26卒
2025/11/18 公開
中央官庁調査・海外展開支援・専門家プロジェクト統括職
WIPジャパンは、1995年の創業以来、「もっと理解しあえる世界をつくりたい」という理念のもと、中央官庁の国際調査案件や、民間企業の海外進出支援プロジェクトを多数手がけてきました。本ポジションは、その中核を担う “国際プロジェクト統括職” として、国内外の専門家・有識者・現地スタッフと協働しながら、プロジェクト全体を企画・推進・管理する役割を担います。
単なる資料作成や事務処理ではなく、クライアントの課題を「構造化」し、「解決プロセスを設計」し、それを「多国籍チームと共に実行」していく、非常に高度でやりがいのある仕事です。
新卒であっても、国の大規模プロジェクトや海外企業との高難度案件に携わるチャンスがあり、短期間で圧倒的な成長を遂げられます。
■1.中央官庁の調査プロジェクトを統括する業務
日本の行政や政策形成には、グローバル動向、法制度、産業構造、地域課題など、多岐にわたる情報が必要です。WIPジャパンは、中央官庁から依頼される調査・分析プロジェクトにおいて、国際調査・専門家分析・海外比較研究・多言語資料の作成などを総合的に支援しています。
仕事では、以下のような役割を担っていただきます。
◆① 調査プロジェクトの設計
・クライアント(官庁)との打合せ
・調査目的、背景、成果物の定義
・調査範囲、対象国、分析軸の設計
・必要な専門家や外部協力者の選定
◆② 調査の具体的な進行管理
・法律、医療、工業、経済など分野別の専門家への依頼
・各専門家へのタスク分解と指示出し
・海外リサーチャーへの調査依頼・質問票作成
・スケジュール進行管理・進捗チェック
・品質管理(情報の正確性・網羅性の確認)
◆③ 調査成果のとりまとめ
・得られた情報を構造的に整理
・レポートの素案作成
・分析や示唆の追加
・政策提言や調査結果の要約
・官庁向け最終報告書の取りまとめ
◆④ 官公庁・専門家・社内外の多国籍メンバーとの調整
・官庁職員との定例ミーティング
・大学教授・研究者・専門家との協働
・海外の協力会社との連携・英文コミュニケーション
・成果物の翻訳・多言語版の作成指示
数ヶ月〜1年規模の大規模プロジェクトを統括する経験は、他社では得がたい「国家規模のプロジェクトマネジメント力」を育てます。
■2.民間企業の海外進出を支援するプロジェクトを統括する業務
WIPジャパンは、製造業、食品、医療、IT、観光など、幅広い企業の海外展開を支援しています。新卒であっても、成長企業や地方の優良企業の海外戦略策定や市場調査、海外パートナー探索などの実務に携わることができます。
主な役割は以下の通りです。
◆① 海外進出プロジェクトの立ち上げ
・クライアント企業のニーズ整理
・海外展開の目的、ターゲット市場の明確化
・課題ヒアリング、プロジェクト計画の策定
・必要な専門家(法律、税務、貿易、マーケティング等)の選定
◆② 海外市場調査の企画・実行
・海外の市場規模、競合、規制等のリサーチ
・現地リサーチャーへの調査依頼
・海外企業へのインタビュー調整
・英語・現地語でのコミュニケーション
◆③ 海外企業との接点づくり
・ターゲット企業リストアップ
・海外企業へのアプローチ文作成(英文含む)
・オンライン商談の設定
・必要に応じて通訳者のアサイン
◆④ プロジェクト全体のマネジメント
・スケジュール管理
・進行上の課題整理と改善策検討
・社内外のメンバーとの調整
・クライアントへの定例報告
◆⑤ 成果物のとりまとめ
・市場調査レポート
・海外進出戦略書
・多言語資料の作成依頼
・提案資料(プレゼン)の作成
“海外展開の総合支援”を通して、経営・マーケティング・国際貿易・文化理解など、幅広いビジネススキルが身につきます。
■3.専門家・有識者・現地スタッフ・協力会社を束ねる「プロジェクト統括」業務
この仕事の最大の特徴は、「自分一人で完結させる」のではなく、国内外のプロフェッショナルの力を結集し、プロジェクト全体を成功へ導くことです。
「統括(ディレクション)」の役割は次の通りです。
◆① 専門家への指示出し・タスク管理
・専門家ごとに必要な業務を細分化
・明確なブリーフィング(指示)を言語化
・アウトプットのチェック
・修正依頼と品質管理
◆② 多国籍メンバーとの連携
・海外在住リサーチャーへの依頼
・時差を考慮したコミュニケーション
・外国企業・団体との調整
・文化差を踏まえたマネジメント
◆③ プロジェクトの全体設計
・目的設定
・スケジュール設計
・成果物の形式・品質基準の定義
・進行管理システム(ガントチャート等)の運用
◆④ クライアントとの折衝
・官庁担当者・企業担当者との議事進行
・報告資料の作成・説明
・課題整理・提案
・追加調査の提案や改善案の提示
◆⑤ チームの成果を「ひとつの形」に仕上げる統合力
・専門家から上がってきた素材を編集
・構造化・言語化・要点化
・読み手視点での文章整備
・最終成果物として仕上げるディレクション
このポジションは、“書く・調べる”だけではなく、動かす・調整する・まとめる・決める・説明する、という多面的な能力が要求されます。
だからこそ、若いうちから大規模プロジェクトの中枢を担い、圧倒的に成長できる環境があります。
■4.この仕事を通じて身につく力
本ポジションを経験すると、以下の力が飛躍的に伸びます。
・プロジェクトマネジメント力
・ロジカルシンキング(要点化・構造化能力)
・リサーチ力(調査設計・分析・考察)
・コミュニケーション力(対官庁・対海外)
・調整力(多国籍・多専門家との協働)
・文書作成力(官庁報告書・海外向け資料)
・AIリサーチ・AI翻訳の活用スキル
・多文化理解・国際感覚
・クライアントワークの基礎(提案・報告・交渉)
これは、一つの会社の中だけでは決して得られない、“越境型のビジネススキル”です。
■ まとめ
本ポジションは、中央官庁の国際調査 × 企業の海外展開支援 × 多国籍専門家チームの統括、という、他企業にはない希少性の高い職種です。
自分一人で完結する仕事ではなく、世界中の専門家を束ね、プロジェクトをつくり、動かし、成功させる。その中心に立てるのが、この仕事の最大の魅力です。