今回は、ご自身のやりたい仕事を求め、システムエンジニアから、科学計算エンジニアへと転職されたお客様にインタビューを行いました。時間がない中でも、アカリクキャリアの転職サポートで、効率的に転職活動ができたとの感想をいただきました。
Q転職前はどのような仕事をしていましたか？
ポスドクを１年経験したのち、一般企業に就職し、システムエンジニアとしてデータのシミュレーションを行っていました。
Q転職を考えたきっかけや背景を教えてください。
体調を崩したことがきっかけですが、その前から、この仕事は自分のやりたいこととは違うという思いがあったと思います。もっと自分のやりたい仕事をしたいと考えるようになりました。
Q転職において面接や書類選考等、選考時に過去のご経験や大学・大学院活時代の研究が活きた点（企業から評価された点）
博士号を持っているという点が評価されたと思います。博士課程の研究という一つの物事を最後までやり切ったこと、その過程で大小さまざまな課題を一つ一つ解決してきた点が自分にとっても自信になりましたし、評価もされた点だと思います。もう一つは未経験のことにチャレンジしてきた点です。研究生として新しい分野の研究を急に行うことになったこともありましたが、それに応えてきたことで新しいことにチャレンジする力がつきました。
Q今回転職先に選んだ企業の決め手を教えてください。
一つ目は仕事内容です。転職先はARグラスの開発を行う会社ですので、世界的に最先端の技術に触れられる分野ということで、やりがいを感じました。二つ目はソフトウェアとハードウェアの両方に携われるという点です。自社で製品全体を作っているので、その点が興味深かったです。
Q面接において気を付けたことや工夫したことはありますか
どの企業の面接でも、その企業やプロダクトに対する興味を伝えることにしました。元々興味のある企業ばかりを受けたので、どの会社でも興味を伝えやすかったです。
Ｑ今回、第一志望の会社には残念ながら決定しませんでしたが、モチベーションをどのように保ちましたか？
スキル面でのマッチングが合わなかったという理由だったので、仕方ないと割り切ることができました。博士課程でも挫折に直面したことがあり、その際にスキルが合わないものはしょうがないと割り切れるようになりました。このような経験をしたことで、博士課程では人間的な面でも成長できたと思います。
Q転職活動を複数社同時進行しましたが、どのようなメリットがありましたか
複数の会社に応募したので、比べることができた点がメリットでした。
ちょっと気になった会社は受けるようにしました。求人票だけではわからないことが、直接企業さんとお話して分かることが多かったので、会社説明会に行くような感覚で、書類応募をしました。アカリクキャリアが書類応募や日程の調整など、手間のかかることを代行してくれるので、気軽に複数応募できたのはありがたかったです。
第一志望だと思っていたところも、話を聞いてみたら思っていたのと違うと感じたこともありました。求人票の印象より志望度が上がることも下がることもあったので、自分のやりたい仕事かどうか見極めるためには、実際に会って話を聞く重要さを感じました。自分一人での転職活動では、複数の会社に応募するのは難しかったので、エージェント利用のメリットだと感じました。
Qアカリクキャリアの転職サービスをご利用いただいた感想を教えてください。
ポスドクから、初めての就職の時もアカリクのサービスを利用したことがあったので、今回転職もアカリクに問い合わせようと思いました。たくさんある求人の中で、自分のやりたい内容に近いものを選んで勧めてもらえたことと、サポートが手厚く、次に何をするべきか明確に教えてもらえたので、忙しい中でも効率よく転職活動を進めることができました。
Q転職を目指す方にアドバイスお願いします。
私にとって、やりたいことを実現すること＝転職でした。今の仕事に違和感があるなら、動いてみるとよいと思います。今まで知らなかった選択肢を知ることができますし、まずは企業の話を聞いてみることから始めてみてはいかがでしょうか。もう一つ、妥協しないということも重要だと感じました。最初の就職では自分のそれまでの経歴から、「自分にできること」を探していたように思います。今回は「自分のやりたいこと」を探しました。転職は不安だとよく聞きますが、そもそも不安のない会社は存在しないので、妥協せずに自分のやりたい仕事ができる環境を探すことが必要だと思います。
担当キャリアアドバイザーからの一言。
ご自身で企業研究を積極的にされていた姿が非常に印象に残っています。
我々エージェントからの情報だけではなく、自ら情報収集することによって興味・疑問・懸念等が「自分事」となり納得感のある意思決定に繋がっていきます。
企業様から面接のフィードバックを頂戴した際に「スキル・経験はもちろんのこと弊社へのパッションを非常に感じた。他の選考者と違い、ワクワクしている表情が非常に好印象であった」と嬉しいメッセージも届きました。プロダクトへの興味・事業の将来性・一緒に働くエンジニアの方々とのフィット感など、素晴らしい転職になったかと思います。ありきたりではございますが、入社することがゴールではなく、「入社後のご活躍」がゴールであると思いますので、陰ながら応援しております！！
