27卒
2025/04/02 公開
オーナー様と打合せを重ねながら、オーナー様の未来を具体化していく設計。行政とも打合せを行い、各申請の工程管理や、配置・デザイン・詳細部分の検討をし、実際に建てるための設計図を描いていく仕事です。
◇意匠設計◇
1. 建物の外観デザイン
オーナーや入居者に魅力的に見える外観をデザイン
周辺環境や用途地域に合ったデザインを提案
2. 内装・共用部の空間設計
エントランス、ロビー、廊下などの共用空間を設計
デザイン性と使いやすさ(バリアフリーなど)を両立
3. プランニング
賃貸物件としての「住みやすさ」「間取りの効率性」を重視した設計
入居率アップにつながるようなアイデアを盛り込む
4. チーム連携
構造設計や設備設計チームとの連携
営業担当や施主(オーナー)との打ち合わせも多い
◇構造設計◇
1. 建物の“骨組み”を設計
建物が地震や台風、積雪などに耐えられるように、柱・梁・壁・基礎などの構造を計画
建築基準法や耐震基準などの法律を踏まえた安全設計を行う
2. 構造計算と図面作成
設計した構造が物理的・法的に問題ないか、構造計算ソフトなどで強度・変形・荷重を数値で検証
計算結果をもとに構造図を作成し、施工チームに共有
3. 意匠・設備とのバランス調整
意匠設計のデザインを実現しながら、安全性も確保できるように設計調整
設備設計と干渉しないように、配管スペースや機械室の構造も検討
4. チーム連携
意匠設計、設備設計、現場の施工担当者との密なコミュニケーションが重要
地盤調査や現場の進行状況を確認しながら、変更対応やアドバイスも行う
・設備設計
1. 電気・空調・給排水などのインフラ設計
建物内の「電気・水・空気・ガス」の流れを設計
入居者が快適に生活できるよう、照明・エアコン・コンセント・水回りなどを効率よく配置
2. 機器・配管・配線の計画
配線・配管ルートを建物内にどう通すかを設計
エレベーター、給湯器、換気設備などの配置・仕様も検討
点検・修理のしやすさや、省エネ性能も考慮
3. 快適性とコストのバランス調整
居住者の使いやすさ(温度・湿度・水圧・騒音など)を意識した設計
コストを抑えつつ、省エネ・長寿命な設備を選定して運用コストにも配慮
4. チーム連携
意匠・構造設計と連携して、設備スペースの確保や意匠との調整を行う
営業や施主との打ち合わせで設備の仕様を提案・説明することもあり