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新卒就職こそ「自分のできることを評価してくれる企業」へ

2014/01/09 掲載

はじめに

ノートPCでのプレゼンテーション

アカリクキャリアコンサルタントの山内(やまうち)です。

先日、弊社が主催している就職イベント「アカリクITイベント」に参画してきました。

このイベントは、「スカウト」型である点が特徴です。通常の就職イベントのように、企業がブースを出展して学生が見て回るのではなく、学生が事前にプロフィールシートを提出し、企業側が会いたい学生を指名するという形式となります。学生は準備した資料をもとにプレゼンテーションを行い、企業の人事担当者やITエンジニアと話をするのです。

業界、職種を選ぶ際の考え方

私は今まで、学生の就職活動は「何がやりたいのか?」を考えて、業界や職種を選択することだと考えていました。可能性は無限であり、自らの夢や希望を考えて、将来の自分の姿を思い描きながら、就職先を探すわけですから、「何をやりたいのか」が就職活動の基本だと思い込んでいました。

でも、よくよく自分自身のことを振り返ってみると、可能性は無限であったわけではありませんでした。特筆すべきスキルのない文系学生であった私ができることといえば「営業」職ぐらいだと思っていたわけで、総合職枠に応募はしていますが、「営業」職になるものだと悟っていました。そういった意味では、本当は「何ができるのか」を意識して就職活動をしていたのに、意識の奥底にしまいこんで考えないようにしていたのかもしれません。自分はあらゆる可能性の中から就職先を選んだのだと思いたかったのでしょう。

何ができるのか?を考える

さて、話を「アカリクITイベント」に戻しましょう。

学生が事前に用意している資料には、もちろん「今後何をやっていきたいのか」という点についての記載があります。ですので、企業側はその希望を無視して学生を指名することは少ないのですが、スキルや研究実績を見て、「どうしても会いたい」と思う学生に対しては積極的にアプローチをしているようです。

学生側にとっては希望をしていないような企業とも接点を持つことになるので、一見非効率のように思いますが、自分では考えたこともない会社から評価を受けることで視野が広がる効果もあり、「新しい発見ができた」と毎年好評をいただいています。

学生が、就職活動において「何ができるのか」を積極的に考える。

私にとって、それはとても新鮮な体験となりました。年齢を重ねてきますと「今までに培ったスキル、経験を最大限に生かせる仕事(会社)で働きたい」と思う方が増えてきますが、新卒就職後に転職を考える若者の多くは、今の状況に満足できず、「自分のやりたいこと」が実現できる会社を探しています。

しかし最近、「何ができるのか」という発想を、就活生、特に大学院に在籍する就活生にも持っていただきたいと感じています。私にとって、この発想はどちらかというと「受け身」の印象があり、仕事に対して積極的ではないと思っていました。しかし、徹底的に「自分は何ができるのか」を考え、「自分がどんな仕事(企業)に必要とされるのか」ということを追求してみるのも、積極的に仕事にかかわっていく1つの発想なのではないか、と強く感じるイベントでした。なぜなら、このイベントに参加している学生達は決して「受け身」ではなく、「自らのスキルを仕事で生かしていきたい」という、強い意思を持った学生達だったからです。

おわりに

自分が考える“強み”と他人から見た“強み”は大きく乖離していることが多いものです。私はキャリアコンサルタントという立場で、様々な学生の方の就活支援をしているわけですが、自分が希望する仕事(会社)を探すだけではなく、自分の“できること”が評価されるのはどのような仕事(会社)なのかという視点を持つことも大切だということを、伝えていきたいと思います。


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