大学院出身社員インタビュー【NTTアドバンステクノロジ株式会社】

インタビュー
この記事は約5分で読めます。
cv-btn

【自分では気づけなかった修士・博士・ポスドクの強み】が分かる!

就活をする多くの院生・ポスドクが共感

  • 研究が忙しいけど就活も妥協したくない
  • 研究を活かした就職をしたい
  • 院生ならではの事例・ノウハウが知りたい

そんな院生・ポスドクのための就活サイト『アカリク』の強み

  • 修士・博士・ポスドク専用の好待遇求人多数
  • あなたの研究を評価してくれる求人企業多数
  • 累計15万人の院生・ポスドクが利用

スタッフの多くが院卒で、10年以上院生・ポスドクの就活支援を行っているアカリクなら【自分では気づけなかった修士・博士・ポスドクの強み】が分かります。【研究】も【就活】も妥協せず成果を出したい方は是非ご活用ください。

アカリクを始める

IT業界における大学院生の強みは必ずしも“専門領域”ではなく、研究を通して身についた”考え方”です。

大学院時代の研究内容を教えてください

理学研究科-数学専攻で解析学の一分野である関数解析学を学んでいました。 その中で、BMO(Bounded Mean Oscillation) という、ある性質をもった関数の集合について研究していました。 その関数の定義を満たし、さらにいくつかの条件を満たすときに、どのような定理が成り立つかという証明を行っていました。
新たな定理を発見するまでは至りませんでしたが、文献に書かれていることを「自分が今まで理解してきた知識を使って自分の言葉で証明する」ということを数多く行いました。
ちなみに、研究内容は純粋数学そのものでありプログラミングなどとは疎遠でした。パソコンに触れること自体もほとんどなく、大学時代のコンピュータ経験は、研究とは直接関係ない授業でMathematicaという数式処理システムを少し触った程度です。当時は修士論文も手書きで作成しました。

就職活動はどのようにされたかお教えください

自分の就職活動のパターンとしては3つあり、就活サイトを通じての資料請求、ハガキによる資料請求、企業からの連絡でした。 私がNTT-ATを知ったのは一番最後のパターンであり「採用試験を受けてみないか」というメールでした。その前に就活サイトから自分の専攻、志望業界を登録しており、そのサイトを通じて送られてきました。
数学科の就職先としてはIT関連、金融、教育関係が一般的であると就職説明会などで紹介されていましたが、当時の私は明確に分野を絞ってはおらず、元々あったのは「公共性の高い仕事がしたい」という考えでした。 そのようなところで「通信インフラ」という面で自分の希望と合っていたため受けてみようかという感じでした。

 面接では、自分の研究内容やその研究を通して得られた論理的な考え方ができる点で自己アピールするのみで、研究内容で少し触れた通りITについての知識などほとんどない状態で臨みましたが、 面接官が私の話を引き出してくれるようなところもあり、内定をもらいました。
他にも自分から資料請求した会社のいくつかから内定をもらいましたが、「公共性の高い仕事がしたい」という自分の志望分野と合っていることと、会社側も私の長所を引き出してくれそうな雰囲気であったことから最終的に決めました。

現在はどのような業務を行っていますか?

現在はプロジェクトリーダーとして業務を行っています。最近まで携わっていたものの例としては、 GMPLSという技術を用いて伝送装置を制御するプログラムの開発を担当しました。
GMPLSとは光ネットワーク上で信号の経路を制御するための技術です。 この技術を用いた伝送装置では、複数の伝送装置間で経路制御に必要な情報を 多様なプロトコルを用いてやりとりし、経路を決定します。 このやりとりや伝送装置の制御はソフトウェアで実現しており、その開発に携わりました。

私は約8年間開発チームに所属していました。数名規模で技術の検証からスタートしたものが年々大きくなっていき、総勢100名もの大規模プロジェクトに成長しました。 そして、プロジェクトの成長とともに1つの機能の開発担当者から、開発チーム全 体のサブリーダ、開発チーム全体のリーダなど様々な経験を積んでいったのです。
プログラミングやネットワークに関しては入社してから覚えていきましたが、今では他の優れた技術 者の方々とも対等に仕事ができるようになっています。 その他に業務において、大学院で学んできた中で特に役立っているのは問題発生時の 根本原因の解析です。問題発生時のログなどから問題の原因を推測し、その推測が正 しいか一つずつ証拠を積み上げていきます。不確実なものを積み上げても正確な解析 はできませんので、事実を基に確実な証拠を積み上げていく必要があります。

業務のやりがいや、大変なことをお教えください

業務のやりがいとしては、自分がその気になればいつでも新しい知識を得られる点です。 IT業界は進歩が速く常に新しい知識が要求されますが、自分ひとりでは情報を見逃したり視野が狭くなったりすることがあります。 プロジェクトに関わっていると自社他社含めて様々な知識を持った方々と議論する機会があり、 興味があること困っていることなどを相談すると、自分では気づかなかった素晴らしいアイデアが返ってくることが多々あります。 それを自分なりに理解して自分の知識として吸収し続けられる環境があります。

 大変なこととしては、待ちの姿勢ではなかなか上手く行かず、常に自分から動く必要があるという点です。 前述の新たな知識を得たい場合もそうですが、自分で考えなければ進まない、お客様が望んでいることも引き出せないという点です。 逆に言うと、お客様の真の要望を引き出せてそれを実現することで、お客様に喜んで頂けることが業務のやりがいともなります。

大学院生へのメッセージをお願いします

 研究内容が仕事に直接結び付くケースというのはあまり多くないと思います。 私のように理学専攻、さらに純粋数学専攻ですと、ほとんどないと言った方が正しいかもしれません。 仮に研究内容が会社の業務の一分野とマッチしてもそこに配属されるとは限りませんし、配属されたとしてもずっと同じ業務を行う訳ではありませんので。
ただ、研究が直接仕事に結び付かないとしても、仕事を進めていく中では、得られる情報から仮説を立て、その仮説が正しいことを検証して証明していくという作業は非常に重要となります。 おそらく大学院生の皆様は研究や発表の場面を通じて、得られた情報を正しく解釈し証拠を積み上げていき新たな考え方を生み出すという考え方は自然と磨かれていると思います。 大学院生の皆様が持っているであろうスキルの一例として上記を挙げましたが、皆様も研究内容のアピールもしつつも、更に研究を通じてどのような知識を身につけたかを整理できるとアピールポイントとなると思います。さらに、それが何に活かせるのか、どのように活かしたいかは、面接を通じて議論しながら自分なりの考えと会社の考えを突き合わせることができると、お互いが必要とし必要とされる関係を築けると思います。

タイトルとURLをコピーしました