Kaggle(カグル)コンペ入賞者は転職しやすい?どんな業界で需要が高いのかを解説

転職

データサイエンティストになりたいけど、どうすればいいの?」

「未経験からでも転職できるの?」と悩んでいませんか?

一般的に未経験からデータサイエンティストに転職するのは難しく、ほぼ不可能だというイメージがありますよね。

しかしながら、未経験でもKaggleというプラットフォームで実績を積むことで、データサイエンティストとして転職することもできます。

今回は、これからKaggleで実績を積んで転職活動をを始めようとしている人のために、

・Kaggleについて

・Kaggleの実績で可能な転職について

を紹介していきます。

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Kaggle(カグル)とは?

Kaggleとは、データサイエンスと機械学習に携わっている人のプラットフォームです。世界中の人が集まっており、40万人もの規模を誇っています。

Kaggleの大きな特徴として、参加者たちが自身のデータサイエンススキルを競い合うコンペティション(コンペ)が行われるという点です。

コンペは、企業や政府などが課題を出され、その課題で優秀な成績を残したチームや個人に賞金が支払われます。また、成績が上位だった人に対し、メダルが与えられ、メダルを多く獲得するとGrandmasterやMasterの称号を得ることができます。

スキルを持っている人でないとコンペに参加できなさそうに思われがちですが、初心者でも問題なく参加できるようになっています。

Kaggleにはカーネルというさまざまなユーザーが作成したコードの説明が公開されており、学習に利用できます。

Discussionという機能もあり、Kaggleに参加している世界中の人たちと会話ができます。情報共有などに有効活用でき、スキルアップや知識の向上を行えます。

Kaggle(カグル)の実績だけで転職できる?

Kaggleでスキルを磨くことで、初心者でも実績を積むことができますが、この実績で転職することは可能でしょうか。ここでは、Kaggleの実績で転職できるデータサイエンティストについてと転職の実情について紹介します。

データサイエンティストとは

データサイエンティストとは、さまざまなデータに基づいて客観的な分析を行い、市場動向の把握や会社経営の判断などのサポートを行う仕事です。

業務内容は企業によって異なるため、一概に言えませんが、大量のデータ収集やデータ分析による課題解決、プログラミング業務などを行います。

データサイエンティストは現在非常に需要のある職業です。膨大な情報がある今の時代で利益を増やすためにビッグデータの活用が重要になってきています。得られたビッグデータにはまだ世の中で生み出されていないビジネス機会が眠っているということもあり、データを上手く活用できる人材が今の社会に求められています。

現在でもビッグデータをビジネスで活用できる人材は不足しているため、市場価値が高いことから、多くの会社で高い収入が見込めます。

Kaggle枠を設けている企業もある

企業の中にはKaggleに参加している人を対象にした採用活動が行われています。データサイエンティストの募集をしている企業はKaggleについて認知していることが多く、Kaggleに参加している人「Kaggler(カグラー)」を求めていることがあります。

Kaggle枠では、条件によってはデータサイエンティストの実務経験がなくても応募できます。KagglerはKaggle内での実績があればスキルを持っていると判断されるため、企業からも採用されます。

また、Kaggleの実績は就職してからも重要です。企業によっては昇格や昇給に関わり、優秀な実績をおさめると、重要なポストに就くことができます。国内企業でもそれだけKaggleの価値が高いということでしょう。

Kaggleでの実績だけでは転職できないケースも

企業からスカウトが来たり、Kaggle枠採用活動を行ったりなど、優秀なKagglerは貴重な人材として企業から重宝されていることがわかりました。

しかしながら、いくらコンペで上位になったとしても、企業によっては実務経験がないと採用してくれないケースも少なくありません。

そのため、未経験者でデータサイエンティストなれる企業は限られてしまうことがあります。限られた会社の中で自分に合う会社を探しましょう。

データサイエンティストの需要が多い業界はどこ?

データサイエンティストはさまざまな業界で需要があります。

院卒者・エンジニアスペシャリストの方のハイクラス転職を支援する「アカリクキャリア」でデータサイエンティストを募集している会社を調べると、

・精密機械業界

・建設業界

・広告業界

・運送業界

・バイオ業界

・医療業界

・自動車・輸送機器業界

・製薬業界

・IT業界

などさまざまな業界で募集していることがわかりました。

中には大手のメーカーや通信会社などが募集しており、データサイエンティストが活躍できる場が多くあります。

給与は会社によりますが、年収1,000万円以上の企業もいくつかありました。それだけ、データサイエンティストが貴重な人材でニーズが高いということがわかります。

データサイエンティストになるためにも、さまざまな業界の会社を見て、選考を受けてみることをおすすめします。

まとめ

Kaggleと転職の関係について紹介しました。

この記事についてまとめると以下のようになります。

・Kaggleはデータサイエンスと機械学習に携わっている人たちのコミュニティ

・コンペで上位の成績を収めると、賞金とメダルが授与される

・Kaggleの実績から需要が高く、高給なデータサイエンティストに転職できる

・実績があればKaggle枠採用に応募できる

・実務経験がないと転職できない企業もある

・データサイエンティストは幅広い業界で活躍できる

転職に成功するためにもKaggleでスキルを身につけて、実績を作りましょう。

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