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内定者インタビュー
研究職以外の選択を自分で納得できるか。

コンサルティング系企業 内定

研究分野 基礎医学系 博士後期課程

Hさん

就職活動を始めたのはいつからですか?

博士課程(4年制)3年の3月から民間企業で働くことを考え始め、博士課程4年の6月頃から就職活動を始めました。

就職活動の時期が変更され、3月エントリー、8月選考開始でしたが、博士課程の選考はこれに準ずることはなく、友人の中には4月や6月に内定を得ている人がいました。博士課程専用の選考を設けている企業も多々あり、もっと早い段階から就職活動に関して調べるべきだったと思いました。

どのような軸で企業を見ていましたか?

「大学院での経験を活かしつつ、様々な人と交流し役に立てる職種」を軸に企業を見ていました。

博士課程3年までは研究職を目指して研究を行っていましたが、研究者として自立する難しさに直面したため視野を広げる事にしました。 そこで、大学院での学会参加などを通して多くの人と交流した経験と研究の経験を活かせる仕事がしたいと考え、就職活動を始めました。
当初はより研究に近い分野を志望しており、CRO業界や製薬会社の臨床開発職等を志望していました。それからさらに分野を広げ現在に至りますが、一貫して軸はぶれていなかったと思います。

就職活動と研究の両立はどのようにされましたか?

両立はできていなかったと思います。

私は、基礎研究を行う研究室にいたので研究(実験)が最優先だと考えていたため、就職活動で研究を止めるという事は全く考えませんでした。面接が入ったとしても実験は動かしておくようにスケジュールを組んでいました。そのため、両立ではなく研究が一番その次に就職活動という考えでした。修士課程の人の中には就職活動がメインになって実験が全くできていない人を見かけるので、研究をしっかりできる環境が整備されたら良いなと考えています。
私がアカリクのサポートを知ったのが就職活動の終盤でしたので、もっと早く利用していればよかったと思います。

就職活動の中で、一番努力したことはどんなことがありましたか?

研究ではない分野への志望動機をポジティブに表現できるように努力しました。

どの会社でも、「なぜ博士まで行ったのに、研究を続けないのか」と言う質問が必ず出てきました。それに対して、「自分は研究に向いていない」というような回答ではネガティブな印象を与えるだけでなく、自分自身の否定にもなると考えていました。
研究から離れることにためらいや後悔がなかったと言うと嘘になりますが、自分の状況を受け入れ、いかにサイエンスの考え方や研究の経験が活かせるかということをポジティブに話せるように努めました。 結果論として、自分の状況をしっかり受け入れ、研究の専門分野でないところで自分のポジションを確立する覚悟を持ったので、内定を頂く事ができたのではないかと思っています。

どのような内容で企業へ自己アピールをしていましたか?

私のアピールした点は『他人と協調する姿勢をもって物事に取り組むことができる点』です。

自分で考えて行動に移していく姿勢は確かに大切なことですが、大学生活で取り組んだ部活動や研究活動の中で、周囲とのコミュニケーションを通して、今まで自分が思いつかなかった新たな発想が生まれる場面を数多く経験しました。このことから、物事を円滑に進めるためには、他人と協調する姿勢が最も重要になると考えるようになりました。

内定先への決め手は何でしたか?

会社の理念と雰囲気に魅力を感じたこと、別の質問項目で述べたように自分が就職活動において軸とする点に合致していたことが決め手となりました。

自分が大学院で感じた違和感に対して積極的に取り組んでいる会社で、その点において自分の経験を活かすことが出来るのではないかと感じました。会社の雰囲気については、選考でお会いした社員の方以外にも会社で見かけた方などを参考にしていました。
同時期に受けていた会社を不採用になった際に、その会社の社長から助言を受ける機会がありました。現在の内定先を受けているという話をした際に、私の性格が内定先の会社の雰囲気と合っているから気を張らなくていいと助言を受けました。このことから、会社と自分とのマッチングも重要だと感じました。

就職活動の中で最も印象的なエピソードを聞かせてください。

最も印象的なエピソードは内定が取消しになったことです。

内定後に明らかとなった給与の内訳に違和感を持ち、それに関し問い合わせたところ、企業側から“他人の意見に左右される、この会社でやっていくことは難しい”という印象につながり取消しとなりました。最終面接と同様に社長と面談し、こちらからの内定辞退という書類を作成せざるをえないという状況でした。
この経験はとても印象的で、社会の厳しさを痛感しました。この貴重な経験を通して自分の意志を強く持つこと、自分の行動や言動へ責任を持つことを強く意識するようになりました。

就職活動をしている大学院生へのメッセージをお願いします。

就職活動は自分がどれだけ社会に出る覚悟があるかを問われる場だと感じました。

自分の行動や言動に責任を持ち社会人になる準備ができているか、という事を見られていると思います。私は、研究ではない職へ就く覚悟ができるまでに時間がかかり、結果として就職活動を長引かせる原因となったのではないか思います。
内定を得ることを目標とせず、その先の将来をイメージし、その会社で自分のポジションを確立するという覚悟が必要だと思います。また、就職活動をしていない大学院生にも早い段階から視野を広げ、自分の進路にはどのような可能性があるかを考える機会があればいいと思います。

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