0.5次面接とは?面接の実施形態とオンライン面接の注意点ともに解説

就活ノウハウ

本格的に就職活動を方は「0.5次面接って何?どんなことをするの?」と疑問に思うことがあるかもしれません。

0.5次面接とは、説明会やWebセミナーと同時に行われる形式の面接です。1次面接、2次面接といわれるような正式な面接ではありませんが、立派な選考の一環です。今回は0.5次面接の概要や種類、注意点などを紹介します。

これから就活をされる方や、0.5次面接がある企業を受けられる方は参考にしてくださいね。

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0.5次面接とは

0.5次面接とは、正式な面接に入る前に2〜3の質問をして学生の適性を見る、簡単な選考のことです。

主に会社説明会やWebセミナーと同時に行われ、説明会の後に時間が設けられることが多いようです。リクルートライフスタイルなどの企業では、1次選考の前に0.5次面接があると言われています。

質問内容は企業によるため一概には言えませんが、簡単な経歴や志望内容を聞かれるそうです。

説明会やセミナーは「話を聞くだけ」と考える人もいるかもしれませんが、0.5次面接がある場合は、その場で選考は始まっています。

0.5次面接があることを想定して、ある程度の用意をしておきましょう。

0.5次面接の形式

0.5次面接にはいくつかパターンがあり、対面面接、リアルタイムのオンライン面接、動画撮影などが挙げられます。それぞれの形式について詳しく見てみましょう。

対面形式

1つ目は対面形式です。説明後に会の開催と同時に行われることが多く、説明会終了後に面接官とやり取りする時間が設けられているようです。

説明会と同時開催の場合は他の就活生も参加しているので、何人かに分けられてグループ面接を行うこともあります。

0.5次面接の結果次第では1次面接に進めないことも往々にしてありますので、早期に志望理由や自己PRなどをまとめておくのが無難でしょう。

オンライン形式(対人)

0.5次面接はオンラインの対人形式で行われることもあります。オンラインの場合も、対人面接と同様に説明会と同日開催のケースが多いようです。

Web上で説明を受けて、そのまま簡単な面接に移行する流れが一般的です。

アカリクでは、過去に複数社の0.5次面接が受けられるイベントを開催しました。オンライン形式の0.5次面接には、書類選考をスキップして、移動する手間が省けるメリットがあります。

家にいながら複数の企業担当者と面談でき、効率よく就活を進められるので、こうしたイベントを活用するのも有効的な手段といえます。

オンライン形式(動画撮影)

3つ目の形式は、動画を撮影するオンライン形式の面接です。事前に企業が指定した質問やフォーマットに沿って動画を撮影し、面接の答えとして企業に送る流れになります。

Zoomなどのツールを使ってリアルタイムで面接するわけではないので、落ち着いた環境で撮影を行い、自己PRにつなげることが可能です。

動画を撮影するときは音声の聞きやすさや背景、照明など周囲の環境に気を使いましょう。また自宅で撮影する場合であっても、リクルートスーツを着用するのが無難です。

動画撮影の良いところは就活生にとって24時間いつでも撮影できるところです。時間を有効活用できるので、少しでも多くの企業にエントリーしたいと思うのなら積極的に活用しましょう。

オンライン面接で注意すべき点

オンライン面接に参加する際は通信状態、機器の設定、身だしなみなど、事前にチェックしておきたい事項があります。

事前準備を行わずに参加すると、十中八九トラブルが起きます。機材トラブルなどがあると自己PRも思い通りにできませんので、以下に説明する項目をしっかり確認してから本番に臨んでくださいね。

事前に必ず通信状態を確認する

オンライン面接を受ける前に、通信状態は必ず確認しておきましょう。面接の途中で通信状態が悪くなり、会話できないと無駄な時間が生まれてしまうからです。

面接は決められた時間の中で行うものなので、その中で最大限アピールができるよう良好な通信環境を用意しておくことが前提です。

特にカフェなどの公共のWi-Fiは不安定な可能性が高く、セキュリティの観点からもマイナス評価につながります。自宅の固定回線を使う、もしくはコワーキングスペースを借りるなどして、安定したインターネット環境を用意しましょう。

余裕をもって機器を設定しておく

次に気を付けたいポイントは、余裕を持って機器を設定することです。オンライン面接ではイヤホン・マイク・カメラなどを使うケースがほとんどです。

これらも、設定ができていないとコミュニケーションを妨げる要因になります。ZoomやGoogle Meetなど、面接に使われるアプリは設定画面からテストができます。

事前にオンライン面接で使う機器をパソコンにつないで、本番の環境を想定してテストすることを忘れないようにしましょう。

身だしなみをチェックする

身だしなみもオンライン面接で注意したいポイントです。自宅で受けるからといって、髪型を整えなかったり、メイクをしなかったり、部屋着で参加したりるのはNGです。

立派な選考なので、ビジネスシーンであることを想定して挑みましょう。「対面面接と同じ」と考えれば、自然と身だしなみを整えられると思います。

さらにカメラに映る背景も気を付けたい点のひとつ。カーテンや壁を背景にして、ごちゃごちゃした室内が相手に見えないよう配慮しましょう。事前に、当たり障りのないバーチャル背景などを準備して設定するのも良いでしょう。

目線はカメラに向ける

オンライン面接でやってしまいがちなことのひとつに、目線を画面に向けてしまうことが挙げられます。面接官の顔が写るところに注目してしまいがちですが、相手からすると下を見ているように見えることもあります。

やり取りするときはカメラに目線を向けることを心掛けましょう。そうすると「目を見てコミュニケーションしている」という姿勢が伝わり、やる気や前向きさが伝わりやすくなります。

まとめ

今回は0.5次面接について解説しました。本文の内容をもう一度見てみましょう。

  • 0.5次面接とは、1次面接の前に説明会と同時開催して簡単に選考をする形式
  • 経歴や志望動機、自己PRなど2~3の質問をされるのが一般的
  • 0.5次面接には対人、対人のWeb面接、動画撮影のWeb面接の3パターンが多い
  • オンライン面接で気を付けたいことは4つ

   -安定した通信環境を用意する 

   -機器設定を確認する

   -身だしなみに気を遣う

   -目線はカメラに向ける

0.5次面接は短時間で簡単に質問をされる場ですが、立派な選考の場のひとつです。説明会と同時に開催されることが多いので、気を引き締めて参加しましょう。またオンラインで開催される場合は、時間を最大限有効に使うため機器設定や通信環境に注意してくださいね。

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【監修】アカリクお役立ちコンテンツ編集部
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