内定者インタビュー
プライドを捨てろ!
電機メーカー 内定
研究分野 教育学系
修士課程
Kさん
なぜ研究者ではなく、就職をしようと思ったのか?
以前より、自分は研究者向きではないと実感していたし、もしも仕事をするなら20代からバリバリ働きたいと思っていたからです。ただ、修士に入った段階では、英語教員になりたい気持ちと就職したい気持ちとが半々でした。しかし、教育の分野しか勉強したことがない自分自身を振り返り「自分は本当にこれで良かったのかな?」と考えるようになり、昨年12月に企業の就職活動に踏み切りました。
志望業種職種は?
就職活動では幅広く色々な経験をしたかったので、業界は絞りませんでした。が、私は大学4年次のカナダ留学から海外の人々と接する機会があること、自分で考えながら動けること、そして社員の雰囲気が良いこと、という3点を企業選びのポイントとしていました。
面接や試験の対策は?
筆記試験対策用の問題集は3冊購入しました。面接対策は、就活サイトを用いた情報収集だけでなく、他の就活生との差別化を図るために企業が独自で行っているセミナーや大学が主催している就活セミナーに積極的に参加しました。セミナーなどでは社員の方のお話を詳細にノートに取り、サイトの情報に照らし合わせて情報を補強することで自分の主張に説得力を持たせるようにしました。
就職活動を通じてうれしかったこと・悲しかったことは?
就職活動全体を通して良かったことは、面接官が面接後に、自分という人間の「強み」や「弱み」を忌憚なく教えて下さったことで、「自分がどういう人間で、社会からどういう目で見られる傾向にあるか」を理解できたことです。辛かったことは、文系の大学院生に対する周りの見方が比較的冷たかったことです。理系の大学院生のように専門的な技術があるわけではないので、自身の専門分野を含め、自分の良さを面接等でできる限り分かり易く、かつ短時間で伝えられるよう努力しました。
就職活動をしている大学院生へのメッセージをお願いします。
まず、自信を持ってください。そしてつまらないプライドを捨ててください。
「自分は歳を取っているぶん、知識、経験それに専門分野もある。どうしてこの歳になってまで学部生と同じラインに並び、必死にアピールしなきゃいけないんだ」という気持ちが少しでもあると、面接では落とされ、勢いと輝きのある学部生に負けてしまいます。
最後に、就活はキャリアの一部に過ぎません。そこでエネルギーを使い果たさず、入社後のビジョンも視野に入れて就活に励んでください。
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