技術者の転職市場の現状とは?成功するための戦略を解説

転職

多くの転職情報サイトや転職サービスがありますが、技術者や専門職についての情報はなかなか見つけにくいものです。大学院卒の技術者の就職活動が一般職の就職活動とは異なる部分があったように、転職においてもちょっと事情が違います。そこで、今回は技術者の転職事情と、転職を成功に導くコツについて解説したいと思います。

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技術者の転職事情

技術者はいずれかの専門分野に特化した技術やスキルを持っている人材ですので、当然対応できる専門分野が限られています。そのため、どのような分野でも働けるというわけではなく、身に着けたスキルが生かせる分野と求人募集が出ている業種、職種がマッチすることが少ないという事情があります。

専門分野の範囲が狭く、マッチする募集が少なめ

ひとくくりに技術者と言っても、様々な分野があります。例えば、IT系のプログラマーやエンジニア、建築系の建築士や構造設計者、メーカー系では研究開発職など多岐に渡ります。

一般職であれば、そのスキルは多様な業種で応用が利きます。例えば、中古車販売店で営業をしていた人が、広告業界の営業職に転職することもあります。業界が変われば、その分野の知識の習得は必要ですが、自社商品の特徴を理解してセールスをするという営業活動の基本は変わらないため、営業というスキルを生かして他の業界に転職することができます。しかし、技術職だとそうはいきません。同じIT系といわれる職業でも、専門性が細かく分かれています。あるアプリを開発するプログラマーとして技術職で働いていた人が、同じIT系だからと言ってインフラエンジニアに転職することは難しいでしょう。同じ技術を使用するわけではないからです。そのため、プログラマーとして得た知識やスキルを生かせるポジションに絞って転職活動をすることになり、求人の母数が少ないため、自身のスキルや経験に合った求人を見つけることは難しいとされています。

企業の採用意欲は高い

では、企業は中途採用についてはどう考えているのでしょうか。ここでは、企業が技術者の中途採用に積極的である3つの理由について解説します。 

1.新人の教育コスト削減

技術職は誰もがすぐになれるものではありません。その分野の研究をした大学院生を新卒採用するといっても、数が限られていますし、新卒人材を一から育てるのには時間もコストもかかります。そのため、企業経験があり、新人教育コストがかからない中途採用は企業にとって大きなメリットがあります。

2.人材が足らない年齢層の補充

一般的に企業は不況の時には新卒求人数を減らし、人件費を削減します。そのため、就職氷河期世代やリーマンショックの際に新卒だった世代の人員が、他の年齢層に比べて少ないという構成になってしまいます。これらの世代は現在では、企業のマネージャー職や新人教育などを担う年代にあたり、中核人材が少ないというアンバランスな人員構成になってしまっています。そのため企業は30代から40代の、経験のある技術者や、マネージメントポジションを中途採用で補充しようと考えています。

 3.異業種参入

近年、様々な分野のボーダレス化が進んでいます。例えば、IoTはこれまでは考えられなかった分野でも取り入れられるようになっています。不動産業界でVR技術を使用して物件の内覧ができるというように、ある技術がこれまで用いられなかった業界で用いられることは枚挙にいとまがありません。企業自体がそれまで培ってきた技術力やノウハウを異業種に応用するという例も増えてきています。例えば、アイリスオーヤマはもともと生活用品の企画、製造、販売を行う会社でしたが、2000年代から家電事業に力を入れ始めました。現在ではスマートスピーカーに連動したLEDシーリングライトなどを手掛け、今後数年はスマート家電の急激な普及を見込んでいます。一見全く異なる業種ですが、それまでの生活用品販売で確立したブランド力と販路を生かし、異業種参入を成功させた好例と言えます。このように、異業種に参入した企業ではもともと技術者がいるわけではないので、新しく立ち上げる研究開発部に中途採用で良い人材を積極的に採用したいと考えています。

また、モーションキャプチャーやVR技術などは幅広い業界で使用されるようになっていますので、同じ技術を使いながら違う業界に移動することもあるでしょう。

以前のような終身雇用、年功序列の考え方は次第に薄れ、現在は高い技術力や自社にないノウハウを持った即戦力となる人材を、中途採用で積極的に採用していきたいという企業が増えています。

理系人材の市場ニーズ

理系人材は、年々社会において希少価値が高まっています。少子高齢化の影響もあり、理工系を専攻する学生数は減少傾向にある一方で、産業界ではDX(デジタルトランスフォーメーション)や新技術開発の加速によって、理系人材へのニーズはむしろ高まりをみせています。

研究で培った専門知識や分析力、課題解決力は、製造業やIT業界はもちろん、幅広い業界で求められているのです。

ここからは、理系人材に対する市場ニーズについて詳しくみていきましょう。

理系人材は年々減少傾向にある

日本では理系人材、特に理学・工学・農学などを専攻する学生の数が、年々減少傾向にあります。国内の学生約60万人のうち、理系に進むのは約10万人にとどまっています。これは少子高齢化や文理選択の傾向の変化によるものであり、今後も理系の希少性はますます高まっていくと予想されています。

また、大学院の修士課程では、入学者数が2010年頃をピークとして以降減少に転じており、最新の数字でも修士課程全体で7万人台にとどまっています。理系の供給力は明らかに低下しています。

さらに、博士課程においては、2003年頃を最大値として大学院博士前期・後期合わせての入学者数が減少を続け、最新の年次では1.5万人ほどに止まっているのが現状です。これらの数値からも、理系人材の不足は一時的なものではなく、今後も続く問題であると理解できるでしょう。

参照:科学技術・学術政策研究所|2.高等教育と科学技術人材の状況

理系はDXにおいて必要不可欠な存在である

多くの企業がデジタル変革(DX)を進める今、理系人材は業界を問わず必要とされています。

多くの企業では、蓄積されたビッグデータを活用して新たな製品・サービスを創出し、競争力の向上を図っています。これを実現するには、データ分析やシステム開発などの技術スキルを持つ理系人材が必要です。

一方で、理系バックグラウンドを持つ人材は数が限られており、採用競争は年々激しくなっています。経済産業省の試算では、2030年までにIT分野で最大約79万人の人材が不足するとされており、企業にとって理系人材の確保は大きな課題になっているのです。

このような背景からも、データサイエンスやICTに強い理系人材へのニーズは今後さらに高まっていくと考えられます。理系の知識やスキルを磨くことで、DX時代における活躍の場はますます広がるでしょう。
参照:経済産業省|IT分野について

異業種への転職は可能か

専門的な技術や知識を生かして働く技術職ですが、働いているうちに他の分野に興味が出てきたり、新しいことに挑戦したくなる方も多く見受けられます。技術職の異業種への転職は可能なのでしょうか。年代別の転職事情について説明します。

技術者が転職を考える理由

では、どのような時に技術者は転職を考え、転職活動を行っているのでしょうか。実際に大学院卒の技術者の転職サービスをサポートしている、アカリク転職サービスのキャリアカウンセラーの経験談からまとめました。

 1)希望の職種に配属されない

最も多いのがこのパターンだそうです。新卒で採用された場合、多くは総合職として入社し、研修を経て、配属先が決まる場合が多いものです。例えばメーカーで研究開発職を志望していたにもかかわらず、実際は工場の品質管理部門に配属されるなどということもあります。大学院卒の技術職の場合、自身の研究分野に高度な知識、技術を持っており、それを生かして働きたいと希望して入社しているわけですから、関連する研究ができないとなると、退職を考える人が増えてきます。また、コロナ禍でプロジェクトが中止したという理由も最近は増えています。

中途採用ではJOB型雇用という、職務内容や求められるスキルを定義して、それに合った人材を雇用するという形式が一般的です。そのため、せっかく入社したのに希望の職に就けないということは起こらず、求職者と企業がお互いのスキルや職務内容などの条件を確認したうえで採用・入社を決定します。高いスキルを持った技術者にとっては中途採用による転職が理想の形と言えるでしょう。

2)数年働いたのでキャリアアップしたい

この転職理由も以前から多いものです。一つの会社で働いていると、同じことの繰り返しになり、もっと発展的な研究がしたくなったり、同じ分野だがキャリアアップやさらに良い条件を求めてキャリアアップしたいと考えるのは当然のことです。この場合、今まで培った実務経験や実績、成果が重視されます。キャリアアップでは求職者も企業もこれまでのスキル+αを求めますが、これまでのスキルを生かして転職することで待遇面の向上や給料アップが見込めます。

3)キャリアチェンジ、新しい可能性を求めての転職

数は多くないですが、これまでのキャリアを生かして違う分野にチャレンジしたいという方もいます。この場合、既に持っているスキルや技術を違う分野に応用したいという明確なアイデアやビジョンを持っていたり、他に何かできることはないかと希望される方が多いです。この場合、これまでの研究、実務でのバックグラウンドがそのまま強みになりますので、技術職のポジションだけでなく、その業界におけるコンサルタントとして活躍することもできます

【理系転職】技術職で注目されている職種

理系人材へのニーズが高まるなか、どのような職種に注目が集まっているのか気になる方も多いでしょう。

理系の強みを活かせる分野は幅広く、代表的なものとして次の4つが挙げられます。

  • AI・データサイエンス
  • 機械・電気・電子
  • バイオ・ライフサイエンス
  • ITインフラやセキュリティ

それぞれの分野には異なる特徴や求められるスキルがあり、理解を深めることでキャリアの方向性を考えるヒントになります。

ここでは、今後の転職市場で需要が伸びているこれらの代表的な技術職について詳しく解説します。

AI・データサイエンス系

AIやビッグデータの活用は今後ますます拡大すると言われており、この分野の専門人材は転職市場でも特に注目されています。

代表的な職種は、次のとおりです。

  • AI・機械学習エンジニア:AIモデルの研究や開発を行い、製品やサービスに実装する
  • データサイエンティスト:膨大なデータを解析し、企業の意思決定や戦略立案に関わる
  • ビッグデータエンジニア:データ処理や解析を行うための基盤を設計・構築・運用する
  • MLOpsエンジニア:機械学習(ML)の開発と運用に関わる

これらの職種では、PythonやRなどのプログラミング言語や、TensorFlow・PyTorchといった機械学習ライブラリに関する知識、そしてクラウド環境やデータベースの理解が求められます。

未経験者でも、オンライン講座やデータ分析コンペを活用すれば、転職時にアピール可能なスキルを習得できます。

AI・データサイエンス分野は今後も成長が見込まれており、早いタイミングでそれらの知識やスキルを習得することで、キャリアの選択肢を大きく広げられるでしょう。

機械・電気・電子系

機械・電気・電子系は、自動車や半導体、ロボット、家電など、日本のものづくり産業を支える分野です。近年は、EV(電気自動車)や自動運転、IoT家電、産業用ロボットなど新しい技術が次々と実用化されており、これらの分野の技術者は引き続き高い需要があります。

代表的な職種は、次のとおりです。

  • 機械設計エンジニア:機械製品や部品の構造を設計し、試作・量産へつなげる
  • 回路設計エンジニア:電子回路や基板の設計を行い、製品の性能を最適化する
  • 制御・組み込みエンジニア:機械や装置を動かすためのソフトウェアや制御プログラムを開発する
  • 品質保証・評価エンジニア(QAエンジニア):製品が仕様どおりに動作するかを検証し、安全性・信頼性を担保する

これらの職種では、機械力学や電気回路、制御工学などの基礎知識に加え、CADツールの操作や組み込み系プログラミング(C言語など)が求められます。IoTやロボティクスの進展に伴い、センサー技術や通信インフラに関する知識も重要なスキルとなります。

未経験から挑戦する場合は、機械設計や電気回路の基礎を学べる講座、プログラミングの入門書、CADの操作練習などで準備するのがおすすめです。

この分野は今後も安定した需要が見込まれるため、スキルを磨けば、自動車や家電、FA(ファクトリーオートメーション)など幅広い業界で活躍できるでしょう。

バイオ・ライフサイエンス系

研究開発の最前線で力を発揮できる分野として、バイオ・ライフサイエンス系も転職市場での注目を集めています。

この分野でも、次のような職種へのニーズが拡大しています。

  • 創薬研究職:新薬の候補化合物を発見・評価し、基礎から臨床まで進めるプロセスを担う
  • 臨床開発職:臨床試験を計画・運営し、データ収集から医師や関係者との調整を行う
  • 品質保証・品質管理エンジニア(QAエンジニア):製品の安全性や品質をチェックする仕組みを整備し、適切に維持する
  • バイオインフォマティシャン:大量の生命科学データを分析し、創薬や医療研究に役立てる
  • プロセスエンジニア:大規模生産に向けたバイオプロセス(細胞培養・精製)の設計・最適化を担当

この分野では、分子生物学や生物工学、化学などの専門的知識に加えて、実験技術や臨床関連の知識、データ解析・統計処理のスキルが評価されます。未経験の方でも、基礎的な研究経験を積んだり、データ分析スキルを習得したりすることで、アピールにつながるはずです。

製薬企業やバイオベンチャーでは新規パイプラインの創出や再生医療・診断薬の開発が加速しており、経験者だけでなくポテンシャル採用にも注力しています。今のうちに実践的なスキルを磨くことで、将来的には多様なキャリアパスが選択できるでしょう。

ITインフラ・セキュリティ系

企業のデジタル基盤を支える重要な役割として、ITインフラとセキュリティ分野は今や不可欠な存在です。クラウド化やリモートワークの普及、さらにはサイバー攻撃の高度化により、この分野の専門人材に対する需要は急激に高まっています。

代表的な職種は、次のとおりです。

  • インフラエンジニア:クラウドやネットワーク、サーバーといったIT基盤の設計・構築・運用を担当し、サービスの安定稼働を支える
  • ネットワークエンジニア:通信インフラの設計や構築、最適化を担い、安全で高速なデータの送受信を実現する
  • セキュリティエンジニア:サイバー攻撃からシステムを守るため、脆弱性診断や防御システムの設計・運用を行う
  • クラウド・SREエンジニア:クラウド環境でのシステムの信頼性と可用性を確保し、自動化と運用効率を高める役割を担う

これらの職種では、サーバー・ネットワーク・仮想化の基礎知識に加え、Linux操作、スクリプト言語(Shell/Pythonなど)のスキルが求められます。また、セキュリティ分野では、認証・暗号化・侵入検知といった専門知識に加え、最新の脅威を捉えるスキルも重要です。

なかでも、セキュリティエンジニアは高い需要がある職種のため、未経験者にとってもチャンスが広がっています。基礎的な知識やスキルを習得できれば、スキルベースで評価されやすい分野といえるでしょう。

転職を成功させるコツ

では、技術者の転職を成功させるコツとは何でしょうか。ここでは、今まで積んできたキャリアの棚卸し、情報収集(求人情報、業界トレンド、企業研究)、ポジティブな転職理由の整理、そして頼れる転職エージェントの活用という、4つの転職成功のコツについて詳しく解説していきます。

今まで積んできたキャリアの棚卸しをする

それでは、転職を成功させるには何が必要なのでしょうか。転職では新卒と異なり、これまで経験してきた仕事内容や成果、仕事を通して得たスキルなどを明確にして、アピールする必要があります。仕事内容も、何をしたかという事実だけを整理するのではなく、その仕事に取り組む上で工夫したこと、業務の中で身に着けたスキル、仕事をする中で気が付いた自分自身の強みについても考え、把握しておくことが重要です。この、キャリアの棚卸や自己分析をしっかりと行っていく中で、自身が今後の転職先でやりたいこと、これは譲れないという部分も明確になっていきます。

情報を収集する

自身の強みや専門性、転職に際して譲れない点、叶えたい目標がはっきりとしたら、次は情報を収集します。

1)求人情報を探す

求人情報は転職情報サイトや求人誌で探すことができます。ポジション名だけでなく、保有スキルや資格、勤務地など様々な情報から検索することが可能です。中途採用のJOB型雇用では求められるスキルが細かく書かれていることが多いので、しっかりとチェックしましょう。

2)業界の動向やトレンドを確認

その業界で今注目されている技術や分野、グローバルなトレンドを理解するのは業界研究や、将来のポテンシャルを評価するのに役立ちます。キャリア構築のヒントにもなると思いますので、いくつかの気になる業界について調べてみましょう。

3)企業研究

求人情報と業界トレンドを確認したら、そろそろ応募したい企業が絞れてくる頃です。企業のウェブサイトはもちろん、社長やプロジェクトマネージャーなどのキーパーソンのインタビューや業界誌への寄稿がないかもチェックしてみましょう。同業他社と比較することで、その会社ならではの強みや弱みが整理されると思います。

仕事をしながらの転職活動だと、時間がないので事前準備は面倒に感じるかもしれません。しかし、転職は何度もやり直すわけにいかないものですので、しっかりと時間と手間をかけて事前準備を行いましょう。

転職理由をポジティブに表現する

転職の面接で答え方に困る質問と言えば転職理由です。転職理由を聞くのは、自社に入っても同じ理由で退職してしまうことが無いか、責任をもって仕事に取り組むことができるかを見極めたいという意図があります。そのため、どんな理由であれ、前職・現職に対してネガティブな退職理由を伝えるのはやめておきましょう。退職理由が残業が多すぎる、給料が少ないなどのネガティブな理由であった場合でも、それをそのまま伝える必要はありません。アカリクのキャリアカウンセラーによると、転職理由にネガティブな理由を挙げていた方でも、よくよく転職希望先の条件や内容についてのヒアリングを行っていくと、やりたい仕事や将来の目標について生き生きと語りだす方が多いと言います。なぜ今の会社を辞めたいのかではなく、将来の目標やキャリアプランについて整理することで、ポジティブな退職理由についても考えることができます。

引用:https://acaric.jp/articles/jobchange/2191

転職エージェントを活用しよう

技術者の転職活動において、自己分析と情報収集が成功のカギです。ただ、これを一人で行うのは難しく、また転職のことを周りに秘密にしていたり、同じ業種の友人が少なかったりするなど、技術者の転職活動について相談できる相手がいない場合もあります。そんな時に頼りになるのが転職エージェントです。転職エージェントとは、登録してきた求職者と人材を探している企業とを結びつけ、転職をキャリアカウンセリング、案件紹介、書類作成支援や模擬面接、入社手続きのサポートなど、最後までサポートしてくれます。しかし、技術者の求人数自体は全体の求人数に比べると少なく、大手転職エージェントでは技術職の転職についてのノウハウが少ない場合があります。そのため、技術者の転職支援に特化したエージェントを利用することがお勧めです。

アカリクキャリアは大学院卒の就職支援・転職支援を専門に行うエージェントです。社員の多くは大学院卒であり、専門職、技術職に関するノウハウがしっかりと蓄積されています。また、10年に渡る就職支援の中で、大学院卒の技術職を求める企業との結びつきを深め、非公開求人の依頼も多数保有しています。

例えば、現在アカリクキャリアに登録されているのは、化学系、バイオ系、ライフサイエンス系の専門職の方が多く、多くの転職先をご紹介しています。初回のキャリアカウンセリングから最後まで、一人ひとりに担当キャリアカウンセラーがつき、支援を行うため、きめ細かい対応が可能です。これまで多くの方の転職をサポートしてきたため、キャリアチェンジや、5年後、10年後のキャリアプランについてのイメージが持てるような支援を行えることも、アカリク転職サービスの大きな強みとなっています。大学院卒の技術者の転職に特化した転職エージェントを利用することで、時間と労力のコストが大幅に削減でき、転職活動の心強い味方が得られます。 

今すぐに転職を考えている方以外でも、長期的なキャリアに関する相談、自分のスキルや経験が生かせる職種にはどんなものがあるか知りたいなどの理由で登録される方も多いものです。ぜひ、アカリクキャリアに登録し、転職活動の一歩を踏み出しましょう。

まとめ

この記事では、技術者の転職事情と転職のコツについてみてきました。

・技術者は専門分野が限られるため、マッチする求人数が比較的少ない
・しかし、その一方で高度専門職人材を中途採用したいという企業のニーズは高い
・技術者が転職を考える理由は、自身の専門性をもっと生かしたいという動機であることが多い

・転職を成功させるコツは仕事を通じて得たスキルと専門性の自己理解を深め、業界研究・企業研究を含めた情報収集にある
・効率よく転職活動を行うためには、大学院卒の技術者の転職サポートに特化した転職エージェントの利用が不可欠

いかがでしたでしょうか?この記事を参考に、ぜひ実りある転職活動を進めてください。

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