内定者インタビュー[社会学系/博士課程から外資系IT企業へ]

インタビュー

内定者インタビュー

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自分の可能性に自信を持とう

外資系IT企業 内定

研究分野 社会学系

博士満期退学

Sさん

なぜ研究者ではなく、就職をしようと思ったのか?

研究が深まると同時に関心が狭まっていく気がし、自分の能力をいかす道が他にもあるのでは、と考えるようになりました。きっかけは趣味のバンド。年齢も職業も違う人たちと一緒に演奏し、バンドという組織をマネジメントする経験からもっと色んな世界を見て自分を伸ばすきっかけを見出したいと思い、就職を決意しました。

志望業種職種は?

物事を分析し、知識や技術を使って何かを生みだしたり解決したりすることに関心があったのでコンサルタントを志望しました。

業界は決めず、興味をもったらなぜそう思うのか考え、自分の軸を固めながら、IT、経営、金融のコンサルを受けました。

内定先に決めた理由は、実力主義の風土と社員の多様性に対する受容力があったからです。研修や制度が整っているところも魅力的でした。

面接や試験の対策は?

慣れるまで面接はきつかったです。

アカリクの面接演習で雰囲気を掴み、後は場数を踏みました。

面接では大学院生の場合、大学内に閉じこもらずにきちんと外部の人たちとビジネスの話ができるか、という点が見られていると思いました。

ビジネスマインドに切り替わっていることも大事です。

なぜ博士を辞めるのかという質問はあまり聞かれませんでした。筆記試験はIT系ではCABやGABがあるので対策が不可欠です。

就職活動を通じてうれしかったこと・悲しかったことは?

早い時期に1社から内定をいただけたのが自信につながり、自分の何を売ればいいのかわかりました。面接演習では、同じ博士で就職しようとしている人たちに会えたので、安心しました。辛かった時期は、就職を決意したもののどういうステップを踏んだらいいのかと悩んだ時期でした。しかし就活を始めてからは、面接で落とされても「見る目がないなぁ」という程度に思うようにしていたので、辛いとは思いませんでした。

就職活動をしている大学院生へのメッセージをお願いします。

博士に進んだ後、研究を諦めるという形で就活を始める人は自分にできるのか、この歳で新卒なんて、と悩むかもしれません。学部生と同じ就活サイトにも登録しづらいし。

それでも、自分に何ができて何をしたいのかという、自分のコアを見つけて自信をもつことです。後はそれを合理的に説明する。

研究と関係なく就職する人は、なぜ自分はその研究に興味をもったのかという資質の部分を仕事でいかそうとすればいい。自分の可能性に自信をもってください。

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