27卒
2025/12/23 公開
◇業務内容◇
【運航最適化・脱炭素技術の研究】
日本郵船の事業戦略と連動し、運航データ分析や代替燃料導入に関するシミュレーションを通じ、事業の競争力強化に資する意思決定を支援しています。さらに、省エネルギー新技術については、導入前のシミュレーションから実船での性能検証までを一貫して行い、サステナブルな海運の実現に貢献しています。
【自律運航をはじめとするシステムインテグレーション】
「自律運航船」の商業運航に向け、船舶の自動化・知能化技術の開発や、大型実証プロジェクトを推進しています。MTIは、多くのステークホルダーを束ねるハブとして機能し、次世代の船用システムのコンセプト設計や開発に取り組んでいます。
【船舶の安全運航実現に向けた監視・予知保全技術の開発】
船舶の安全運航をより高度に実現するため、最新のAI/デジタル技術を駆使した機関監視や予知保全(CBM : Condition Based Maintenance)など、多角的なアプローチで研究開発を行っています。例えば、エンジンの状態を常時モニターし、故障の兆候を捉えて最適なタイミングでメンテナンスを行う手法の確立や、燃焼室の自動撮影装置「きらりNINJA」といった独自技術の開発を推進しています。これら一連の研究成果を、陸上からの遠隔診断センター(RDC: Remote Diagnostic Center)とも連携させることで、重大な機関事故の撲滅と、止まらない物流の維持を目指しています。
【船舶IoT・サイバーセキュリティに関する技術開発】
日本郵船とともに船舶のIoTデータを収集するシステムを開発し、衛星通信を用いた船と陸のデータ連携を進めてきました。取得した船舶データの利活用を推進するためのインフラ整備や、データ改ざんを防ぐ高度なサイバーセキュリティ対策を実装し、デジタル化が進む船舶の安全運航を情報技術の面から守っています。
【次世代設計・シミュレーション技術の研究】
高度複雑化する船舶の設計、建造に対応するため、モデルベース開発(MBD)などのバーチャルエンジニアリング技術を海事産業へ導入・促進しています。生成AIの活用や、船舶のライフサイクル全体をバーチャル上で再現する「統合シミュレーション・プラットフォーム」の構築など、産業全体の技術力向上を目指した最先端の研究を行っています。
◇この環境で働く魅力◇
【日本郵船という「現場」を保有する研究組織】
世界最大規模の船隊という実証フィールドを活用できる強みがあります。例えば、停泊中の船や造船所に赴き、船員と協力して実地検証を行うなど、「理論を形に」、「仮説を検証」するプロセスを肌で感じることが可能です。
【海事産業の新たな可能性を切り拓く】
脱炭素化やDX推進、安全運航の実現。世界物流の変革に当事者として関わる誇りを持てる仕事です。産学連携(東京大学・大阪大学での社会連携講座など)や、国際的なルール作り(IMO等)への参画、海外研究所との交流など、グローバルかつ多角的な視点でキャリアを築けます。
【多様なパートナーと切り拓く、グローバルな挑戦】
政府機関、大学・研究機関、国内外の企業など、多様なステークホルダーと連携しながら、オープンなコラボレーションを通じて新たな価値創出に取り組んでいます。国境や業界の枠を越えたプロジェクトが多く、海外のパートナー企業や研究機関との協業も日常的です。こうした活動に伴い、海外出張の機会も多く、グローバルな視点で課題解決に挑戦できる環境が整っています。