
世界トップレベルの放射光施設における最先端の光を創る技術の結集~加速器・ビームラインからデータ駆動科学まで~【DAY2】
DAY1・DAY2の違いについて
DAY1・DAY2ともに一部共通する内容がございますが、各日で登壇部門が異なります。
登壇部門ごとに異なる内容を予定しておりますので、ご興味に応じて両日ともご応募いただけます。
DAY1の詳細・お申し込みはこちらから
職員(研究員)に直接質問!事業説明会&座談会
本イベントは、2日間にわたって、SPring-8、SACLA、NanoTerasuなどの大型研究施設において研究開発や利用研究支援を行う、公益財団法人 高輝度光科学研究センター(Japan Synchrotron Radiation Research Institute; JASRI)の研究組織や各部門についてご紹介します。DAY2では、「加速器部門」「ビームライン光学技術推進室」「研究DX推進室」の研究者が登壇し、研究開発や施設運営を支える技術基盤業務等について紹介します。全ての部門の話を聞いたうえで、後半の部門別Q&Aでは、興味を持った2部門を選び、研究者へ直接質問することができます。自身の関心に合わせて、より理解を深められる構成となっています。
研究内容や働き方、研究職(研究員)の活躍について直接質問できるほか、イベント終了後には任意参加形式の全体座談会も予定しています。
公益財団法人高輝度光科学研究センター(Japan Synchrotron Radiation Research Institute)とは
世界有数の研究施設を支える公益財団法人
JASRIは、世界最高性能を有する大型放射光施設「SPring-8」の運転・維持管理・利用支援と、X線自由電子レーザー施設「SACLA」や、3GeV高輝度放射光施設「NanoTerasu」においても利用支援などを行う、専門性、先端性、学際性、国際性の高い公益財団法人です。
大学・研究機関・企業など、国内外の多様な利用者が研究を進めるための環境を整え、幅広い研究成果の創出を支えています。
専門性が活きる高度な技術環境
JASRIでは、高性能な加速器システムの維持・高度化、高精度な放射光計測装置やビームライン機器の開発、利用者への技術支援など、高い専門性を要する業務が行われています。
研究系スタッフには学位取得者も多く、修士・博士課程で培った専門知識に加え、課題設定力、解析力、研究をやり切る力が活かされている環境です。
多様な分野・世界中の研究者を支えるフィールド
SPring-8/SACLAでは、物理・化学・材料・生命科学・環境エネルギーなど、幅広い分野の研究が行われています。たとえば、新薬開発につながる生命科学研究、次世代材料の解析、クリーンエネルギー技術に関する研究などにも活用されています。
多様な専門分野を持つスタッフが連携しながら、国内外の研究者による利用研究を支援していることも特徴です。
施設のご紹介
大型放射光施設 SPring-8
国立研究開発法人理化学研究所が所有する、兵庫県・播磨科学公園都市にある大型放射光施設です。
“放射光”と呼ばれる強力なX線を用いて、物質の構造や状態を原子レベルで解析できる世界トップレベルの研究施設であり、JASRIはその利用者支援や運営に携わっています。
ナノテクノロジー、材料、生命科学、環境エネルギーなど幅広い研究分野で活用されており、低燃費タイヤやリチウムイオン電池の開発、新型コロナウイルス関連研究、小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰った小惑星イトカワ微粒子の分析などにも利用されています。
X 線自由電子レーザー施設 SACLA
SACLAは、国立研究開発法人理化学研究所とJASRIが共同で建設した、日本初のX線自由電子レーザー施設です。
“X線自由電子レーザー”と呼ばれる新しい仕組みのX線レーザーを用いることで、化学反応など、物質が瞬間的に変化する動的な現象を観察できることが特徴です。
SPring-8が物質の構造解析に強みを持つのに対し、SACLAでは化学反応の過程の解明や、高速で変化する物質の観測など、最先端の利用研究が行われています。
3GeV 高輝度放射光施設 NanoTerasu
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構と地域パートナーが東北大学青葉山新キャンパス内に建設を進め、2024年度から運用を開始した高輝度放射光施設です。これまで国内にあった施設の約100倍明るい軟X線を発生させることが可能で、物質の電子状態やその変化を高精度で追うことができる世界最高レベルの高輝度放射光施設として、国内外から大きな期待を集めています。
登壇者の一部ご紹介
以下の3部門それぞれから、職員1~4名が登壇予定!※登壇者は当日変更となる可能性がございます。加速器部門:高野 様
業務内容
次世代光源加速器開発プロフィール
大学院では、X線観測による宇宙物理のフロンティア開拓に奮闘。理学博士取得後、光の「観測」から「創出」へと舞台を移しました。UVSOR放射光施設の光源加速器で国内最短波長となる自由電子レーザー(FEL)の発振に成功。その後、世界中から研究者が光に集うSPring-8の光源加速器の建設と高度化に携わり、現在は、次世代放射光計画SPring-8-IIの実現に向けた研究開発を行っています。
ビームライン光学技術推進室:山崎 様
業務内容
X線結晶光学対象:完全結晶・ちょっと歪んだ結晶
最近は壊した結晶も扱っている
超分解能回転装置、液体窒素冷却装置
プロフィール
修士ではX線ビームから光源サイズを推定する方法を研究していました(当時はSPring-8建屋建設中、サイズの推定方法は不明)。JASRIに就職し、所属はずっと光学系です。X線分光器の結晶、精密機器、冷却機器の開発や安定化に関わりました。X線のコヒーレンスの研究で博士をとりました。最近は、利用のギャップになっている中分解能分光器の開発や分光X線の波面解析を進めています。
研究DX推進室:城地 様
業務内容
データ基盤の開発・運用およびX線回折データの解析開発プロフィール
学生時代は、分子シミュレーションを援用してX線結晶回折データ解析をし、蛋白質の動的性質を研究していました。SPring-8では、在籍前には存在しなかったSACLAとSPring-8のデータセンターをそれぞれ整備し、データ基盤を支えるとともに、X線回折データの解析を行っています。
イベント概要
- 日時
- 2026年7月9日(木)18:00 - 19:50
- イベント名
- 世界トップレベルの放射光施設における最先端の光を創る技術の結集~加速器・ビームラインからデータ駆動科学まで~【DAY2】
- 開催場所
- オンライン(Zoom)
- 参加対象
- 研究・技術開発職に興味のある方(修士・博士・ポスドク)
- 概要
-
・JASRI研究組織の概要説明
・各部門の業務概要説明
・部門別Q&A
・今後のご案内
タイムスケジュール
- 17:50 - 18:00
- 学生受付
- 18:00 - 18:05
- オープニング
- 18:05 - 18:15
- JASRI研究組織の概要説明
- 18:15 - 18:45
- 業務概要説明(3部門×10min)
1.加速器部門
2.ビームライン光学技術推進室
3.研究DX推進室 - 18:45 - 18:50
- 部門別Q&Aの説明
- 18:50 - 19:20
- 部門別Q&A(2ターム×15min)
- 19:20 - 19:30
- 今後の選考や職場見学等のご案内
- 19:30 - 19:35
- クロージング
- 19:35 - 19:50
- 全体座談会(任意参加)
FAQ
- Q 当日参加は可能ですか?
- A 事前申込者限定のイベントとなります。当日参加はできかねますので参加ご希望の方は「参加申し込み」ボタンよりお申込みください。なお、申込者多数の場合、早めに申込受付を終了したり、抽選を行うことがございます。
- Q 当日の服装は私服でも参加できますか?
- A 私服で問題ありません。リラックスできる服装でご参加ください。
- Q イベント中の途中入場や途中退場はできますか?
- A 基本的にはご遠慮いただいております。当日やむを得ず途中入場される際には、受付で途中入退の旨お伝えください。また、当日途中退場される際には、アカリクスタッフ宛にZoomのチャット機能を使ってご連絡いただくようお願いします。
- Q 予約をキャンセルすることはできますか?
- A 【アカリク】にログイン後、【イベント申し込み状況】より本イベントを選択し、右下のキャンセルボタンよりキャンセルいただけます。