化学メーカーに就職したら、どんな仕事をする?業界情報とともに紹介

アカリクコラム
この記事は約6分で読めます。

化学メーカーはあらゆる物の素材を作る会社なので、非常に社会貢献性が高いですよね。

化学メーカーというと理系の就職先のイメージが強く、文系では就職が難しいと考えられています。

しかし、イメージに反して、文系でも職種によっては化学メーカーに就職することができます。そこで今回は、化学業界についてや化学メーカーでの職種、文系が化学メーカーで就職するためのポイントについてご紹介します。

化学メーカーで就職を検討している方は、業界分析にもつながりますのでぜひ参考にしてください!

cv-btn

【自分では気づけなかった修士・博士・ポスドクの強み】が分かる!

就活をする多くの院生・ポスドクが共感

  • 研究が忙しいけど就活も妥協したくない
  • 研究を活かした就職をしたい
  • 院生ならではの事例・ノウハウが知りたい

そんな院生・ポスドクのための就活サイト『アカリク』の強み

  • 修士・博士・ポスドク専用の好待遇求人多数
  • あなたの研究を評価してくれる求人企業多数
  • 累計15万人の院生・ポスドクが利用

スタッフの多くが院卒で、10年以上院生・ポスドクの就活支援を行っているアカリクなら【自分では気づけなかった修士・博士・ポスドクの強み】が分かります。【研究】も【就活】も妥協せず成果を出したい方は是非ご活用ください。

アカリクを始める

化学業界とは

化学メーカーと一口に言っても大きく3つに分類することができます。

それぞれの特徴を理解することで、選考対策になるだけでなく、自分がどの化学メーカーで働きたいか具体的にイメージすることができるのでぜひ理解しましょう。

総合化学メーカー

総合化学メーカーとは、一般的に基礎原料から中間材料、最終製品の各種製品までの一貫生産ができる企業のことを指します。

この基礎原料の調達を行うのは総合化学メーカーがほとんどです。

中間材料や最終製品を専門的に扱うメーカーが多い中で、全て自社で行える総合化学メーカーは非常に技術力が高いと言えるでしょう。

具体的な企業例

三菱ケミカルホールディングス

住友化学株式会社

旭化成

昭和電工

トクヤマ

誘導品メーカー

誘導品メーカーは中間材料を製造するメーカーです。

基礎原料を基に、最終製品を製造するために必要な部品を製造する役割を担っています。つまり、メーカーのためのメーカーと言えます。

誘導品メーカーは、直接消費者と関わっていないので、大手であっても名前を聞いたことがない会社が多いかもしれません。しかし、最終製品を作るためには必要不可欠な役割を担っており、多くの方々と間接的に関わっています。

具体的な企業例

信越化学工業

三菱ガス化学

ダイセル

セントラル硝子

電子材料メーカー

電子材料メーカーは、基礎原料や誘導品を、これらを取り扱うメーカーから購入して、半導体やディスプレイなどの電子材料の生産を行うメーカーです。

こちらのメーカーは製作した電子材料を各種メーカーに販売し、さらにそのメーカーが製品を製造して、最終的に消費者に製品が渡るため、ビジネスモデルはBtoB(企業が企業に向けて商品やサービスを提供すること)になります。

電子材料は、スマートフォンやパソコンを中心とした電子機器に使用されており、私たちの生活を支えているものなので、電子材料メーカーはなくてはなりません。

具体的な企業例

富士フイルムホールディングス

住友ベークライト

昭和電工マテリアルズ(元 日立化成工業)

東京応化工業

幅広い事業を展開

上記の電子材料メーカーの例に限らず、他にも幅広い分野において化学業界は人々の暮らしを支えています。

具体的には、住友化学が手がける大日本住友製薬や三菱化学が手がける田辺三菱製薬では、製薬事業を行っています。また、積水化学が手がけるセキスイハイムや旭化成が手がけるヘーベルハウスは住宅を扱っています。

また、富士フイルムが手がけるアスタリフトは化粧品を扱うなど、一見化学業界と繋がりがなさそうな分野にも密接に関わっています。

幅広い分野に事業展開している化学業界ですが、近年特に力を入れているのはヘルスケア分野です。

ヘルスケア分野は、健康意識の向上や少子高齢化により、今後ますます需要が増加していく傾向にあるため、それに応じて市場も伸びてきています。

多くの方々の生活の利便性だけでなく、健康も支えるため、化学メーカーの社会的役割は非常に大きいと言えますね。

参照:数字で見るヘルスケア産業 2030年、37兆円規模に

化学メーカーの仕事内容を紹介

では、次に化学メーカーの職種について見ていきましょう。

職種について理解することで、入社後に自分の能力がうまく発揮できなかったり、モチベーションの低下を防ぐことができるので、しっかり理解していきましょう。

また、職種によって採用時の選考で重視されるポイントが異なる場合もあります。下記の職種紹介を参考に自分のアピールポイントを考えていきましょう。

研究開発職

化学メーカーの研究開発職は、新たな発見や仮説の検証などを行なって新規開拓を行う基礎研究と、基礎研究で得た成果を具体的な製品化につなげるための応用研究を行います。

当然、化学メーカーで研究開発職に就くためには、入社後の研究で成果をあげる必要があるため、高い専門性が求められます。

そのため、理系の学部卒では研究開発職で就職することが難しいと考えられており、修士号以上の学位取得者が採用されるケースが多いです。

しかし、化学専攻だけでなく生物専攻や物理専攻の方も採用される場合もあるので、化学メーカーの研究開発職=化学専攻のみと考える必要はありません。自身の専攻に限らず幅広く就職先を探してみましょう。

製造・生産技術開発職

製造・生産技術開発職は、製品の製造に関する技術や生産方法の開発をする職種です。

この製造・生産技術開発職により、製造の効率化や量産化が可能になり、製品が市場に出回ることができます。

高い専門性だけでなく、関係部署との連携が多い職種であるため、選考ではコミュニケーション能力も重視されます。

どれだけ優れた製品を開発することができても、技術開発によって製造・生産技術が確立しなければ商品化が難しくなるからです。

製造・生産技術開発職は化学専攻だけでなく、機械専攻等の他分野を専攻していても採用されるチャンスがあります。

営業職

営業職は、イメージできる方も多いと思いますが、製造・生産したものを社外に売り込んだり、現場のニーズを社内にフィードバックする役割を持っています。

とくに営業職は、売り込みのために自社が取り使うものに関しての知識が必要なため、入社後の勉強は欠かせません。

化学メーカーは、研修が手厚いところが多いので、文系で就職しても入社後に必要な知識を深める機会があります。

そのため、化学メーカーの営業職は理系しかできないというわけでなく、文系でも化学の知識を意欲的に学べる人であれば活躍することができます。

事務系職

事務系職は、内勤で主に庶務関連の業務を行います。他の職種の方が円滑に業務を遂行するためのサポートや、実績関連の取りまとめを行うことが多いです。

化学の知識や専門的知識が少ない状態から活躍することができるため、文系にとって人気の職種となっています。

文系で化学メーカーに就職できる?

前述の通り、文系で化学メーカーに就職できる職種はあります。

文系で化学メーカーに就職する場合は、主に事務系総合職への適性が高いといえます。

事務系総合職では、営業や購買などの直接部門・事務や総務、営業支援などの間接部門があり、個人の適性によって配属が決まります。

直接部門では製品知識について詳しく知る必要があります。

また、間接部門では他の職種が円滑に業務を遂行できるように、周囲をサポートする能力が必要となります。

このように、文系でも化学メーカーでの活躍の場は用意されています。むしろ文系だからこそ、ポテンシャルを評価されることも多いのです。

まとめ

今回は、化学メーカーの概要や職種、文系が活躍できるフィールドについてご紹介しました。

最後に記事の内容をおさらいしましょう。

1.化学メーカーは総合化学メーカー、誘導品メーカー、電子材料メーカーに分けられる

2.化学メーカーの職種は研究開発職、製造・生産技術開発職、営業職、事務系職に分けられる

3.文系でも事務系総合職採用で活躍できる

化学メーカーでは化学専攻だけでなく、様々な方が活躍できることがわかりましたね。

ぜひ今回の記事を参考に、社会貢献性の高い化学メーカーへの就職を検討してみましょう!

タイトルとURLをコピーしました