今回は、博士後期課程在籍中にアカリク就職エージェントを活用し、ITセキュリティ企業への内定を獲得された「こたろう」さんにお話を伺いました。就活期間はわずか3ヶ月。研究との両立を工夫しながら、複数社から内定を勝ち取ったこたろうさんのリアルな就活体験をお届けします。
―――大学院のご所属と、専門分野・研究テーマについて教えてください
国立大学大学院の物理学専攻博士課程に在籍しています。専門は「アクティブマター物理学」と呼ばれる比較的新しい分野です。魚や鳥の群れ、粘菌の運動など、動くものに関する物理法則を研究しています。
研究と就活を両立——3ヶ月で複数内定を勝ち取った計画的な就活術
―――就職活動はいつ頃開始し、どのように進めましたか?
D2の1月から就職活動を始め、3月末に内定をいただきました。本格的に活動していたのは約3ヶ月です。基本的にはアカリクのエージェントを活用しながら、アカリクのプラチナスカウトが届いた企業の話を個別に聞くというスタイルで進めていきました。他の就活サイトも情報収集やエントリーのために登録はしていましたが、本格的にはほとんど利用しませんでした。
当初はWebの合同説明会などにも積極的に参加していましたが、そういった場で志望度の高い企業に出会うのはなかなか難しいと感じました。
1〜3月は学会なども重なり、就活と研究を同時並行で進める必要がありました。「この週の金曜日は就活の予定を入れない」「この日は就活に専念する」といったように、気持ちの余裕を持てるよう意識してスケジュールを組んでいました。午前に研究して午後に就活するような器用なことは自分には難しかったので、研究の日・就活の日とはっきり分けて取り組んでいた気がします。
専門外の人に伝える難しさが、研究者としての成長にもつながった
―――就職活動を通して、大変だったことや悩んだことを教えてください
理学系の研究ということもあり、専門外の方(人事やエンジニアの方)に自分の研究をどう伝えるかという点は、改めて深く考えさせられました。学会や研究会では分野の近い人ばかりなので、前提知識や研究の意義をわざわざ説明する必要はありません。しかし、専門外の方にそのまま話してもなかなか伝わらないんですよね。
そこで、研究の意義や新規性、目的や応用先などを意識して整理し直す作業に取り組みました。この準備は大変でしたが、結果として良い経験になりました。
また、面接では慌てすぎないこと、話し始める前に一呼吸置くことを意識するようにしたら、落ち着いて話せるようになったと思います。
―――印象に残っているエピソードを教えてください
アカリクのエージェントの方々に非常に手厚くサポートしていただいたことが、何より印象に残っています。スケジュール管理や提出書類の確認など、本来は自分でやらなければならないことの大部分をサポートしていただけたことは、大変助かりました。
面接は緊張しますが、回を重ねるうちに緊張が和らいで、和やかに楽しく話せる瞬間も出てきます。最終的に入社しなかった企業との面接も、今となっては良い思い出です。企業の技術者・人事・役員の方々と話す機会は普段ほとんどないので、それ自体を楽しむくらいの気持ちで臨むのが大事だと思いました。
エージェント・スカウト経由でトータル複数社から内定獲得
―――最終的に何社エントリーし、どのような結果になりましたか?
エージェント経由で10社のカジュアル面談の機会をいただき、そこから選考が進んだ企業のうち最終面接まで進んだ2社から、いずれも内定をいただくことができました。
プラチナスカウト経由では4社ほどのオンライン面接に進み、そのうち2社から内定をいただきました。
―――入社を決めた企業はどのような企業ですか?また、そこに決めた「一番の理由」は何ですか?
入社を決めたのはITセキュリティ企業です。一番の理由は、やりがいを持って仕事に臨めそうだと感じたことです。最終的には待遇面でほぼ同等の他社と比較・検討することになりましたが、決め手になったのは自分の興味や好奇心が向くかどうかという点でした。
自分の専門性を直接活かせて、かつ待遇面も希望に合う企業というのはなかなかありません。何かしら優先順位を決めて進めていくことで、迷いにくくなると思います。
―――これから就活をする後輩へ、一言アドバイスやメッセージをお願いします
アカリクのエージェントをもっと早く使っておけばよかった、というのが正直な感想です。最初は、突然電話で宣伝されたりといった勧誘が少々しつこく感じられて、正直ちょっと胡散臭いとも思っていました。でも就活生は無料で使えますし、エージェントとの面談やアドバイスは非常に手厚く、使ってみて大変満足しています。



