シンプルに長く愛される技術により、デザインエンジニアリングから生まれるものづくりを目指しています。
社名の”sdtech” は、「Sustainable + Design & Technology」の頭文字からを組み合わせた造語です。
使い続けられるデザインや技術を提供していきたい、という思いからつけられた会社名です。デザイン(ものづくり)、エンジニアリング(テクノロジー)の両翼を、マネジメントが支え、バランスよくかつシンプルに長く愛される技術を追い求め、“デザインエンジニアリング”から生まれる製品づくりを目指しています。
近年、米アップルの製品が世の中を席巻したこともあり、デザイン視点の重要性は、理解されてきている状況ではありますが、日本の産業の裾野を見ると、エンジニアリングに比べて、デザインの力の活用が進んでいない領域は、まだまだ多く残っていると感じています。
私たちは、UIはユーザに機能を使わせるものではなく、「ユーザがやりたいこと、やって嬉しいことを機能と繋いでいくこと」だと考えており、人間中心設計のアプローチ手法を活用し、本質を掴んで狙いを明確にし、コンセプトを定め設計しています。
そして、デザイナーとエンジニアがチームで活動することで、その「根拠のあるデザイン」を「ものづくりとして具現化」し、デザインとテクノロジーが統合される製品作りを実現していくことで、ユーザに高い価値と喜びを届けたいと考えています。
私たちが手がける主な事業は、主に2つです。
(1)デザインエンジニアリングを中核としたデザイン・リサーチ、コンサルティングサービス及びソフトウエア開発
(2)自動車分野を中心とした自社ソフトウェアの製品の開発・提供
お取引先企業様としては、大手自動車メーカー、Tier1メーカー、その他メーカー様とのお付き合いが多数あります。
中でも、当社が多く手がける自動車のHMI(Human Machine Interface)領域は、コネクテッド、自動運転といった次世代カーにとって重要な技術のひとつになっています。AIや制御技術の革新が進み、自動運転時代に突入するいま、「次世代カーのインターフェイスはどのように考えればいいのか」、「ドライバーの不安の解消にHMIができることは何か」など、変わりゆく新しい自動車社会のHMIのあり方について取り組んでいます。
自社のソフトウェア製品としては、「TRITO」という自社ブランドによる製品開発をしています。
現在提供している製品としては、瞳孔、視線、心拍、CANデータからドライバーの状態(よゆう度)を常時測定し、そのドライバーに適した情報をHMIに反映するシステム「ドライバー適応型HMIシステム」や機械学習を活用したシステムを構築するためのツールキット「TRITO Comperio」、「TRITO Comperio」上で動作し生体情報と機械学習によってユーザーの興奮状態を認識する技術である「TRITO Tango」、HMIをVRで再現されたコックピット内でユーザビリティ検証・評価することができるシステム「TRITO VR」などがあります。
・詳細の製品情報はこちら
http://www.sdtech.co.jp/products/HMI-system.html
エスディーテックでは、プロダクト、グラフィック、映像、UI、ゲーミフィケーション等、様々な”Design”に関連した技術とノウハウを持ったビジュアルデザインを手がける「Design Team」、人間中心設計の専門知識を用いたデザイン設計を行うプロフェッショナルが集う「Upper process Team」、組み込み機器の環境特性に合わせた設計・開発をおこなう「Engineer Team」がひとつのプロジェクトチームを組んで業務を進めています。
私たちは、アイデア・コンセプトを考える超上流工程から、最終的に具体的なプロダクト・サービスを完成させていくところまで一貫して手がけています。当社には、人間中心設計推進機構(HCD-Net)の認定専門家が5名在籍していますので、UI/UXの知見を活かした開発環境、製品作りの環境があります。
また、当社は、
★ 2015 IoT ハッカソン 最優秀賞
★ 2016 IoT ハッカソン 最優秀賞
★ 2016 IBM BlueHub 最優秀賞
を受賞しており、優れたテクノロジーとデザインを統合した製品開発の経験やスキルが積め、技術力も高められる環境です。