機械設計エンジニアへの転職事情は?転職を成功に導くポイントともに紹介

転職
industrial drawing detail and several drawing tools

私たちの日常生活は様々な機械を使うことで成り立っており、逆に言えば、機械がなければ今の便利な生活は成り立たないとも言えます。新しい技術や機械、製品がどんどんと生み出されており、最近は従来からある製品にIoTを組み込んだ製品もどんどん開発されており、機械設計エンジニアが今、転職先として注目されています。この記事では、機械設計エンジニアへの転職事情や、気になる年収、未経験からの転職は可能かなどについて説明します。

PC転職用目次下テキストバナー

まだ出会えていない専門求人に出会える

技術者・研究者ならではの転職ニーズ

  • 研究内容を活かせる仕事につきたい
  • 今よりも専門的な知識を増やしたい
  • 最先端な環境へ行きたい

そんなニーズにこたえる転職エージェントの強み

  • あなたの研究を評価してくれる求人企業多数
  • 4,000件を超える専門求人
  • 10年以上研究者や大学院生の就職を支援

技術者・研究者の専門性に特化した転職エージェントなら、あなたの技術を即座に把握し、希望の環境をご提案します! まだ出会えていない専門求人と出会って妥協のない転職活動を!

      アカリクキャリアを始める

機械設計エンジニアの転職事情

ここでは機械設計エンジニアの転職事情と題して、機械設計エンジニアは売り手市場なのか、年収や企業が求めるスキルなどについて、解説を行います。

機械設計エンジニアは売り手市場

機械設計エンジニアは、パーソナルコンピュータやスマートフォン、タブレットなどのICTデバイス、冷蔵庫、洗濯機などの家電、医療用精密機械や工業用機械、自動車やプラントまで、主にマイクロコンピュータが内蔵された製品において、その設計や開発を行う仕事です。機械設計エンジニアは製造業全般で需要の高い職種ですが、特に自動車メーカーや機械メーカー、電子機器関連の企業などを中心に、様々な分野で活躍しています。

機械設計エンジニアになるには、機械、電子、電気といった工学系の学部・大学院を修了していることが求められる専門性の高い職種です。そのため、様々な分野でマイクロコンピュータを使った製品の開発、利用が進んでいる近年、ますます機械設計エンジニア人材の需要が増えているのに対し、少子化で大学新卒者の数が減るなど、需要が満たせていない状況が続いています。実際に2019年4月に厚生労働省が発表した「職業別一般職業紹介状況(実数)」によると、開発技術者の有効求人倍率は2.54であり、全職種における有効求人倍率の1.43を大幅に上回っています。そのため、求職者の売り手市場がしばらく続くと予想されます。

参考: 職業別一般職業紹介状況(実数)

同職種からの転職が多い

機械設計エンジニアに転職を成功させるのは、やはり経験を持っていたり、関連性の高い職種についていた人が優遇されます。ここでは、以下の3つのパターンについて解説をしていきます。

1)機械設計エンジニアの仕事から、機械設計エンジニアへの転職

医療機器メーカーで部品の設計をしていたエンジニアが、他社に転職し、別の医療機器の部品設計を行う場合や、医療機器メーカーで部品の設計をしていたエンジニアが、他業種の自動車部品設計を行う場合がこれにあたります。この場合、即戦力として入社後すぐに機械設計エンジニアとして働くことが期待されていますので、具体的に何ができるのか、これまでどのような経験をし、どのようなスキルが身についているのかが評価の重要なポイントになります。

2)周辺領域の職種から機械設計エンジニアへの転職

機械関連のメーカーで企画職やセールスエンジニアとして働くなど、機械設計エンジニアの周辺領域で働いていた人が、その経験やスキルを生かして、機械設計エンジニアへ転職するケースもあります。この時も、どのような経験やスキルがあるのかが重視されます。

3)未経験から機械設計エンジニアへの転職

少数ですが、未経験から機械設計エンジニアへの転職を成功させる方もいます。事前の準備が必要ですが、特に年齢が若く、工学部や情報系出身であったり、CADを学んだり使用した経験があれば、努力次第で転職に結びつく場合があります。未経験から機械設計エンジニアへの転職については、後ほど詳しく紹介します。

機械設計エンジニアの年収

それでは、気になる機械設計エンジニアの年収はどのくらいなのでしょうか。

厚生労働省が運営する職業情報提供サイトにおいて、機械設計技術者の全国における平均年収は582.7万円とされています。

国税庁『民間給与実態統計調査』(令和元年)によると、1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与は436万円ですから、機械設計エンジニアの年収は日本人の平均給与と比べて高いと言えるでしょう。もちろん、経験を積んだり、特殊なスキルを身に付ければ機械設計技術者の平均年収582.7万円を上回ることも可能です。このため、機械設計エンジニアは求人数、スキルの習得、年収のどの面でも将来性の高い職業であると言えます。

参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)

企業が求めるポイント

それでは次に、機械設計エンジニアとして中途採用を行う際に、企業が転職者に求めるポイントについて解説します。企業は求職者について、書類や面接などで専門性や実績、コミュニケーション能力といった点を確認、評価しています。

専門性や実績

機械設計エンジニアは技術職ですから、当然、専門的な技術力を有している必要があります。機械設計では、機械のコンセプトを考え、設計図を書き、製図ソフトや解析ツールを使ってシミュレーションを行い、検証を行いながら試作品、完成品を制作していきます。そのため、CADやCAM、CAEといった専門のツールを使用しながら、完成度の高い機械設計を行うことができる技術力が必要です。また、機械に関する技術や、新しく製作する機械を使って実現すべき内容なども日進月歩で進歩している業界です。今後、展開が注目されるAIやIoTなどの動向も含め、新しい技術に自ら関心を持ち、積極的に学ぶ姿勢も多くの企業で求められています。 

コミュニケーション能力

機械設計ではチームを組み、各フェーズの担当者が意見を出し合いながら進めていくことが一般的です。少しのズレや認識の相違が大きな問題につながってしまうため、コミュニケーション能力が重要視されています。また、機械設計エンジニアは顧客の要望を確認したり、関係会社と情報を共有してすり合わせやミーティングを行うことも、業務の中に含まれます。顧客の機械設計や、機械に対する知識レベルは様々ですから、相手の知識レベルに合わせた説明やプレゼンテーション、質疑応答を行うコミュニケーション能力が求められます。

未経験で機械設計エンジニアに転職できる?

これまで見てきたように、機械設計エンジニアへの転職においては、専門的な技術力や実績が高く評価されます。未経験から機械設計エンジニアへ転職することはハードルが高いですが、以下の2つのパターンの場合、可能性があります。

1つ目は、大学や大学院などで電気工学や機械工学、情報工学を学んでいたが、他職種で働いていた第二新卒人材の場合、未経験可の求人を探せば、未経験から機械設計エンジニアに転職できる可能性があります。

2つ目は、関連のある職種から機械設計エンジニアに転職する場合です。電気工学や機械工学、情報工学のバックグラウンドを持ち、機械関連のメーカーで企画職やセールスエンジニアなど、近接領域の仕事をしていて、機械設計エンジニアに生かせる知識を持っている場合や、ITエンジニアなど他業界の技術職として勤務経験がありIoTやAIの組み込みに関して、機械設計エンジニアとして即戦力となる知識やスキルがあるなどの場合は、未経験から機械設計エンジニアに転職できる可能性があります。

機械設計エンジニアへ転職するのに有利な資格

ここでは、他業種や未経験から機械設計エンジニアへ転職する際に有利な資格について説明します。他のエンジニア職同様、この資格がないと機械設計エンジニアとして働けないというような免許や資格はありません。さらに、機械設計エンジニアになるには、資格よりも実績のほうが重視される傾向があります。しかし、未経験から機械設計エンジニアを目指す場合は、やはり資格があった方が転職には有利になると言えます。また、このような資格を取得するために学ぶことで、機械設計エンジニアの仕事内容や必要なスキル、本当に自分が機械設計エンジニアを目指したいのか、向いているのかなどもわかってくるという意味もあります。

技術士(機械部門)

技術士は五大国家資格の1つに入り、取得することで高い信頼と評価を受けられます。その分、試験の難易度は高くなっています。第一次試験は技術士となるのに必要な科学技術全般にわたる基礎的学識、及び法第4章の規定の遵守に関する適性、並びに技術士補となるのに必要な技術部門についての専門的学識を有するかどうかを判定するもので、その内容は大学のエンジニアリング課程(工学、農学、理学等)程度とされています。第二次試験は技術士となるのに必要な技術部門についての専門的学識及び高等の専門的応用能力を有するか否かを判定するもので、機械設計エンジニアであれば、21技術部門の中から、機械部門を選択することになります。

参考:公益社団法人 日本技術司会

機械設計技術者

機械設計技術者試験とは、一般社団法人日本機械設計工業会が主催する、機械設計技術者の技術力を認定する試験です。この試験の目的は「安全で効率のよい機械を経済的に設計する機械設計技術者の総合能力を認定し、機械設計技術者の技術力向上と社会的評価の適正な確立を図り、我が国機械産業の振興に寄与することを目的としています。」とされています。こちらは民間資格ですが、年々知名度が上がっていること、3級から1級まであり、段階的に勉強がしやすいことが長所となっています。機械設計エンジニアになるには、2級以上の取得を目指しましょう。

CAD利用技術者試験

CAD利用技術者試験には2次元CAD利用技術者試験、3次元CAD利用技術者試験があります。機械設計エンジニアはCADを使用して設計図を書くため、CADのスキルは必須です。CADのスクールやeラーニングも多数ありますが、自治体の職業訓練でもCADに関する講座が設けられていることが多いです。職業訓練校に通えば、安価で高い技術を身に付けることができますので、お住まいの自治体で確認してみましょう。

転職を成功させるためにはエージェントを活用しよう

最後に、機械設計エンジニアに転職する方法について解説を行います。前の章でも見てきたように、機械設計エンジニアの需要が多く、人材の供給が少ないため、求人広告もよく見かけるようになりました。

しかし、情報収集や応募先とのやり取りをすべて一人で行うと多くの時間と労力がかかってしまいます。

機械設計エンジニアへの転職活動には、情報収集、キャリアの棚卸し、目標設定、転職準備など、様々な準備が必要になり、それに必要な時間と労力はかなりのものになります。そのため、一人で全部行うのではなく、転職エージェントの利用がお勧めです。転職エージェントには、これまでに転職活動をされた方の情報がどんどん登録されていきます。キャリアカウンセラーに相談することで、例えば、機械設計エンジニアへの転職活動において、面接ではどのような質問をされたかの情報などを得ることができます。また、求人情報の方も日々アップデートされていき、最近機械設計エンジニアに良く求められるスキルのトレンドの移り変わりなどもエージェントは把握しています。 

転職エージェントには様々な会社がありますので、自分に合った会社を選ぶことが重要です。アカリクキャリアは、大学院卒の就職支援・転職支援を専門に行う転職エージェントです。社員の多くは大学院卒であり、大学院卒の就職支援・転職支援に関するノウハウがしっかりと蓄積されています。また、10年に渡る就職支援の中で、企業との結びつきを深め、非公開求人の依頼も多数保有しています。初回のキャリアカウンセリングから最後まで、一人ひとりに担当キャリアカウンセラーがつき、支援を行うため、きめ細かい対応が可能です。これまで多くの方の転職をサポートしてきた経験から、現在はどのようなスキルがあれば機械設計エンジニアへの転職で高く評価されるかという理解や、5年後、10年後のキャリアプランを含めたコンサルティングなど、将来を見据えた支援を行えることも、アカリク転職サービスの大きな強みとなっています。このような転職エージェントを利用することで、時間と労力のコストが大幅に削減でき、転職活動の心強い味方が得られます。また、自己分析について客観的な意見が得られることも重要なポイントです。 

今すぐに転職したいという方以外でも、機械設計エンジニアへの転職可能性を知りたい方、長期的なキャリアに関する相談、自分のスキルや経験が生かせる職種にはどんなものがあるか知りたいなどの理由で登録される方も多いものです。ぜひ、アカリクキャリアに登録し、転職活動の一歩を踏み出しましょう。

まとめ 

この記事では、機械設計エンジニアに転職を考えている方に向けて、機械設計エンジニアの転職事情や、年収、未経験から機械設計エンジニアへの転職可能性と身に付けるべきスキルなどについて解説してきました。

様々な業界で機械設計エンジニアの需要が高まっていますので、今後もまだまだ求人数が増えることが予想されます。一方で、市場価値の高い機械設計エンジニアになるには、機械の設計に関する知識やスキルだけでなく、今後さらに需要が高まっていくIoTやAI関連の知識やスキルも積極的に日々アップデートし、時代の要請に対応できる機械設計エンジニアを目指す必要があります。現在のご自身の状況から、今後どのように機械設計エンジニアを目指す準備を行い、どのようなキャリアデザインを描くのかも含め、アカリクのキャリアコンサルタントにぜひご相談ください。

タイトルとURLをコピーしました