26卒
2024/09/01 公開
■ 業務概要
セキュリティおよび介護向け製品のハードウェアに関する電気設計および機構設計(※)
※ 回路設計担当と機構設計担当はそれぞれ別セクションになります。
■ 業務概略
セキュリティ機器(防犯センサ、警戒操作用カードリーダー、通報装置など)や、介護機器(見守りシステムなど)に関する上流(※1)から下流(※2)まで全ての工程を段階的に担当。
※1:要求仕様確認(企画)、要件定義、要素技術検討、概要/詳細設計、仕様決定
※2:試作品評価、信頼性試験、システム評価、生産立上げ
■ 業務詳細
《 電気/回路設計 》
◆ 搭載部品の選定:CPU、メモリ、電源ユニット、モジュール、トランジスタ、フォトカプラ、抵抗、コイル、コンデンサ、液晶、LED、各種IC(※)など
◆ 回路設計:デジタル/アナログ(マイコン、電源、入/出力)、IP(有線LAN)、無線(モバイル、Wi-Fi、小電力)、DMMやオシロスコープ等の計測器による確認・評価
◆ 概要設計(技術調査):要求仕様に対する回路構成の評価(機能実現の検討)、最新技術の基礎実験や検討(各搭載部品等)
◆ 開発業務の見積り:製品原価( 量産ラインにおける製造原価)、開発費/開発期間(新製品開発における人工や必要な計測器等などを加味した工数策定)
◆ 量産前準備:製造工場における検査方法の取決め(生産過程における不具合要素の防止)、製造資料作成
◆ 各部門との連携協力(情報共有):企画部門(営業部門からの要望に関する実現可能な範囲検討)、生産管理部門(製造工場への生産立上げ指示)、品質保証部門(新製品発売に際しての品質の最終承認、サービス管理部門(設置先における運用後の保守対応の取決め)
《 機構設計 》
◆ 製品コンセプトの検討:①製品に採用する材料や部品の調整、評価、選定(樹脂材料、板金材料、ラベル、加飾用の塗装、印刷インキなど)②製品コンセプトに沿ったデザインの考案(※ お客様が使いやすいレイアウト、形状、色、サイズ等の構造アイデア検討)
◆ 筐体設計:①構造/部品設計(2D/3D CADを用いての製品構造設計)②シミュレーションソフトを用いた検証(熱、強度解析)③協力会社との打合せ(金型・成形・塗装・印刷等)
◆ 試作品の製作及び評価:設置環境や稼働を想定した各試験(落下、振動、耐久、防水等、信頼性試験室又は外部施設での品質検証)
◆ 量産前準備:製造工場との打合せ(検査方法や組立て指示)、製造資料作成(部品表、組立、梱包図等)
◆ 各部門との連携協力(情報共有):企画部門(営業部門からの要望に関する実現可能な範囲検討)、生産管理部門(製造工場への生産立上げ指示、組立て工程における効率性向上を軸とした作業性確認)、品質保証部門(新製品発売に際しての” 高品質 ”の最終承認)、サービス管理部門(設置先における運用後の保守対応の取決め)
■ 特徴、魅力、やりがい
★「モノづくり」のプロセスを学ぶ
● 企画から量産立上げまで(上流工程 ~ 下流工程)の様々なシーンに携わることで、多能工化(マルチタスク)スキルを高められる開発環境
● 設計/開発セクション以外の技術セクションとの関わりも多く、「モノづくり」に必要な要素を複合的に得られる(品質保証、生産管理、情報管理、商品企画、新技術等の調査研究、技術サービス)
★ 利益に寄与
● 回路や機構の構成、各搭載部品の選定などを通じてエンジニア個々の製品原価への寄与が高く、利益率への直接貢献を実感
★ 幅広い製品ラインナップ
● 警備用通報装置、防犯センサ、ATM制御装置、カードリーダー、電源装置、高齢者見守りセンサ、ホームセキュリティ等、手持ちの小型なものから大型の制御装置といった幅広い製品について、1からモノづくりに携われるやりがいのある環境
● 今までどこにも存在しなかった新しい製品を目に見える成果物として形成していく充実感(楽しみやワクワク感)