売上1兆6,000億円、トランスミッション・カーナビで世界1位の大手自動車部品メーカー
当社は、1969年の設立以来、「品質至上」の経営理念のもと、品質と先進性にこだわり、お客様の感動を目指して次々と世界初の製品を世に送り出してきました。2017年には、ハイブリッド車の走りのイメージを一新する加速性能と低燃費の両立を実現した、世界初FRマルチステージハイブリッドトランスミッションや、リズミカルな変速とダイレクト感あふれる走りを実現した、世界初のFR10速ATを開発。背景には、人と環境の調和がとれたクルマ社会を目指す、先進の研究開発があります。この取り組みは、交通システムや乗る人の気持ちまでも変えていくイノベーションを生み出し続けています。さらに、これまで培ってきたATの電子制御技術や駆動用モータ技術、カーナビゲーションの地図情報技術などを基盤に、電動化、コネクテッド、自動運転支援技術など、次世代技術の開発も加速させています。
当社のもう一つの柱が、カーナビゲーションシステムです。1992年に世界初のボイスナビゲーションシステムを開発以来、カーナビ分野の先駆者的役割を果たしてきました。現在では、世界60ヶ国以上の国と地域に対応したカーナビゲーションシステムを開発し、世界トップシェアを誇っています。また、ITS分野への進出などさらなる事業拡大をにらみ、カーナビが様々な車両デバイスと協調する画期的なシステム「ナビマチック」を開発。常に新しい製品を求めて挑戦し続けています。
アイシン・エィ・ダブリュの事業の柱であるAT、カーナビ、ハイブリッド事業は、いずれも世界最先端を行く商品で、世界中の自動車メーカーを相手に仕事を進めています。開発の中心となっているのは、20代の若手エンジニア。早くから世界中を飛び回るエンジニアも珍しくありません。当社のエンジニアが若い時から力を発揮できるのも、担当する製品を単位とした「縦軸」で仕事を進めるプロジェクト体制によるもの。専門分野をベースに、上流工程から量産化まで関わることが知識を広げ、成長につながっているのです。また、営業などの事務系スタッフも、当社の製品・技術を世界に広げていく重要な仕事を若い時から任されています。