1. TOP
  2.  >  大学院生・ポスドクのための就職活動ガイド
  3.  >  就職活動ガイド:就職活動ツールの重要性

就職活動ツールの重要性

大学院生・ポスドクが就職活動を行ううえで「就職活動を行うための情報がない」というハードルを感じている大学院生は多いのではないでしょうか。学部生向けの就活情報に比べると確かに少なくはなりますが、それでも大学院生向けの就活情報はないわけではありません。大学院生が就職活動を成功させるためには、情報収集のツールの種類を知ること、そしてどのツールを使うかという選択が重要になってきます。

例えば、大手就職ナビには30,000社ほどの求人情報が掲載されていますが、すべての企業や団体の情報が掲載されているわけではありません。特に、ニッチな分野で活躍する研究開発型ベンチャー企業、コンサルティング事務所、シンクタンクは大規模なナビサイトでは情報が埋もれてしまいがちですし、公務員募集などの情報は一般的な企業の求人募集とは別の探し方をする必要があります。

就職活動においてツールを使いこなせるかどうかが、就職の明暗を分けることもあるということを覚えていてください。

自分に合った就活ツールで効率よくゴールにたどり着こう!

大学院生・ポスドクが就職活動を行ううえで役立つツールをご紹介します。もちろんこれらがすべてではなく、専攻分野や志望業界によって様々なものがあるので、自身でも学内のキャリアセンターや就職課などに足を運んで探してみましょう。どれかひとつに絞るのではなく、様々なものを試して、それぞれの特性を掴むことも大切です。

就職情報サイト

就職情報サイトにもいろいろな種類がありますが、特に大学院生・ポスドクの皆さんは以下を参考に活用してみてください。

①新卒者向け総合型就職情報サイト

・掲載企業数が多いことが特徴で様々な分野をカバーしている。最も掲載数の多いサイトで約30,000社
・検索キーワードの選び方などによっては有用な情報を得られる可能性がある
・日々掲載されている求人数が増えていく
・圧倒的に人数の多い学部生を主な対象としていることから、修士や博士にも該当する情報なのかどうかを見極める必要がある

②特化型就職情報サイト

・単純に数ではなく、質や具体的な要件を求める企業が利用する
・掲載社数は少ないものの厳選されているため効率的に探すことができる

サービス例

◆JREC-IN(求人公募情報のページへ)

・科学技術振興機構が運営するキャリア支援ポータルサイト
・大学をはじめとする公的機関の公募求人が大多数を占める
・一部だが民間企業の研究開発職の公募求人も掲載されている

◆アカリクWEB(大学院生・ポスドク専用)

・大学院生(博士・修士)ポスドク専用の就職情報サイト
・高度な基礎能力や、特定の専門能力を求める企業の求人を探しやすい

※その他業界や専攻分野ごとに絞込みが行われた就職情報サイトなど様々なものも存在する
・ベンチャー企業などに特化したサイト
・ポスドクの場合は、転職情報サイトも活用できる可能性がある

③スカウト型採用サービス

・近年では企業から求職者へ求人を直接オファーするという手法も主流となりつつある
・特にIT業界やエンジニア採用をする企業が活発に利用している

サービス例

◆アカリクSCOUT(エンジニア志望者専用)

・エンジニアを積極的に採用する企業からオファーが受けられるスカウトサイト
・チャットを使って企業と気軽にやり取りができる
・スカウトをもらう時にプロフィールのどこに注目したかのフィードバックがもらえる

エージェントサービス

・就職情報サイトには載らない様々な非公開求人や就活のノウハウを知ることができる
・サービスに登録しておくと、自身の経験や素養を加味したうえで応募可能な求人がある場合に連絡が来る
・求人に応募する際には応募書類の作成や面接のアドバイス、過去の選考内容の共有などもしてもらえる
・求職者の利用料は基本的に無料(採用する企業がエージェントに手数料を支払う)

セミナー、説明会などイベントの活用

関心のある会社の説明会や合同企業説明会、業界研究セミナー、面接の練習会、応募書類作成セミナーなど様々なサービスがありますので、大学のキャリアセンターや就職課などに足を運び情報収集をしましょう。
また、自身が関心のある業界の展示会やシンポジウムなどに足を運ぶのも業界研究のひとつとなります。こうしたイベントは学会主催で実施される場合もあるので、所属学会からの情報もしっかりとチェックしましょう。

キャリアセンター、公的サービスの活用

大学のキャリアセンターには求人情報やOBの就職先情報、自分に似た経歴の人の就職成功例などのノウハウが集まっています。就職セミナー情報もありますので、まずは足を運びましょう。
また、全国の大学院生を対象とした就職支援プログラムを持つ大学もありますので、どのようなものがあるかを確認して、自分が相談したり申し込めるプログラムを探しましょう。中には女性研究者に特化した支援や、厚生労働省によるジョブカフェ(若年者のためのワンストップサービスセンター)といった公的サービスも存在します。

キャリアビジョンの描き方

大学院生・ポスドクの一般的な傾向と課題への対策

民間企業で研究員としての経験を持つ方は、即戦力とみなされ評価されることがあります。ただし、基礎研究が中心の場合はどうしても他企業から評価されにくい傾向があります。これは製品やサービスに直接繋がる応用研究の方が企業において主流であるためです。 これまでの経験や実績(=研究分野・技術分野)を軸にした仕事探しが一般的なのですが、研究職という肩書きにこだわらず、自分が活躍できる仕事という観点から探してみましょう。また、既卒未経験者やポスドクを採用する企業も増えてきています。

大学院生やポスドクがエージェントサービスを利用する場合は、総合型な支援を行っている会社ではなく、研究職や専門職への理解や紹介実績のある会社を選択しましょう。ただし、エージェントサービスを行なう会社は、税金で運営されているハローワークとは異なり、すべての人が必ずしもニーズに合った有益なアドバイスを受けられるとは限らないので注意が必要です。

近年では博士課程の学生やポスドクがインターンシップ生として企業に訪問するプログラムを用意している大学もあります。出身大学を限定せずに学生を募集している場合もあるので調べてみましょう。他にも大学の持つコネクションによって、民間企業と接点を持ってビジネス感覚を磨き、最終的に自力での就職に繋がる事例もあります。「博士 イノベーション 人材養成」や「博士 インターンシップ」といったキーワードで検索してみましょう。
また、小学校・中学・高校教員は採用ハードルが比較的高いとはいえ、年齢や就学状況に関しては民間企業ほどシビアではないので教員免許を持っている場合は活用を検討しましょう。

プライバシーマーク 株式会社アカリクは「プライバシーマーク」付与事業者として認定されています。