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株式会社サイバーエージェン卜 アメ一バ事業本部 課金サ一ビス部門 ゲ一ム事業部 京都大学大学院 情報学研究科 通信情報システム専攻 知的通信網分野 出身

2014/11/06 掲載

サイバーエージェント新人賞受賞者が語る
就職活動から社会で活躍するまで

大学院時代の研究内容を教えてください

研究室では、ネットワークの研究を行っていました。

私が所属していた研究室は、一般的に使用されているネットワークの基盤となる光ネットワークの研究から、 P2Pのようなアドホックなネットワーク、さらには社会的なネットワークについてなど、異なる様々なレイヤのネットワークについて研究を行っていました。

その中でも、SDN(Software Defined Network)と呼ばれる技術について研究活動を行っていました。 現在使用されているルータやスイッチなどのネットワーク機器はそれぞれ独立して動作するようになっていますが、 SDNではネットワークのためのコントローラを使用し、ネットワークそのものの動作をソフトウェアでコントロールするといったことが可能となります。

私の研究はSDNという技術に加えて、人と人との関係の強さなど社会的なネットワーク上の情報を使うことにより、 実社会で利用されるネットワークの効率化の実現についてをテーマとしていました。

自身の研究活動に加えて、NICT(独立行政法人情報通信研究機構)の次世代通信網テストベッドを利用した産官学連携のプロジェクトにも参画し、 その中でも次世代ネットワークの研究や、アプリケーション開発なども行いました。

就職活動はどのようにされたかお教えください

業務風景 就職活動は、特にインターネット関連の企業に興味があったため、 インターネット関連の会社に絞って就職活動を行いました。院生ということもあり、学内推薦を取るのが一般的ですが、 私の場合は学内推薦を受けることはしませんでした。 インターネット関連の企業は、特にインターンを採用活動に結びつけて行っている場合が多く、 就職活動を行う1年前の夏にいろいろな企業のサマーインターンを探して応募しました。 その結果、サイバーエージェントとアカリク主催のサマーインターンに参加することができました。

本格的な就職活動を始めてからは、アカリクさんや、その他就活系サークルが協催している、 技術者向けの逆求人イベントに積極的に参加しました。 一般的な就活のイベントでは、学生が興味のある企業のブースを回り、企業の担当の方からお話を伺いますが、 逆求人イベントはその逆で、学生自身がブースを作り、企業の採用担当の方が興味のある学生のブースを回ります。

私が参加した逆求人イベントは、技術者向けのイベントということもあり、今までにどのようなものを作ってきたかという点を重点的に見られました。 そのため、今まで行ったプロジェクトや作ったものを簡単にまとめ、プレゼン資料をつくり、 わかりやすく説明できるようにするなどの準備をしました。 また、イベントを通じて知り合った企業の人事の方にご紹介いただき、企業訪問なども積極的に行いました。

現在はどのような業務を行っていますか?

業務風景 現在は、C++という言語でスマートフォン向けのゲームアプリを作成しています。 最初C++は少し触ったことがあるという程度で、ゲームを作成した経験も殆どなかったため、 慣れないことばかりでしたが、先輩方のサポートもあり、現在はなんとかついていっているという感じです。 ネイティブゲーム市場はまだ始まったばかり、自分の経験もまだまだ十分でないこともあって、わからないことがあり作業が滞ってしまうこともありますが、 毎回そういったことに対処するにつれて自分のスキルもぐんぐん上がっているように感じます。
私は、アプリの中でも実際にスマートフォンにダウンロードして使う部分にあたるフロントを担当しています。 Webアプリケーションなどと異なり、ネイティブアプリは、スマートフォンのメモリ管理をしっかり意識するなど、 考慮するべき点が非常に多く大変でもありますが、一方で非常にチャレンジングでもあります。
もともと学生時代に趣味でWebアプリケーションの開発を行ったり、C言語の勉強をしていたので、今の業務にも非常に活きているように思います。

業務のやりがいや、大変なことをお教えください

日常業務の風景 最近はゲームで遊ぶ時間がだいぶ少なくなりましたが、昔はコンシューマゲームやPCのオンラインゲームなど時間を忘れて楽しんでいました。 そんな自分がゲームを作る側になるとは想像もしていませんでした。Webアプリケーションとは異なる、ゲームプログラミングならではの難しさに加え、 スマートフォンアプリは限られたリソースを使って快適に動作するアプリケーションを作らなくてはならないため考慮する点がたくさんあり、 非常に大変なことも多いです。でも自分が知らないことを知ることにより、日々学びを実感できるのは仕事のやりがいにつながっています。 徐々に自分の中でもノウハウが溜まり、できることが少しずつ増えてきているので、モチベーションにつながっています。

また、世の中の流れとして、スマートフォンサービスのネイティブ化の動きが強まっており、自分が担っているネイティブゲーム開発への期待をひしひしと感じています。 プレッシャーも感じていますが、そのプレッシャーが大きい分、仕事へのやりがいにもつながっています。 早くチームの戦力になって頑張らないと、ゲームのクオリティを上げないと、というような気持ちでいっぱいです。

大学院生へのメッセージをお願いします

大学院では、研究、授業、就職活動と、やることがいっぱいで本当に大変だと思います。 自分自身、大学院時代はやりたいこともあり、研究や論文の執筆など、とても慌ただしい日々を過ごしていたように思います。

ただ、大学院での忙しい日々は確実に今の社会人生活に活きているように思います。産学連携のプロジェクトでは、学外の人と連絡を取り合うこともあったので、 メールの送り方からプロジェクトの進め方などを学びました。研究活動でも、答えのない問題に対してのアプローチの方法などを学ぶことができました。
また研究で培う、論理的な思考能力や、情報のインプット能力は研究以外の道に進んだとしても確実に役に立つと思います。

今振り返ってみて思うことは、自分が興味を持ったことに対して全力で取り組むことは本当に大事だということです。
今の研究が役に立つのかと不安に思っている人もいるかもしれません。研究活動にやりがいを見出して楽しくて仕方がない人もいるかもしれません。
社会人になってからと違い、学生時代はなにもかも忘れて没頭することが許されているように思います。
まず、自分が没頭できることを見つけて、それに対しておもいっきり時間を費やしてみる。そうすれば自分がもっと好きになれること、 熱中できることが見つかるんじゃないかと思っています。何か没頭できるものに挑戦してみる、やってみて損はないと思います。

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