企業情報

株式会社ウインドエナジーコンサルティング

シンクタンク電気・ガス・エネルギー研究開発

風力の技術コンサルティングを業務とする会社です。風力発電に関する知識・経験及び国内外のネットワークを生かして、風力発電に係る技術的課題を解決することで、風力発電の普及に貢献することを目指しています。

数値流体力学、気象モデル、海象シミュレーション、風車構造連成解析、データ分析などの扱いの経験のある研究者またはエンジニアが専門知識を生かして働くことができます。

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- 私たちの仕事について：風力技術コンサルティング
  
  私たちウインドエナジーコンサルティング（WINC）では、風力の総合的な技術コンサルティングをしています！
  
  【風況解析とは？】
  
  風況解析業務では、
  
  「風力発電所の発電電力量はどのくらいになるのか。」
  「風車ウェイクによる発電量損失はどのくらいになるのか。」
  「風力発電所の各風車位置の風条件（風速分布、乱流強度、極値風速等）はどのような値か。」
  
  などを行います。
  
  【風況予測】
  新しく風力発電所を計画する際は、まず、そのエリアの風況を予測します。風況予測は、風況観測データの解析、数値流体解析（CFD）、気象モデル、極値統計解析などを使って、実施します。
  
  【ウィンドファームの地点選定】
  好風況なエリアとは、年平均風速が高く、風の乱れが小さく、極値風速が低いところです。
  風力エネルギーは、風速の3乗に比例しますので、年平均風速が高い地点を選ぶことが一番重要です。また、開発エリアは、自然条件に加えて、環境影響（動植物、景観、騒音等）の観点、土地の権利、輸送の観点、地元関係者との調整、建設コストなど、総合的に検討が行われます。
  
  【風車の選定】
  風車は、量産品で、設置可能な極値風速の値、年平均風速の値、乱流強度の値がクラスやカテゴリとして決められているため、計画ウィンドファームの風況に適している風車を選定する必要があります。極値風速とは、50年に1回の確率の強風のことです。
  
  【風車ウェイク】
  風車を複数配置すると、風下に位置する風車は風上の風車ウェイク（後流）の影響を受けて、風速が低減し、乱流強度が高くなります。ウェイクは数値モデルで予測をします。ウェイクモデルは、更なる高精度化のため、現在も開発が進められている研究分野の一つとなっています。
  
  【風車レイアウト計画】
  風車レイアウトは、風配図（風向別出現頻度）を考慮して、なるべくウェイクの影響を小さくするように計画します。風車レイアウト計画は、年平均風速、乱流強度、極値風速、風車ウェイクなどの多数のパラメータを考慮する最適化問題と言えます。
- 仕事の面白さとやりがい
  
  WINCでは、常に新しい技術課題に取り組んでいます。
  
  風力発電の技術は、特に日本においては、台風、乱流、雷、地震、うねり、津波などの厳しい自然環境下で、風車の大型化、洋上への設置、低コスト化を実現することが課題となっています。
  
  国はカーボンニュートラルを実現するため、洋上風力発電を主力電源に位置付けていますが、その実現には、上記の課題を解決していく必要があります。
  
  陸上風力発電についても、引き続き、導入が見込まれ、台風や乱流などの厳しい自然環境への対応や、既設ウィンドファームのリプレイス（同じエリアで、古い風車を撤去して、新しい風車を設置する）時の風況観測手法の確立、既設ウィンドファームの寿命延長、寿命の評価方法の確立などが求められています。
  
  国のプロジェクトや、お客様と共にこの難しい課題の解決に取り組むことは、非常にやりがいのある仕事です。
  
  特定のお客様だけでなく、標準化、ガイドブック作成、人材育成など、風力業界全体に貢献する仕事にも取り組んでいます。
- 大切にしていること：価値観
  
  WINCは、大学や研究機関の研究室のような雰囲気の職場で、若手、女性、外国人社員も活躍しています。
  
  フラットな組織で、多様性を尊重し、お互いに成長できる職場環境を目指し、従業員の挑戦と成長を支援しています。
  
  お客様に対しては、幅広い専門家がチームとなって、総合的なコンサルテーションを提供します。
- 担当して頂く仕事について
  
  WINCで共に成長し、会社を支えてくれる仲間を募集しています。職種は、技術職（研究員）としてご活躍いただきます。
  
  技術職は、データ解析、シミュレーション、調査、コンサルテーションをする職種です。
  技術職では、統計処理能力、数値解析能力、プログラミング能力、レポート作成能力、プレゼンテーション能力、論理的思考、発想力、提案力が求められます。
  
  配属は入社後に本人の希望と適性を見て決めます。
  仕事内容のイメージが分からない方は、カジュアル面談や面接を通じて、ご自分がどのような仕事をしていきたいかを見つけていってください。

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