由を作ることも可能です。

自分の1年後、3年後、5年後や10年後のキャリアプランについて考えて、そのために今何をしなくてはいけないのかを書き出してみましょう。

既卒となった理由を明確にする

既卒の就活では、既卒になった理由を明確にすることをおすすめします。

「なぜ新卒で就職しなかったのか?」と理由を聞かれることがほとんどであり、企業の面接官は少なからずあなたに対して「不安」を感じているからです。

就職難など社会情勢も要因の一つかもしれませんが、就活では「自分に足りなかったもの」を分析し「現在努力している姿勢」を伝えることが大切です。

たとえば、企業の都合で内定が取り消しになってしまったのなら「社会情勢に左右されず、企業に貢献できるスキルを身につける必要がある」と解釈できます。

このように理由を分析して次につなげる向上心があれば、既卒であっても企業担当者の不安を払拭し、内定を獲得できるでしょう。

幅広い業種に応募する

4つ目のポイントは、可能な限り幅広い業種を視野に入れることです。

しっかり自己分析をしても、業界や業種の選択肢を狭めてしまうと、その分内定をもらえる可能性も低くなってしまいます。

理想の業界・業種からかけ離れた分野であっても、キャリアアップを重ねれば自分のゴールへたどり着ける道筋もあるはずです。

たとえば、エンジニアになりたいと思っているのなら、IT企業だけでなくメーカーや人材系など、他の業界の情報システム部門に応募するのも選択肢の一つです。

自分の可能性を狭めないためにも、たくさんの業種を見ながら行動量を増やしていきましょう。

まとめ

今回は大学・大学院の既卒の就活について解説しました。本文の内容を再掲します。

  • 既卒とは、高校・大学・大学院を卒業して常勤職の経験がない人のこと
  • 既卒の就活は新卒に比べると厳しい。ただし既卒枠は増加傾向にある
  • 卒業後3年以内であれば、新卒と同じ枠で応募できる企業が増えている
  • 中途採用枠として応募もできるので、スキル不問の案件はねらい目
  • 大学・大学院の中退者も既卒として扱われる。ただし新卒と同じ枠に入るケースもある
  • 既卒向けの案件を扱っているリクルートサイトを活用しよう
  • 既卒となった理由を明確にして、企業担当者の不安を払拭しよう
  • キャリアプランを練ることで、スキルや専門性が無くても効果的な自己PRは可能
  • なるべく幅広い業種・業界を視野に入れて内定獲得率を上げよう

「既卒は就職しにくい」というイメージがあるかもしれませんが、工夫次第で常勤職に就くことは可能です。

そのためにはご自身のキャリアパスや既卒の理由を明確にして、論理的な自己PRをすることが大切です。

不安がある場合はアカリクのサービスも活用いただき、一緒に就活を進めていきましょう。

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