転職前はどのような仕事をしていましたか?
大学・大学院で電気電子工学について学び、放電プラズマの環境・医療分野への応用に関する研究を行っていました。
精密機器メーカーに就職後は工場で電子回路の生産管理を担当していました。
転職を考えたきっかけや背景を教えてください
元々研究開発職を志望しており、医療機器や産業機器を開発する会社に就職しました。
エンジニアとしてのキャリアを思い描いていましたが、生産管理部門に配属され、工場での生産管理を担当していました。
このままでは将来に選択出来るキャリアが限られてしまうと思い、その会社での部署異動の可能性を調査するとともに、転職活動に踏み切りました。
今回キャリアチェンジ転職をされましたが、キャリアチェンジしようと思ったきっかけや背景を教えてください
第二新卒としてポテンシャル重視の採用をして頂けるのが入社後3年間ぐらいまでということを聞きました。
そこで、生産管理の仕事に自分がやりがいを感じて取り組めるようになる可能性と、新しい分野に第二新卒としてチャレンジできる期限を天秤にかけ、やはり元々自分のやりたかった研究の道に進みたいと、キャリアチェンジを決意しました。
キャリアチェンジ転職において面接や書類選考等、選考時に過去のご経験や大学・大学院活時代の研究が活きた点(企業から評価された点)があれば教えてください
2019年にバイオサイエンス部門を新設したIT企業に転職が決まりました。
転職先ではちょうど生物系のバックグラウンドを持つ社員がおらず、生物とITの両方の下地を持つ人材を欲していたとのことで、私が大学院において電気電子工学と生物工学が融合した領域の研究をしていた点が評価されました。
今回転職先に選んだ企業の決め手を教えてください
自分の興味のあった分野の仕事に最初から関わることができるという点が1番の決め手です。
また、もともと私は新しい知識や分野への興味関心が強いため、会社全体に挑戦していく雰囲気を感じた点も重要な要素となりました。
同様にキャリアチェンジ転職を目指す方にアドバイスお願いします
キャリアチェンジというと、大きなチャレンジのように思えますが、まずは自分にとって心理的・物理的にハードルの低いことから何でもいいのでやってみればいいと思います。
特に第二新卒を狙う場合は迷って悩んでいるうちにどんどん時間が経ち、可能性が減っていきます。
転職活動をするだけなら何もデメリットはないと思いますし、自分のキャリアを見直す機会にもなると思います。
転職のハードルが高い場合は部署異動という選択肢もあると思いますので、まずは行動してみるのが良いと思います。