アカリク広報のTwitterアカウント(@acaric_pr)の質問箱に、これまでに頂いた内容をまとめました。大学院生の就活や研究に関するご質問などにお答えしています。
過去の皆さまからの質問とアカリクからの回答をこちらからご覧いただけますので、是非ご覧ください!!
アカウント統合のお知らせ
アカリク広報のTwitterアカウント(@acaric_pr)が2022年9月をもって閉鎖し、アカリク公式(@acaric)と統合いたしました。フォロワーの皆様、これまでありがとうございました。今後は、アカリク公式(@acaric)で情報発信します。まだフォローしていない方は、ぜひフォローをお願いします!
アカウント統合に伴い、過去に皆さまから質問箱に寄せられた質問と回答をまとめてご紹介します。
研究室配属前に準備すること
回答が大変遅くなりまして申し訳ございません!進学に向いているかどうかを配属前に判断するのは、かなり難しいと思います。というのも、実際に研究活動をやってみないことには、合う合わないはわからないからです。もし可能であれば、「進学に興味がある」ことを伝えた上で、希望する研究室に配属前から出入りさせて頂くことは(大学によりますが)可能だと思います。どこの研究室であっても、やる気のある学生さんは大歓迎であるところが多いです。このように、周りより先んじて研究活動のお手伝いをしてみることで、向いているかどうかを早く知ることができるのではないかと思います。
また、工学部は分野的に修士進学者が多い分野になりますので、むしろ修士に進学しないほうがレアケースとなる場合もあったりします。修士2年間で研究に取り組んでみて、「やっぱり合わないな」と思ったら修士修了時に就職しても全く問題ないので、金銭面(学費)の懸念がないようでしたら、気軽に進学してみてもよいかと思います。
研究は(好きな人にとっては)とても楽しいアクティビティなので、ぜひチャレンジしてみてください。応援しています。
研究の始め方、研究室の乗り切り方
回答が大変遅くなりまして申し訳ございません!その後、いかがですか?研究は座学だけではなく、自主的に行動して新しい知見を得ることに重要性がシフトしていきます。そのため、研究対象に興味を持ち、その興味を行動に移せる方が向いていると思います。卒論や修論はあくまで学部・大学院教育として「論文執筆」を行うフェーズになりますので、結果の良し悪しよりも、その分野のお作法に則って研究活動ができているかどうか、が問われます(博論だけは異なりますが…)。座学が得意とのことですので、手法を学んだり知識として取り入れたりするのは問題ないと思われますので、実際に実践してみて楽しいかどうかで、大学院に進まれるかどうかを改めて考えてみても良いのではないでしょうか。
また、ストレスと疲労に関しては、ご自身で状態を認識されているのがとても良いと思います(たまに自分の疲労度合いを認識できず、突然倒れてしまう方もいるため)。自分なりの解消法を見つけておくと、無理をせずに自分のペースで活動を続けられます。ぜひ自分の心身のコントロールができるようにしておくと、研究活動でもそれ以外でもとても過ごしやすくなりますよ。体調に気をつけて、いろいろとチャレンジしてみてくださいね。
多忙な研究室での卒論・進の進め方
回答が大変遅くなりまして申し訳ございません!研究室生活はいかがですか?研究活動(それ以外の活動もそうですが)は主体的・自発的に行うものですので、ぜひ今のうちに感覚をつかんでいただくと後々楽になると思います。研究室がかなり忙しいところということは、さまざまなことが経験できるところだと思いますので、タスクに飲まれないようにマネジメントスキルを取り入れてみるのもいいかもしれません。少し余裕が出てきて、興味の持てる研究テーマがみつかれば、自ずと主体的に動けるようになると思いますよ。がんばってください!]
研究がうまくいかない時の対処法
回答が大変遅くなりまして申し訳ございません!卒研はタイムリミットがあるので、大変ですよね…その後、うまくいかれましたでしょうか?留年になってしまうと、ご自身はもとより、指導されている先生も困る事態になりますので、早めに担当の先生に現状を報告して、どうしたら良いかアドバイスを求めてみるのがいいと思います。先生に言いにくいようでしたら、同期の方や先輩に相談してみてもよいです。まずは一人で抱え込まないことが大切ですので、ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、助けを求めてみてください。
研究者が避けたい雑務
回答が大変遅くなりまして申し訳ございません!研究者の方が嫌だと思う雑務は、「研究以外のあらゆる事柄」なのではないかなぁと思います。研究者にも色々いますので、教育が好きだったり、大学での活動が好きな方、事務作業が好きな方もいらっしゃいます。ただ、基本的に研究が好きで/得意で研究者になった方が多いので、事務作業やスケジューリング、日程調整などはあまり好きではない方が多いように感じます。資金的に余裕がある方は、秘書さんを雇ったりしますね。
大学院のいいところ
大学院のいいところ、たくさんあるのですが「専門的な内容が学べるところ」「自力で研究を行うための力を養えるところ」が一番大きいですかね。大学院の博士課程を修了すると得られる博士号は「研究者のパスポート」とも呼ばれ、独立した一研究者としてやっていけることを保証するものになります。あと、社会人になってから振り返ると、研究に専念・没頭することができる大事な場所であり時期である、とも言えると思います。(h)
以上、質問箱にいただいた内容をご紹介しました。
今後もアカリク公式(@acaric)から情報発信しますので、よろしくお願い致します。