内定者インタビュー[情報系/修士課程から自動車メーカーへ]

内定者インタビュー

計画性をもって、積極的に行動を

自動車メーカー　内定

研究分野　情報系

修士課程

N. O.さん

就職活動を始めたのはいつからですか？

修士1年の3月頃からです。

3月頃から学校内で開催されていた企業説明会を中心に参加しました。3月に国外発表があったこともあり、就職活動に専念することは難しかったのですが、空いた時間を活用して業界研究をしていました。また、研究室のOBにも就職活動全般のアドバイスを頂きました。

どのような軸で企業を見ていましたか？

企業選択の軸は「事業内容」「自己成長できる」「勤務地」の3つでした。

一つ目の軸は、「ものづくりを通して社会貢献に力を入れている企業」でした。私の社会貢献の在り方は、私たちの生活に新たな価値を生み出すことと考えていました。
二つ目の軸は、「自己成長できるフィールドがある企業」であることでした。私は身近な問題に対して、自分の力で貢献したいと考えています。そのために、高い技術力を身に付けられる環境、若手にも活躍の場を与えてくれる環境がある企業を見ていました。
三つ目の軸は、「勤務地」です。私は関西で働くことを希望していたので、関西に勤務地がある企業を中心に探していました。

就職活動と研究の両立はどのようにされましたか？

特に両立は意識していませんでした。

3月に国外発表があったのでそれまでは研究に集中し、その後就職活動に集中しました。就職活動を本格的に始めた時期が遅かったのもあり、エントリーシートや面接対策に特に力を入れていました。また、エントリーシートの提出が続くときもありましたが、スケジュール管理を行い、余裕を持ってエントリーシートを作成することを意識しました。

就職活動の中で、一番努力したことはどんなことがありましたか？

就職活動を思い返して、一番大変だったのはエントリーシートだったと思います。

初めてエントリーシートを書いたのは4月でした。それまでに自己分析や業界研究を十分に行っていなかったのに加えて、エントリーシートの書き方も不慣れだったため、初めて提出したエントリーシートは当然ながら落ちました。書き方を学ぶため就活情報サイトで調べ、また学内のキャリアセンターを利用して添削を行ってもらいました。数をこなしていく中で次第に書き方や伝え方が分かり、連日続くエントリーシートの締切にも対応することが出来ました。

企業への自己アピールはどのような内容をしていましたか？

もしここで働かせてもらったら、どのような貢献ができるかについてアピールしました。

エントリーシートや面接の場では研究内容をよく聞かれます。その際に，自分の研究内容を分かりやすく相手に伝えるのは大事ですが、それだけでは相手に何の印象も残らないと思いました。そこで研究内容だけにとどまらず、研究活動を通して学んできた技術や経験を伝えることを意識しました。さらに、企業に対して自分がどのように貢献できるのかというアピールをすることを心がけました。

内定先への決め手は何でしたか？

志望通りの企業であったことです。

内定をいただいた企業は就職活動を始める前から気になっていましたが、上記の3つの軸で企業を調べる中で自分の志望と合致していることを知りました。また、研究室のOBに内定先の企業に就職した先輩がいたので、その方から話を伺うことで一層その企業に就職したいと考えるようになりました。そして無事内定を頂いたので、その内定をお受けしました。

就職活動の中で最も印象的なエピソードを聞かせてください。

最も印象的なエピソードは、研究室のOBの方にメールで相談にのっていただいたことです。

第一志望の企業に研究室のOBの方がいて、OB訪問の際にメールアドレスを教えていただきました。それから何度もメールで相談にのっていただけたことが、印象に残っています。身近に第一志望の企業に就職している方がいることで、就職活動のことだけではなく、外からではわからない具体的なお話を伺うことができました。OBの方への相談を通してより強くその企業に入りたいと思うようになり、就職活動のモチベーションも上がりました。

就職活動をしている大学院生へのメッセージをお願いします。

就職活動は皆さんも予想している通り、大変です。

周りがうまくいっているのに自分の選考が思い通りにいかないと焦ります、不安になったり、過剰に心配してしまったりします。苦しくて、早く就職活動を終わらせたいと考えると思いますが、同時に様々な業界を知ることができるのは人生でもこの機会だけです。この貴重な機会に自己分析をして自分自身をしっかり見つめなおし、余裕をもって準備をして、楽しんで就職活動をしてください。応援しています。