26卒
2024/06/13 公開
◆ケミスト
・有機合成化学のハイレベルな知識と実践能力を有し、標的分子に対する新薬候補化合物(低分子、天然物、ペプチド、ADC、核酸、機能性分子等)をデザイン、合成する探索研究
・薬理活性、選択性、物性、薬物動態、安全性等のデータの複合的な分析を行い、基準を満たす化合物を創出する最適化
・次世代創薬技術、薬剤候補化合物のドラッグデリバリーシステム(リポソーム、ナノ粒子等)の開発研究エーザイオリジナル新薬(低分子、中分子、ADC、核酸医薬、天然物等)となる候補化合物の合成ルート構築、スケールアップ研究および製造処方確立など、初期~中期開発段階におけるプロセス研究
・プロセス化学研究に関わる新規技術の獲得
・治験用原薬製造および非臨床用原薬等の合成や開発段階における各国申請に向けたプロセス研究および申請書作成
・商業生産製造法確立に向けた生産部門との協働と技術移譲
◆バイオロジスト
・神経神経疾患領域およびがん領域における新規治療薬を生み出すための独創的かつヒューマンエビデンスに基づく新規創薬コンセプト創出
・グローバルヘルス領域における新規感染症治療薬を生み出すための独創的な創薬コンセプト創出
・目指す治療仮説に合致したinvitroまたはin vivo薬理評価モデルの確立,およびそれらを用いた新規薬剤候補化合物の薬効薬理評価
・iPS細胞、ゲノム編集、一細胞オミクス等の最先端技術を活用した、次世代創薬技術基盤の開発と創薬への応用
◆トランスレーショナル研究/バイオマーカー研究者
・医薬品開発に必要なバイオマーカーの探索・評価研究
・生化学の知識と免疫測定法やMS を駆使した新規バイオマーカーの同定
・免疫測定法や質量分析法(MS)を用いたバイオマーカーの測定系開発および技術移管
・各疾患サンプルを用いたヒューマンバイオロジーの解明
・探索および臨床の国内外の関係者と連携し一体となった創薬研究の推進
・バイオマーカー測定に関する新技術の開発・評価および導入
◆抗体工学/抗体創薬研究者
・タンパク質の高純度発現精製(リコンビナント抗原、抗体等)
・抗体の特性評価と開発可能性評価(免疫測定、SPR/BLI、細胞アッセイ、物性解析等)
・抗原/抗体相互作用の構造様式に基づく抗体の改変・高機能化
・抗体創薬プロジェクトにおける候補抗体創出、コンセプト証明用ツール抗体の樹立
◆データサイエンティスト/バイオインフォマティクス研究者
・人工知能(AI/ML)をはじめとする高度な解析技術を用い、リアルワールドデータや疾患コホートデータ等の社内外ビッグデータ患者層別化、疾患進展、作用機序等の仮説生成と課題の解決と解明
・クラウドやIaC(Infrastructure as Code)などDevOps技術(Webシステム構築と普及)を取り込んだデータサイエンス基盤の設計やグローバル展開
・各種NGS解析/マルチオミクス解析技術を用いた、ヒューマンバイオロジーに基づく新規創薬コンセプト創出及び関連バイオマーカー探索・解析支援
・ゲノム情報、各種臨床情報・コホートデータ等の社内外ビッグデータを統合・利活用し、患者層別化、疾患進展、薬剤反応メカニズム等の仮説生成と課題の解決
◆データ活用スキルを持つバイオロジスト
・神経疾患領域およびがん領域における治療薬を生み出すための独創的かつヒューマンバイオロジーに基づく新規創薬コンセプト創出
・目指す治療仮説に合致したin vitroまたはin vivo薬理評価モデルの確立,およびそれらを用いた新規薬剤候補化合物の薬効薬理評価臨床試験において薬剤の作用や有効性を示すバイオマーカーの同定・測定系開発および臨床試験サンプルの測定
・高感度測定技術(質量分析、免疫測定)を用いた新規疾患バイオマーカーの同定及び測定法の開発
・各種NGS解析/マルチオミクス解析技術を用いた、ヒューマンバイオロジーに基づく新規創薬コンセプト創出及び関連バイオマーカー探索・解析支援
・統計学、ヒト遺伝学、薬学、医学、数学、計算機科学、情報学等を最大限に活用した、データ解析・可視化手法の確立、解析結果からの仮説生成
※「データサイエンティスト/バイオインフォマティクス研究者」と一部重複する業務内容の記載がありますが、本職種では、生物学/薬理学研究者の知識や技術をベースに、Dryの仕事を深く学んでいき、データサイエンティストとして活躍したいという熱い想いを持つ方を募集しております
◆計算科学研究者
・計算科学技術を活用し、標的分子に作用するヒット化合物の探索、およびヒットからリード化合物への展開効率化による創薬プロジェクトの推進
・実験データと社内外の計算科学技術(分子動力学シミュレーション、機械学習を含む)を組み合わせた独自SBDD手法の開発と応用
・実験研究者と連携し、Undruggableな標的分子や、様々なモダリティ(ペプチド、抗体、機能性分子等)に対する合理的創薬プロセスの実現に貢献する手法開発と応用
◆タンパク質科学研究者(Biophysics/Display技術)
・SPR、MST、NMRなどのBiophysics手法を用いた標的分子と各種モダリティの分子間相互作用解析
・Phage display/mRNA displayを用いたモダリティ探索研究
・標的分子となるリコンビナントタンパク質の発現・精製