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ザゼンソウから考える自己PRのヒント

2013/06/05 掲載

はじめに

水芭蕉とザゼンソウ画像

今回は冬でも「暖かい」という珍しい植物のお話から、就職活動における自己PRについて考えてみましょう。
これはずばり『発熱植物』と呼ばれるグループになります。

ザゼンソウとは

発熱植物の一つに【ザゼンソウ(座禅草)】という植物があります。
サトイモ科に属し、じめじめした湿地を好む植物です。
花弁の重なりが僧侶の座禅を組む姿に見えるということからザゼンソウと名前がついたと言われています。

このザゼンソウは日本では北海道や本州山岳地などで見られ、その開花期は寒さの厳しい時期から4月頃となります。
分布域では積雪も多いのですが、開花期にザゼンソウ自身が発熱し、いち早く周囲の氷雪を溶かしてしまいます。
どのくらい「発熱」するのかと言いますと、外気温が-10℃でも、花の部分は20℃以上にもなるという報告もあるほどです。
この発熱メカニズムはミトコンドリアでの呼吸活性が関与しているとされ、動物ではよく研究されているのですが、植物ではまだ詳細は明らかとなっていないのが現状です。

生態学的にはいち早く積雪から花を露出させ、発熱と同時に腐臭も放つことで、コバエなどを集めて送粉させる意義があるようです。
周りは寒さが厳しくライバルはいないため、ザゼンソウの一人勝ちといった状況になります。

おわりに

ザゼンソウはとても地味な花ですが、競争相手が少ないため、相対的に自分を目立たせることができています。
無理に自分を着飾ざらず、ありのままの自分で勝負できてきると捉えることもできます。

2014年新卒の就職活動において、学生の大手志向が強まったと言われており、逆に言えば、中小企業にはなかなか人が集まらなくなっていることになります。
競争の激しい環境で派手な花を咲かせるのも一つの戦略ですが、競争相手の少ない場所で、自然体の自分を評価してもらうという選択もあるのではないでしょうか。

まだまだ就職活動のシーズン、頑張って取り組んでください!


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