理系から金融業界はあり?金融企業が理系院生に求めていること

アカリクコラム
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理系の院生であれば、金融業界を視野に入れることもあるでしょう。「金融業界では、どんな仕事がおすすめで理系の大学院卒には何が求められるの?」と知りたくなることもあると思います。

今回は金融業界が理系の院生を求める理由や、おすすめの就職先、志望するにあたり注意したいことなどを詳しく解説します。就活で視野を広げたいと思っている理系の院生の方や、金融業界について知りたい方はぜひ参考にしてください。

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理系院生を金融業界が求める理由

理系の院生は、学部に関わらず金融業界ではニーズがあります。理由としては、論理的な思考力を持っていることや数字に強いことなどがあげられます。ニーズが高まっている理由について見ていきましょう。

理系院卒は論理的な思考力を持っている

理系の院生は論理的な思考力が高い事が多く、金融業界ではニーズがあります。ロジカルに考えて研究の実績を積んできたからこそ、就職活動の際の優位性の一つになるでしょう。

論理的な思考力はどの業界においても必要なスキルですが、金融業界はお金を扱うところですから、特にお金を扱う際は、感情や直感ではなく事実や数字にもとづいた論理的な判断が求められます。そのため他の学生に比べて論理的思考力に長けている理系の院卒は優遇されやすいのです。

理系院卒は数字に強い

金融業界で理系の院卒が求められるもう一つの理由として、数字に強いことがあげられます。理系の学生は数値データにもとづいて研究を行うことが多いため、数字を用いた論理的な説明能力に長けています。金融業界では、企業の決算書や損益計算書から競合他社との優位性や経営力を読み解き、投資の判断に数字を活用することが多くあります。

そうしたポジションに新卒の社員を充てる場合、もとから数字に強い人を起用したいと考える採用担当者は多いはずです。金融業界のクライアントとなる企業の価値を読み解く力があるため、理系の学生は評価されやすいのです。

理系の研究経験を活かせる

金融業界では研究で培われたスキルを活かせるケースが多く、理系の院生は重宝されます。たとえば機械工学を専攻していた学生が銀行に就職した場合、クライアントである精密機器を扱う企業の技術の高さがどれほどのレベルなのか、説明を聞けば大体イメージできるでしょう。

このように、理系の院生が専攻してきた分野は「企業の価値をはかる指標」として活用できます。もちろん財務状況などを見て論理的に判断することも可能ですが、それ以上に研究してきた分野の知識を活かせることも多いのです。

金融業界にはどんな就職先があるのか

金融業界で就職する際は銀行、証券会社、保険会社などさまざまな選択肢があります。それぞれの就職先の特徴や、理系の院生が活かせるスキルなどを見てみましょう。

銀行

一つ目の選択肢は銀行です。銀行では個人や企業からお金を借りて運用したり、融資をしたりと、お金にまつわる様々な業務を行います。銀行が企業に融資をすることで、経済をまわすことにつながります。

仕事内容によって行う業務はさまざまですが、お金を扱うという点では、銀行員はあらゆる場で社会貢献ができます。クライアントに感謝されたときは、やりがいを感じられるかもしれません。

証券会社や投資銀行

次の選択肢は証券会社や投資銀行です。個人を対象とした口座開設の営業や、資産を増やすためのコンサルティングなどを実施します。扱う商品は多岐にわたるので、状況や相手に最適なサービスを提案する力が求められます。

また株式や経済に関する調査も大切な業務であり、データを取って分析するという点では、理系の学生が研究でやっていたことと重複する部分もあります。

信託銀行

信託銀行は、一般的な銀行が行う業務に加えて信託業務などを実施する銀行のことを指します。信託業務とは、個人や企業からお金や不動産などを信託銀行に移して、運用をする仕事のことです。

銀行がやっている仕事だけでなく信託業務や併営業務などを事業としているので、仕事の幅も広く、扱う商品もバラエティが豊富です。

保険会社

生命保険や損害保険を扱う保険会社も、金融業界の選択肢の一つです。事故や入院、災害などが起こったときに保険に加入していれば金銭面の支援を受けられます。保険会社ではそのような保険商品の営業や、契約後のフォロー、新しい商品の企画・開発などを行います。

新しい保険商品の企画・開発には、統計の分析が必要となり、理系の学生のニーズが特に高まっているポジションともいえるでしょう。

保険会社で数理系の業務を扱う「アクチュアリー」も、数字に強い理系のニーズが高いポジションです。

アセットマネジメント

アセットマネジメントとは、個人や投資家などに代わって資産運用を代行する会社を指します。投資信託や証券などの金融商品の開発も行い、債権、為替、不動産などの運用も業務です。資産の価値を大きくするための運用担当や、企画職の中には理系で活躍している人も多くいます。

政府系の金融機関など

政府系の金融機関は、民間金融機関が融資を行わないような分野に経済的支援をしたり、特殊な金融系の事業を展開している、政府が立ち上げた組織のことです。国際協力銀行、商工組合中央金庫、住宅金融支援機構などが、政府系の金融機関にあたります。

理系院卒で金融に就職するにはまずインターンシップに参加を

理系の院生が金融業界に就職するためには、まずインターンシップに参加することをおすすめします。インターンに参加することで企業とのミスマッチを防ぐことが可能になり、就活において有利になる確率が上がるからです。インターンの募集は主に夏と冬、もしくは通年で受け入れている会社もあります。それぞれの時期や特徴について紹介します。

夏のインターン(時期やタイミング)

夏のインターンは例年7月から9月の間に行われます。金融業界のみならず多くの業界では2~3日の短期インターンが多く、グループワークやテーマにもとづいたディスカッションなどを行うことが多いです。募集は1か月ほど前から行われるので、気になる企業がある場合は早めに確認しておきましょう。

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冬のインターン(時期やタイミング)

冬のインターンは毎年1月から3月の間に行われるケースが多いです。冬のインターンに参加するタイミングは、就活が本格化する前です。企業文化を知るためや、事業について理解を深めるために参加する人が多いといえます。

理系院生が金融企業に伝えるべき志望動機

理系の院生が金融企業を志望する際には、あらかじめチェックしておきたい点があります。また、相手を納得させる志望動機が必要です。希望する就職先や企業を決める前に、以下のポイントを押さえておきましょう。

自分の学んできたことを活かせる職種か

金融業界を志望する際は、自分が大学院で学んだことを活かせる職種かどうか吟味することが大切です。たとえば、同じ銀行でも営業職と企画職では業務内容が全く違います。営業職はコミュニケーションスキルや交渉力が問われますが、企画職ではマーケティング力や分析能力などが必要です。

研究をするうえで分析能力を身につけられたと思うのなら、企画職の方が適職といえます。大学院で学んだことが活かせる職場かどうか、じっくり企業研究を行ってみてください。

自分の研究を活かし何をその企業で実現できるか

スキルが活かせることがわかったら、どんなことを企業で実現できるか具体的に考えてみましょう。たとえば情報技術を専攻している院生なら、ITリテラシーの高さを銀行で活かせます。融資を判断する際に、最新の情報技術を扱うIT企業の事業内容に対する理解を深められるでしょう。ひいては、IT企業の売上拡大に寄与できるかもしれません。

志望する企業のどの職種で、どんなことを実現できるかまで考えると、内定をもらえる確率は格段にアップするでしょう。

業界、業種、仕事内容を希望する具体的理由

就活では業界、業種、仕事内容それぞれについて、なぜ志望するのか具体的な理由を考えておくことも不可欠です。「その仕事でないと実現できない」と思われる理由がないと、企業の面接官を納得させることはできません。特に金融業界の仕事は、所属している分野とは違う分野のため、志望動機はしっかり考えましょう。

そのためには業界・企業研究を入念に行うことが必要です。業界が何を扱い、その中で志望する企業はどんな立ち位置にいるのか。どのような価値を提供しているのかを調べましょう。そこに自分のスキルや能力、やりたいことを重ね合わせることで「その会社でないとだめな理由」を作ることができます。

理系院卒から金融業界にいきたい理由を明確にしておこう

理系の院卒でも金融業界に就職できる理由やおすすめの就職先、就活における大切なことなどを解説しました。内容をまとめると以下の通りです。

  • 理系の院卒は数字に強く、論理的思考力に長けているので金融業のニーズは高い
  • 就職先としては銀行、証券会社、アセットマネジメント、政府系金融機関などがある
  • 金融業界に進むためにはインターンに参加するのがおすすめ
  • 応募する前になぜその業界・業種・仕事でないとだめなのか、具体的に理由を考えると内定に近づきやすい

理系の院卒は「専攻分野と異なるのに、なぜ金融?」と聞かれることが予想できます。自分なりに理由を考えて、採用担当者が納得できるような準備を行ってくださいね。

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